被疑者04の神託 煙 完全版 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.30
  • (3)
  • (6)
  • (9)
  • (5)
  • (0)
本棚登録 : 133
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836376

作品紹介・あらすじ

愛知県生稲市の布施宮諸肌祭りでは、厄落としの神=神人が地元より、毎年たった1人だけ選出される。今年はタバコ屋の主人、榎木康之が選ばれた。しかし、彼にはどうしても神人にならなければいけない理由があった!実は、ある娘の奇怪な振る舞いが榎木を厄難の渦に追い詰めていたのだ。二転三転する、息もつかせぬ驚天動地のストーリー!大ヒットシリーズ『千里眼』『催眠』の著者の初期傑作『煙』が、ついに待望の完全版で登場。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 途中までは冗長だったけどまさかの結末。初期の作品なのでまだ文章がこなれていないかな。

  • 物語の元ネタとなった稲沢市在住、南山大学出身のはだか祭り大好き人間としては、尾張弁のクセが強すぎるところとか、地元の人間性のディスり具合が気になりつつ読んだが、神社も巻き込んだ結末に憤慨!でした。はだか祭りはインチキじゃないです…

  • 急展開にびっくり。

  • 儺負(追)人とは、本文より。
    「明治以前までは、罪人をひとり捕らえて儺負人(なおいびと)としていました。現在のように儺負人が神人と呼ばれるようになったのは、明治後半から昭和にかけてといわれています。また、裸男がもみ合うようになったのもそのころだそうです」
    どんな罪人だったかは、触れないつもりらしい。それも当然だった。武士、女、子供、僧侶、乞食以外の罪人。それが当時の儺負人の条件だった。

    最後まで読み終えた。
    難しいな!読後感は少し虚しく寂しいけど、それが、人間か。
    最近、何をしても、虚しい。歳のせいだろうか。登場人物達の世代は、私よりも一回り上のようだが、あまり変わらないか。もう人生も長くないと思う頃に、一抹の寂しさが漂う頃なのだろうか。自分自身の劣等感が日増しに増幅するみたいだ。仕事の悩みが有る。趣味の合気道仲間との交流も何だが、違和感が有るのは、何故だろう。
    人生に疲れて来たのかもしれない。

  • 最後まで読むと面白くて納得なのですが、やっぱり千里眼シリーズや催眠シリーズの方が好みです。

  • なかなか悲しい話でした。

  • 千里眼シリーズと比べると文体がかなり違う印象を受けました。でも最後のどんでん返しはさすが松岡さんだなぁと、思ってしまいました。

  • 千里眼シリーズも好きですが、このような単発の小説は小説で楽しく一気に読み終えることが出来ました。クライマックスのどんでん返しは作者らいし展開ですね。

全8件中 1 - 8件を表示

著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2021年 『千里眼 ノン=クオリアの終焉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松岡圭祐の作品

ツイートする
×