すきま (角川ホラー文庫 く 1-2)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 94
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043843022

感想・レビュー・書評

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  • グロい。
    死ぬ必要性が感じられない人が死ぬ。
    後半は特にフォントを大きくしたり漢字を羅列したり、ちょっと付いていけなかった。

  • 猟奇殺人モノだけで終わるならまだしも、
    魔王との死闘は興ざめだ。
    ページを漢字で埋めつくす手法も無駄に思えた。

  • 何かが覗いている。薄暗いすきまを見るたび、嫌な気がするのは私だけではあるまい。
    しかし、この物語はそんな想像を遙かに凌駕している。もはや自分の目で確かめてみるしかない。この本のすきまには、一体何が宿っているのだろうか。

  • 気味の悪さはなかなか。
    グロさもある。
    ホラーとしてはいいけど、話としてはありきたりかも。
    なんか、犯人の過去とかに秘密があるのかと思ったけど、何であんな残酷な行いをするようになったのかもよくわからず。
    全体的に薄っぺらい。

  • 念願のマイホームを購入した間庭一家。郊外に建つその中古物件は、美しくリフォームが施され、格安な上に驚くほど好条件な家だった。
    あこがれの一軒家での新生活がスタートしたはずなのに、それは徐々に綻びはじめ…。

    いわくつきの建物に住み始めた一家の恐怖を描いた小説だと思ったら、土地の荒らぶる神がおこす災いに重点が置かれていて、ちょっと肩すかしだったかな。

  • ある家族が新居に移り住んだが、その家には恐ろしい秘密が・・・。

    概要だけだとすごく興味を持たされた作品。
    序盤はまあ雰囲気があり、怖そうな感じがありました。
    『墓地を見おろす家』並に期待しました。

    でも主人公が途中から入れ替わってしまいました。
    物語もホラーではなくファンタジーに近いものに
    結局、すきまとは全然関係ない後半で感情移入ができなかった。
    最後はもう読み飛ばしに近かったな。

    正直、今まで佳作以上の作品ばかりを読んできたので、
    かなーりがっかりな作品だったわ。
    ぜひ皆さんにはオススメできない作品

  • 最初で最後のホラー本。

    気味が悪い!奇妙!怖!
    ひたすらゾッとしました

    読み終えたとき表紙にガクブルしました(笑)

  • 個人的には好きではない、小説でした。
    でも、題名が何故「すきま」なのか読んでいてわかりました。
    「怖い」というよりも「不気味」な感じ。

  • 2010/09/01読了。

  • ■0854.
    <読破期間>
    H20/7/2~H20/7/3

    <本の内容>
    手狭になったマンションを引き払い、思い切って一戸建てを購入することにした間庭夫婦は、
    郊外に中古物件を見つけた。
    その家は限られた予算の範囲内では破格の好条件だった。
    一人娘のあかりもだんだん大きくなる。念願の猫も飼える。
    富士山が良く見えるきれいな部屋、
    リフォームは何かを根こそぎ変えようとする意志すら感じられるほど細やかだった。
    そしてそこには、すきまが—あった。その家では何かが、確実に狂って…。

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著者プロフィール

1960年、三重県生まれ。
早稲田大学在学中に幻想文学会に参加、分科会の幻想短歌会を主宰。
1987年、短篇集『地底の鰐、天上の蛇』(幻想文学会出版局)でささやかにデビュー。
1989年、第一歌集『日蝕の鷹、月蝕の蛇』(同上)を刊行。
平成とともに俳句に転向、「豈」同人。句集に『アンドロイド情歌』『悪魔の句集』『怪奇館』など。俳句関連書に『怖い俳句』『元気が出る俳句』『猫俳句パラダイス』などがある。
1998年より専業作家。ホラー、ミステリー、幻想小説など多彩な作品を発表。近年は時代小説の文庫書き下ろしを多く手がけ、オリジナル著書数は130冊を超える。
趣味はマラソン、トライアスロン、囲碁・将棋、油絵、鉄道など。

ホームページ「weird world 3 倉阪鬼一郎の怪しい世界」
http://krany.jugem.jp/

「2017年 『世界の終わり/始まり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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