万能鑑定士Qの事件簿XII (角川文庫)

著者 :
制作 : 清原 紘 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.68
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本棚登録 : 1754
レビュー : 180
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043836536

作品紹介・あらすじ

「『太陽の塔』を鑑定してください!」万能鑑定士Qに前代未聞の依頼が持ちこまれた。クライアントを追って大阪・吹田署の警部補が店に飛びこみ、牛込署の葉山も姿を現す。解明の急がれる重大な謎-『太陽の塔』に秘密の抜け穴は存在するのか。万博公園に赴いた凛田莉子を待っていたのは、正体不明の人物による鑑定能力への挑戦だった。知性のシンデレラ・ストーリー、いまここにクライマックスを迎える。Qの事件簿シリーズ第12弾。

感想・レビュー・書評

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  • スケール大きいのか・小さいのか~万博記念公園でアパレル会社のサラリーマンの妻が失踪した。太陽の塔に連れ込まれたのだが、忽然と姿を消したのだ。太陽の塔は内部に耐震工事が施され、一方通行の先にある右腕の先から螺旋階段で降りられるらしいが、最上部にはPDIという自動的に縫製するマシンも展示されていて、元NASA職員のアメリカ人も絶賛している。妻の失踪を懸命に訴える夫に、警備会社の責任者は親切に対応してくれるが、手掛かりはなく、警察に訴えても家出人捜索願を出せと言うだけだ。大阪に赴いて被害者宅に行くと不思議な呼び出しが掛かって、鑑定の腕を試されるが…~事件簿は終了らしいが、シリーズはまだまだある…

  • 「太陽の塔を鑑定してください!」目の前で妻を太陽の塔に連れ去られた蓬莱さんからの依頼。行方不明の女性の捜索から、展示品の盗難、謎の人物からの鑑定テスト、と、目まぐるしく事態は動き…。
    久しぶりに出てきた華蓮の「人はいつでも夢の一歩手前」というセリフが沁みた。

  • 万能鑑定士Qシリーズ第12弾。
    大阪の太陽の塔を巡って発生した人の蒸発事件の謎に挑む。
    前作までの莉子最大のライバルも再登場し、
    いつも通り安心して楽しめる良作ミステリーとなっている。

    ひとまず、本作でひとつの終焉を迎えたが、
    以降も続いている本シリーズ。少し間を開けてから読みたいと思う。

  • ストーリー的には、ちょっとそんなのあり?って感じだったが雨森華蓮とタッグを組むのも二度目で、楽しめた。事件簿のラストであったことは巻末で知ったが、推理劇でどう展開するのか楽しみ。この巻でなくても映画化はもうないのかな。

  • 「『太陽の塔』を鑑定してください!」万能鑑定士Qに前代未聞の依頼が持ちこまれた。クライアントを追って大阪・吹田署の警部補が店に飛びこみ、牛込署の葉山も姿を現す。解明の急がれる重大な謎ー『太陽の塔』に秘密の抜け穴は存在するのか。万博公園に赴いた凛田莉子を待っていたのは、正体不明の人物による鑑定能力への挑戦だった。知性のシンデレラ・ストーリー、いまここにクライマックスを迎える。

  • シリーズの最終巻らしい感じ.「人はいつでも夢の一歩手前よ」が印象的フレーズ.まさかハリボテのなかに人が,そしてそれに目をつぶる代わりに...

  • 太陽の塔というこれまでにない巨大な建築物の鑑定というスケールの大きさ。謎の人物から送られてくる鑑定の課題。相手が大きいことも含め、事件簿シリーズの最後を飾るにふさわしい内容だった。
    表紙にはだまされた。てっきり莉子が結婚するのかと思ったが、どうやら恋愛方面はまだまだずっと先のようだ。

  • 読書録「万能鑑定士Qの事件簿12」3

    著者 松岡圭祐
    出版 角川文庫

    p119より引用
    “「店で万引きする輩にしても、お金がなく
    て買えないからという犯行動機はごくわずか
    でね。盗みたいから盗む。そういう短絡的な
    思考だからこそ反社会的行動にでるんで
    す」”

    目次から抜粋引用
    “ニュース番組
     万能の終わり
     四つの鍵
     競売
     エスカレーター”

     多方面に対する膨大な知識を駆使する美人
    鑑定家を主人公とした、長編ミステリ小説。
     雑誌記者・小笠原と同社の女性編集者の相
    談に乗っていた主人公・凜田莉子。無事答え
    が見出せた所に、息を切らせて次の依頼人が
    駆け込んできた…。

     上記の引用は、とある警官の言葉。
    盗癖は精神的な病である、という説もあるよ
    うで、自分ひとりでは解決できない事もある
    ようです。警察のお世話になってしまう前に、
    カウンセラー等の元を訪ねてみるのが良さそ
    うです。
     シリーズ最大の鑑定物と謎に主人公が挑み
    ます。他国のサブカルチャー的な歴史も絡ん
    できて、色々複雑な展開が繰り広げられます。
     「事件簿」タイトルのシリーズは、この巻
    が最終巻。しかし、もう次のシリーズの広告
    が、巻末にあります。

    ーーーーー

  • 2015/12/27

  • 箱の中に人が、そんなギャグみたいなオチあり?でもその馬鹿馬鹿しさが逆にちょっと面白かった。あとは華蓮と莉子のコンビ好きだな。華蓮のQちゃんって呼び方、とても距離が近くていい。

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著者プロフィール

松岡 圭祐(まつおか けいすけ)
1968年生まれの作家。1997年に出した小説デビュー作『催眠』がヒット作となりシリーズ化される。1999年の『千里眼』も人気を博し、シリーズ化。
一番著名なのは『万能鑑定士Qの事件簿』をはじめとした「Qシリーズ」で、「面白くて知恵がつく 人の死なないミステリ」というキャッチコピーで人気を博し、映画化された。

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