クラシックシリーズ12 千里眼 背徳のシンデレラ 完全版 下 (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング
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レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (633ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836352

作品紹介・あらすじ

友里佐知子の意志を受け継いだ鬼芭阿諛子は国家転覆を企んでいた。美由紀の前に、復讐鬼となった阿諛子が立ちはだかる――恒星天球教との最後の戦いが始まる! ついに完結、クラシックシリーズ最終巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 2019年20冊目。クラシックシリーズ完結篇。鬼芭阿諛子との決着が血生臭いものにならず、最後は互いに理解し合えたという結末は何かほっとした感じがした。友里佐知子のモルモットから良世連という仲間(鬼芭阿諛子はあまりそう思っていなかったけれど)と行動を共にするうちに、自我が芽生えたという描写が、遅いけれど鬼芭阿諛子の救いになったのは読んでいて何か心温まるものが読んでいて感じられた。ともかく2年近くかけてクラシックシリーズを読み終えた。少し間を置いて千里眼の新シリーズを読みたいと思う。

  • 謎の神社には、境内に日本経済復興の鍵となる発明が隠されていた。しかし、それは国家転覆を企む鬼芭阿諛子の切り札だった!真実に一歩ずつ迫る岬美由紀に、復讐鬼と化した阿諛子が立ちはだかるー。美由紀は千里眼の宿命に決着をつけるべく、恒星天球教との最後の戦いに向かっていく!

  • 既読

  • 遂に終わるのかと思ったら、続編のシリーズがあったとは…。でも友里の過去は壮絶だった。

  • あゆこが最後の最後に救われてくれてほっとしました。このまま死んじゃうんじゃないかとはらはらしながら一気に読んでしまいました。美由紀も蒲生さんもやっと一区切りつけてよかったですね。
    ただ、自分としては最後ダビデが空気を読んだためとはいえ、ちょこっとしか出ないところがさみしく、嵯峨くんが皆無すぎてちょっと切ないです。新シリーズでは出てくれる事を期待しています。

  • 阿諛子は国家機密の空飛ぶ車でクーデター計画を実行に移す。直前に美由紀が打った秘策がわかった時の衝撃は大きかった。長編のすべてのエピソードはこのためにあったのかという感じ。終わり方も、敵を憎むという終わり方でなく、臨床心理士らしく心の問題に目を向けたのがよかった。

  • 千里眼シリーズ第12弾後編。
    友里佐知子がどうしてあそこまで左翼思想にのめり込んだのかがいまだにどうやっても理解できないことを除けば、おおむねこれまでの物語の伏線が一気に回収され、その上で宿敵鬼芭阿諛子との決着と怒濤のようにストーリーが展開する。
    友里佐知子はあれほど資本主義に対して憎悪を燃やしていたのに、資本主義の権化のようにブランド品やステータスの高い外車などで身を固め、実はそうすることで自分の思想が変わっていっても良さそうなのにいつまでも旧態依然とした価値観を持ち続けていたという、それはそれで実は残念な人だったのかと半ばガックリ来たのは間違いない。とはいえ、阿諛子とはよく言えばハッピーな、悪くいえば予定調和的な関係を築き、ダビデもマリオン亡き後のメフィストコンサルティングをどう扱っていくのか、この先に含みを持たせながら去って行き、恒星天球教に絡む物語は一部紆余曲折はあったもののクラシックシリーズとしてまとめられ、決着を見たことになる。
    いろいろとツッコミどころがないわけではないが、それでもこの長大な物語をしっかりと、しかもページを繰る手を休ませたくなくなるほど引きつけさせるところはさすがと言える。このあたり、毎度毎度感心させられる。
    新シリーズがどうやって始まり、どんな物語が展開するのか、未読の身としては楽しみで仕方ない。

  • 友里の過去が明らかになり、また、今までは未知だった鬼芭阿諛子についても明らかになった事を胸に、美由紀は阿諛子と最後の決着を!!
    美由紀はダビデが危惧するように友里のようになるのか、否か。
    結末では阿諛子と和解するなど、第二の友里にはならなかった美由紀に安堵。
    これでシリーズ完結であるが、新シリーズの方も読んでいきたい。

  • 読み始めてから気が付いたのですが「ブラッドタイプ」を飛ばしてしまったらしい。。。
    それでも違和感なく読めました。
    それにしても、この始まり方!
    今だったら問題になってしまったかも。
    内容は今までのクラシックシリーズのおさらいもかねています。
    終わり方も綺麗で良かったです。

  • 1月-5。3.5点。
    鬼芭との最終決戦。一気読み。
    終わりかたが、綺麗だったかな。
    らしいと言えばらしい感じ。
    色んな辻褄も合ったな。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2021年 『千里眼 ノン=クオリアの終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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