クラシックシリーズ12 千里眼 背徳のシンデレラ 完全版 下 (角川文庫 ま 26-76 クラシックシリーズ 12)
- 角川グループパブリッシング (2009年5月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (640ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043836352
作品紹介・あらすじ
友里佐知子の意志を受け継いだ鬼芭阿諛子は国家転覆を企んでいた。美由紀の前に、復讐鬼となった阿諛子が立ちはだかる――恒星天球教との最後の戦いが始まる! ついに完結、クラシックシリーズ最終巻!!
感想・レビュー・書評
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2019年20冊目。クラシックシリーズ完結篇。鬼芭阿諛子との決着が血生臭いものにならず、最後は互いに理解し合えたという結末は何かほっとした感じがした。友里佐知子のモルモットから良世連という仲間(鬼芭阿諛子はあまりそう思っていなかったけれど)と行動を共にするうちに、自我が芽生えたという描写が、遅いけれど鬼芭阿諛子の救いになったのは読んでいて何か心温まるものが読んでいて感じられた。ともかく2年近くかけてクラシックシリーズを読み終えた。少し間を置いて千里眼の新シリーズを読みたいと思う。
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謎の神社には、境内に日本経済復興の鍵となる発明が隠されていた。しかし、それは国家転覆を企む鬼芭阿諛子の切り札だった!真実に一歩ずつ迫る岬美由紀に、復讐鬼と化した阿諛子が立ちはだかるー。美由紀は千里眼の宿命に決着をつけるべく、恒星天球教との最後の戦いに向かっていく!
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既読
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遂に終わるのかと思ったら、続編のシリーズがあったとは…。でも友里の過去は壮絶だった。
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あゆこが最後の最後に救われてくれてほっとしました。このまま死んじゃうんじゃないかとはらはらしながら一気に読んでしまいました。美由紀も蒲生さんもやっと一区切りつけてよかったですね。
ただ、自分としては最後ダビデが空気を読んだためとはいえ、ちょこっとしか出ないところがさみしく、嵯峨くんが皆無すぎてちょっと切ないです。新シリーズでは出てくれる事を期待しています。 -
1月-5。3.5点。
鬼芭との最終決戦。一気読み。
終わりかたが、綺麗だったかな。
らしいと言えばらしい感じ。
色んな辻褄も合ったな。