SP 警視庁警備部警護課第四係 (角川文庫 か 50-4)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043852048

作品紹介・あらすじ

幼い頃、テロの巻き添えで両親を亡くした井上薫は、トラウマから得た特殊能力を使い、続発する要人テロと、その背後にある巨大な陰謀に敢然と立ち向かっていく――。

感想・レビュー・書評

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  • 何回目?ってくらい読んでる本。
    多分最初は中学生…学校で読んでいたら分厚くて周りにびっくりされた。
    シナリオだし、下には裏話やほんとはこうしたかった…みたいなことがたくさん買いてあってそっちがメインだった当時の私はそんなに分厚いとも思わなかった…
    今読んでも面白いし、裏話はやはり嬉しいヲタク心。
    またドラマから見直したくなりました。

  • 2007~8年に放映されたテレビドラマの脚本集。何年も前に映画版がテレビ放映されていて録画してあり、それを見たいものの本編のストーリー忘れているだろうから、復習のために買っておいたものをようやく読了。はたして文字だけで楽しめるものかと危惧していたが、読んでみたら、15年も前だというのに一度ドラマ見ているから、シーン甦って楽しい楽しい。それに作者が付けている注が面白く、物語がより深く理解出来た。さあ! 映画版見るぞ! 岡田准一のアクション好きです♪ 金城一紀氏の小説も読みたくなったな。そういえば映画「GO」もまだ見ていない。小説、映画共に楽しむか。

  • ドラマが好きだったので読んだが、本で読むとまた違った面白さがあった。

  • 小説と言うより、台本みたいな感じの本。
    オンエアでは削られた場面や、金城さんのコメントが書き込まれていて、そんな裏設定があったのかと、面白かったです!

    個人的には、後ろに、BGMで、使われていたクラシックが載せてあってうれしかった!

  • 思ったより読み応えがあって時間がかかった。
    ドラマ観たので内容はわかっているけれど、文字で読むことで映像では「?」だったところもわかった気がする。作者のこだわりやコメントもあって、SPの世界をより楽しめた気がする。
    映画のシナリオも出してくれればいいのにー。

  • 音とキャストが浮かび上がる脚本集。
    SPのドラマが終わってしまってもう何年にもなるけれど、この世界はまだどこかで続いているような気がしてしまう。
    SP全話をいつか続けて読んで/観てみたい。
    岡田くんはうつくしい。

  •  映画版ではなく、2007年にドラマとして放送された「SP 警視庁警備部警護課第四係」の台本です。新作あるいはスピンオフ的な内容かと思ってしまったので、ちょっと期待はずれでした。
     しかし、単なるシナリオ=台本ではなく、あちこちに注釈がついていて、「尾形が山西に面会に行くときには、金属探知機による検査の場面があったが、装置が貧弱に見えるののでカットされた」とか、「山西を撃つ場面では、田中一郎にしていたが、笹本に変更された」とか、「田中一郎のスピンオフを作ってみたい・・・かも」とか裏話も交えて書かれていて、本編ドラマが思い起こされるとともに、そういう背景があったのかとも思えて、いっそうの深みを感じることができます。
     ドラマ本編の後で放映された、スペシャル総集編で、井上が公安の審問を受けるシーンがあったと思うのですが、そのシーンが含まれていないのが残念でした。
     映画から入った人は、これを読んで、頭の中で映像を思い起こすのも楽しいかもしれません。

  • 下の方に書いてある、注意書きみたいなんがとても面白い。

  • 覚えてない...

  • テレビで放送していたヤツのシナリオです。
    シナリオはあんまり読まないのですが、これは半額セールだったので勢いというか、間違って購入してしまったモノです。

    でも、これ、かなり面白かったです。
    今ちょうどSPの映画が始まるから、宣伝番組よくやってて見ておりますが、シナリオのイメージに忠実ですね。

    岡田潤一もカッコいいですが、堤真一もかなりカッコいいです。
    アクションシーンもかなりマジで良いかんじです。
    出てくる役者の演技も良いですし、今度の映画は見てもいいかな?ってかんじです。

    ちなみにシナリオに出ている作者のつぶやきもかなり良いかんじでした。
    前から金城一紀は注目しておりましたが、これからも注目です。

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著者プロフィール

1968年埼玉生まれ。慶應義塾大学法学部卒。1988年「レヴォリューションNo.3」で第66回小説現代」新人賞を受賞。2000年『GO』で第123回直木賞を受賞。

「2020年 『映画篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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