万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.69
  • (109)
  • (240)
  • (236)
  • (29)
  • (2)
本棚登録 : 1961
レビュー : 180
  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836499

作品紹介・あらすじ

波照間島から凛田莉子に届いた突然の手紙。そこには「水不足問題は解消。寄付はもう必要ない」とあった。募金はまったく集まっていなかったはずなのに!故郷に戻った莉子が見たのは、12億円で夢の発明を買えると信じ、無邪気に喜ぶ人々の姿だった。同級生の葵、結愛とトリオを組み、発明者のいる台湾へ向かうが、誰も彼の姿を見たことがないという…。莉子は故郷を救うため、台湾を駆ける!書き下ろし「Qシリーズ」第8弾。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • よく調べてあるじゃない~波照間島の一番の問題は生活用水で、莉子も少しずつ寄付している。波照間出身の竹富町議員がメールに気がついて台湾に飛び、12億円で淡水化技術を買う約束をしてきたが、それを聞いた莉子は怪しいと思い、早稲田の准教授にも相談し、石垣に飛んだ。しかし町は取り合ってくれず、やむなく台湾に波照間の同級生3名と渡った。場所に辿り着いても住民は知らないと言うし、それらしい倉庫ももぬけの殻。浄水と書いて現地の人に見せると台北に行けと言われる。手がかりを求めて台北に移動し、シェラトンホテルの日本語が話せる従業員とその祖父の協力を得て警察にも繋がったものの、実際の詐欺被害が起きていない内は具体的には動いてくれない。倉庫の借り主の名から、転居先の台北の住宅に行くと、台湾式と日本式の母屋が二棟。畳の秘密に気がついて井戸を探っても空振り。新たな手掛かりは日租套房では顔認証用のカメラと繁字体のコード、オタクの聖地のカラオケマシーンは高雄の示していた。高雄の日月潭で辛い料理を食べながらピンときた~竹富町役場が石垣島にあるのが面白いと思うがね。こうも巧くいくもんかねぇ?ま、フィクションでエンタメだから良いか!

  • 波照間島の水問題の詐欺を台湾まで飛んで暴くというかなりスケールの大きい話。トリックの暴き方が相変わらず巧妙。

  • 本作は台湾が舞台。
    アジア圏だけあって日本になじみ深い感じ。
    そして近いからこそ気づかない文化の違いも面白い!
    犯人もトリックも最後の最後までわからなくて、読み終わるまでスピードが落ちることなく読み続けられた。
    アンパンマン落ちにちょっと吹いた(笑)

  • ようやく渇水問題解決かと思ったのに残念。

    しかし文化や表記の違いを使った叙述トリックはなかなか面白い。

  • 2人の幼馴染みとの偶然の再会後、彼女らと台湾に調査へ。そして台湾で友人となった女性も加わり、思い出話や国の慣習や言葉の違い、過去と現在の立場やそれによる心の動きや心理、気ままな女性同士の会話、凄く楽しく読みました。
    小笠原さんは、本当にいつも莉子さんのこと思ってるんだなぁーとしみじみ。

  • いろいろと、何冊も啓発本を読み始めたものの、
    結局啓発本って。。。自己慢か、生き様だし、僕には当てはまらないじゃん。
    ということで、楽しく読める小説に戻ってきました(●'ω'●)

    莉子さん、さすがです。。。という感想。
    面白すぎる!
    情景が浮かびまくる松岡先生、さすがすぎる!
    ということで勢いでⅨも購入しましたー。

    数冊他の作家さんに浮気してからまた戻りたいと思います(●'ω'●)

    (Feb 26, 2012)

  • そういえば本作にはスイートプリキュア♪のキュアメロディとキュアリズムが登場するのでした。2011年2月25日刊行。早い。

  • 海水をフィルターに通すと淡水になるという、波照間島の水不足を救う画期的な技術、しかしそれは詐欺だった。故郷を救うために台湾に行った莉子と同級生の葵と結愛。タイムリミットが迫るなか、莉子たちは真相にたどり着けるのか…。
    表紙の赤いチャイナドレスの莉子がかわいい!台湾の夜市でのドタバタした感じも楽しかった。活気溢れて人が優しい台湾、行ったことないけど行ってみたくなった。

  • 今回は本当にギブアップかと思ったけど、諦めない気持ちからの一発逆転ホームラン。葵に結愛の同級生トリオに、台湾で知り合った美鈴さんが加わって、文化の違いも散りばめてあって楽しく読めた。同級生達と再開して、それぞれの持ち味と成長を互いに愛せるのがうらやましい。

  • 波照間島から凛田莉子に届いた突然の手紙。そこには「水不足問題は解消。寄付はもう必要ない」とあった。募金はまったく集まっていなかったはずなのに!故郷に戻った莉子が見たのは、12億円で夢の発明を買えると信じ、無邪気に喜ぶ人々の姿だった。同級生の葵、結愛とトリオを組み、発明者のいる台湾へ向かうが、誰も彼の姿を見たことがないという…。莉子は故郷を救うため、台湾を駆ける!

全180件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

松岡 圭祐(まつおか けいすけ)
1968年生まれの作家。1997年に出した小説デビュー作『催眠』がヒット作となりシリーズ化される。1999年の『千里眼』も人気を博し、シリーズ化。
一番著名なのは『万能鑑定士Qの事件簿』をはじめとした「Qシリーズ」で、「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」というキャッチコピーで人気を博し、映画化された。

万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)のその他の作品

松岡圭祐の作品

万能鑑定士Qの事件簿VIII (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする