- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043853014
感想・レビュー・書評
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トルコが好きだからタイトルで即効選んだ。
鸚鵡のせりふがいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
疲れないけど、
ちょっと流れが遅い
最後の1ページがすべて
2013 8 1 -
トルコの文化を知るために村田は日本から派遣された。
同じ下宿にはドイツ人のオットー、ギリシャ人のディミトリスに
下宿屋を営むディクソン夫人、そしてムハンマドが住んでいた。
他の日本人らと共に遺跡を発掘したり
埋蔵物を復元したりしながら学問を修める。
折りしも時代はトルコ革命直前。村田にも帰国命令が出される。
カバーイラスト:近藤美和 カバーデザイン:鈴木久美(角川書店装丁室)
異国情緒や革命活動などリアリティを持たせながらも
神の災いといった非現実的なことも共起する。
どこに注目して読めばいいのかわからずあいまいな印象だった。 -
どこがって言うのじゃなく、なんとなく作品に漂う雰囲気が好きです。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-226.html -
梨木香歩さんは、「西の魔女が死んだ」を初めて読み、本作が二作目。
冒頭の「ムハンマドが通りで鸚鵡を拾った。」との一文から、一気に独特な世界に誘われた。明治初期、トルコ、遺跡、そして様々な国からやってきた人々。その混沌はまさに、「独特な世界」だったのかもしれない。