フライ,ダディ,フライ (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
4.06
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本棚登録 : 2355
感想 : 268
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043852031

作品紹介・あらすじ

鈴木一、47歳。いたって平凡なサラリーマン。ただし家族を守るためならスーパーマンになれるはずだった。そう信じていた。あの日が訪れるまでは-。一人娘を不良高校生に傷つけられ、刃物を手に復讐に向かった先で鈴木さんが出会ったのは-ザ・ゾンビーズの面々だった!脆くも崩れてしまった世界の中ではたして鈴木さんは大切なものを取り戻せるのか。ひと夏の冒険譚がいま始まりを告げる。

感想・レビュー・書評

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  • 金城さんの作品はこれで二作目。堤真一さんとV6の岡田君主演で、映画化もされてます。面白かった記憶があったので、原作も読んでみたくなり古本屋買い。

    平凡な47歳のサラリーマンが、傷つけられた娘のために、強くなろうと不良高校生に弟子入りするお話。とても分かりやすい展開ですが、その分かりやすさがいいですね。「これぞエンターテイメント」といった小説です。

    かつて観た映画も、ほぼ原作どおりでした。バスのシーンとか、決闘のシーンとか、読んだ文章が映像で浮かび上がり、楽しんで読むことができました。

  • 鈴木さん同じ歳です。
    頑張らねば。

  • 逃げたしたくなるときに読む本。
    読んだ後は体中から力が溢れてきて、やってやる!と思える。

    舜臣たちザ・ゾンビーズの前に現れたのは、包丁を手にしたサラリーマンの男性、鈴木さん。
    娘を襲った理不尽と闘うために一ヶ月半のトレーニングを行って、力をつける。
    果たして、鈴木さんの運命は…?
    そんなお話。

    自分が傷つきたくないと思っているうちは、闘う資格なんてないし、すぐ楽な方へ逃げようとする。
    本当に手にしたいものがあるなら、正々堂々と闘って掴みとれ!
    そうやって、鼓舞してくれる一冊。
    さあ、いっちょ闘いますか!

  • 普通のサラリーマンだった鈴木一の人生は娘が暴力事件の被害者になったことで一変。相手は高校生のボクシングチャンピオン。復讐しようと出かけた先で不思議な高校生たちに出会い、身体を鍛えて1ヶ月後に勝負を挑むことに。
    喧嘩にやたらめったら強い朴舜臣や、他にも魅力的で少し変わった高校生たちがこんなおじさんのために一生懸命になって最後は勝負のために学校を乗っ取るようなことまでしてしまうのがアホらしいけど素敵な話だ。娘を殴った相手をボコボコにしたってなんにもならないけど、それでも居ても立っても居られなかったんだろうなぁ。
    トレーニングの帰りにいつもバスと競争してるシーンが好きでした。続きが気になって一気に読んでしまいました。読んだ後すごくスッキリします。

  • 娘を傷つけられた父親が復讐に燃える物語。
    ザ・ゾンビーズのみんながとてもいい味を出しています。
    この本を読んで、「もし自分が何かを望むのなら それに向かって努力をしなければならない」と思いました。
    すぐにあきらめるのではなく、目標を達成させるために、それだけの努力が何でも必要だと感じました。
    とても面白く、読みやすい本なので学生さんにもおすすめのザ・ゾンビーズ シリーズでした。

  • 大切なものを守る、ということについて。
    舜臣の台詞が、ことごとく胸を打つ。
    かっこいいってのは、こういう事をいうんだよなぁ。

    ゾンビーズ、大好きです。何度読みかえしてもいい。ほんとうにいい。

  • ストーリーや人物描写を、「ごく一般的な人(キャラクター)の感性」の部分をベースにしつつもポップで叙情的に進めるのが上手な作家さんだな、と思った。

    小説から先に入ったので映画版は観ていないものの鈴木さん役は堤真一かぁ…うーん…な感じがある(もうちょっと、良い感じにくたびれたオジさん感のある俳優さんが良かったかな。堤真一だと「平凡な中年」というにはイケメン過ぎる

  • 53

    ビビるくらい面白かった。
    オチは何も変わらないよ、父が娘のために仇を討つだけ。
    それでも特訓の成果がでたり、周りの人たちがみんないい人なんだ。
    神社でお供えする老人たち、いつものバスの乗客たちと運転手。みんなが鈴木の変化に感動している。
    震えるな!
    高校生とおっさんのやりとりがめちゃくちゃいい。
    は~読んでてスカッとした!

    ただこれ、第二弾ってこと知らなかったよ!!
    シリーズ全部読まなきゃじゃん!

    20190720

  • 頑張るお父さんのための本。
    読むとなんかこう、格闘技習いたくなる。

  • 娘を暴行され、その事実を揉み消されようとした父親の平凡なサラリーマンが、敵を打つために立ち上がる! 敵はボクシングインターハイ連覇中の強者、学校ぐるみの隠蔽。アドバイス&鍛えるのはゾンビーズ。
    というようなあらすじを読んでから読み始めたが、意外にも妻と娘の登場シーンが少なくて、違和感を感じていたら、終盤ほっこりさせられた。この作家さんは人への眼差しが暖かい。

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著者プロフィール

1968年埼玉生まれ。慶應義塾大学法学部卒。1988年「レヴォリューションNo.3」で第66回小説現代」新人賞を受賞。2000年『GO』で第123回直木賞を受賞。

「2020年 『映画篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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