村田エフェンディ滞土録 (角川文庫 な 48-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043853014

感想・レビュー・書評

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  • トルコが好きだからタイトルで即効選んだ。
    鸚鵡のせりふがいい。

  • 疲れないけど、
    ちょっと流れが遅い
    最後の1ページがすべて
    2013 8 1

  • トルコの文化を知るために村田は日本から派遣された。
    同じ下宿にはドイツ人のオットー、ギリシャ人のディミトリスに
    下宿屋を営むディクソン夫人、そしてムハンマドが住んでいた。
    他の日本人らと共に遺跡を発掘したり
    埋蔵物を復元したりしながら学問を修める。
    折りしも時代はトルコ革命直前。村田にも帰国命令が出される。
    カバーイラスト:近藤美和 カバーデザイン:鈴木久美(角川書店装丁室)

    異国情緒や革命活動などリアリティを持たせながらも
    神の災いといった非現実的なことも共起する。
    どこに注目して読めばいいのかわからずあいまいな印象だった。

  • どこがって言うのじゃなく、なんとなく作品に漂う雰囲気が好きです。
    http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-226.html

  • 梨木香歩さんは、「西の魔女が死んだ」を初めて読み、本作が二作目。
    冒頭の「ムハンマドが通りで鸚鵡を拾った。」との一文から、一気に独特な世界に誘われた。明治初期、トルコ、遺跡、そして様々な国からやってきた人々。その混沌はまさに、「独特な世界」だったのかもしれない。

著者プロフィール

1959年生まれ。小説作品に『西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集』『丹生都比売 梨木香歩作品集』『裏庭』『沼地のある森を抜けて』『家守綺譚』『冬虫夏草』『ピスタチオ』『海うそ』『f植物園の巣穴』『椿宿の辺りに』など。エッセイに『春になったら莓を摘みに』『水辺にて』『エストニア紀行』『鳥と雲と薬草袋』『やがて満ちてくる光の』など。他に『岸辺のヤービ』『ヤービの深い秋』がある。

「2020年 『風と双眼鏡、膝掛け毛布』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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