万能鑑定士Qの事件簿 II (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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レビュー : 389
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836437

作品紹介・あらすじ

『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽礼が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。だが、まだ万能鑑定士・凛田莉子の鑑定がある!パーフェクトな偽礼の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!?書き下ろし「Qシリーズ」第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • ハイパーインフレが気になり急いで下巻を手に取ったのに、今度は力士シールの顛末が気になる始末。
    ハイパーインフレとどう繋がって(繋げて)ゆくのか、莉子がどう真相に辿りつくのか。
    わからないまま残りページが少なくなっていくのにはらはらした。

    「理想と現実には開きがあるもんだ。(中略)私の信念は結局、金に負けたんだよ」
    切なく苦い真相でした。

    理想と知の財産を受け継いだ莉子の活躍はここからスタート。
    ゆっくりシリーズを追いかけます。

  • 鑑定で披露される知識の数々は、興味深くて面白いのだが、ストーリーや事件はというと、うーん、そこまでの魅力を感じなかった。余計なエピソードや登場人物が多い気がするんですよね。派手なわりに肩透かしを食うようなところも多々あり。上巻に続き、やはりいまいち。

  • 偽札騒動とハイパーインフレの謎に迫る。綺麗な結末とどんでん返しにやられました。一巻が未完であったことと、二巻も途中までは主人公二人の視点変更と短編の小ネタのような脇道ばかりで、非常に不安でしたが、極めて面白いエンタメ作品でした。インフレの目的っといえば、たしかにアレだよなー、伏線もお見事でした

  • あらゆる鑑定をクリアしてしまう偽札が大量に出回ったために、ハイパーインフレに陥った日本。
    なんだかSFを読んでいるような気分で読み進めます。

    万能鑑定士Qこと凛田莉子は偽札の謎を解く手がかりを得るために故郷・波照間島に飛びます。
    一方、雑誌記者の小笠原も、東京で莉子の役に立つような情報を集めるために奔走します。

    物語終盤に向かって、次々と伏線が回収されていくのが気持ちよかったです。
    ずば抜けた知識と観察眼が光る、莉子の謎解き場面は目が離せませんでした。

    芸術、地理、規格や文房具まで、いろいろな分野をカバーする莉子を生み出す著者は、どんな風に情報収集されているのか気になります。

  • 力士シール篇の完結編。
    ハイパーインフレーションを起こした日本がリアル。
    豊富な知識で、ささいな情報から推測し、調べを進める。
    どれも説得力がありつつ、二転三転する展開で、目が離せない。
    最後の謎解きも、ちりばめられた伏線がすっきり解決する。
    キャラもたのしく、読みやすかった。
    シリーズ化しているようなので、続編も読んでみたい。

  • Ⅰからの完結編。犯人はいまいち納得がいかない。

  • 展開が読めそうで読めないから、一気に読みたくなる。続きはもう何巻も出てるからどれから読むか迷う。

  • まさかの結末にビックリやけど、物憂げな終わり方は相棒みたいで、好みでもあったり。
    万能鑑定士の船出として、読みごたえありましたね。
    ハイパーインフレ、恐ろしい!

  • 1巻の続き。
    1巻のドキドキに比べると盛り上がりに欠けた感じがしました。
    それでも、偽札のトリックや、犯人があまりにも身近な人だった事などは、肩すかしな気もしたけど、盲点で面白かった。
    それから、このお話にライターの彼って必要かな?と軽い疑問が湧きました。

  • 意外な結末でした。内容なければはないが単純に楽しくよめた。漫画的な内容。

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著者プロフィール

松岡 圭祐(まつおか けいすけ)
1968年生まれの作家。1997年に出した小説デビュー作『催眠』がヒット作となりシリーズ化される。1999年の『千里眼』も人気を博し、シリーズ化。
一番著名なのは『万能鑑定士Qの事件簿』をはじめとした「Qシリーズ」で、「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」というキャッチコピーで人気を博し、映画化された。

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