美丘 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 5292
レビュー : 614
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043854028

作品紹介・あらすじ

美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた…平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • 昔読んで衝撃を受けた『美丘』。本気で生きる美丘にまた会いたくなって、再読。世の中には不義理だとか非常識だとか言われることがたくさん存在するけど、そんなのまったく気にせずに、大事なのは自分がそれをしたいかどうかただそれだけだという美丘。賛否両論あるだろうが、あまりにも弱くて孤独で寂しい少女が、恐怖に打ち勝つために考え抜いた末のこのハチャメチャさ。
    よく生きなくてもいいから、しっかり生きたいと思った。美丘、決して楽しい話ではないし読了後はなんとも言えない苦しさに襲われるのだが、またいつか読もう、読まなければいけない時がくると、そう思わされる作品。

  • 数日かけてやっと読み終わった。
    気持ちいいくらい今を生きる美丘は、見ていて真似したくなる。

    悲しい物語と言うひともいるが、学ぶことが多いし、こうゆう女性を目指したいと思えるステキな本だと思う。読了後、すかさず読み返したくなる程スキだと感じた本は久しぶりだ。出会えて良かった。

  • 恋人の死ぬ話は本当に嫌だ。悲しければ喚けばいいのだ。受け入れるなんて私には到底無理だ。彼らは強すぎて意味がわからない。ただただ泣いた。

  • 週末に一気読み。最初は、よくある大学生の恋愛もつれかと思っていたが、途中から『あれっ?あれっ?』て感じに話は進む。あんな約束頼まれたときに自分はできるのか?なんとなく似た感じの境遇になった事があったので、自然に目がうるうるしてしまいました。オススメ。

  • ロマンスのある物語は好きなのですが、ザ・恋愛小説!はあまり好きではありません…。でも何故かこの本を読みました。(何で読んだのか忘れました…)
    感想は、うん、あまり恋愛小説は好きじゃないな。という感想でした。でも感情移入もしたし、純愛に感動もしたし、最後まで冷めずに飽きずに読みました、いちお。

  • 久しぶりに号泣。
    クロイツフェルト=ヤコブ病という爆弾を抱えて生きている美丘。
    人生に限りがあることを実感しながら生きることはとても苦しいと思うけど、凝縮され、充実した、濃厚な一生となると思う。
    生き方について考えさせられた。
    ーーー
    美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた……平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に急速に魅かれていく。だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。

  • 石田衣良さんの作品は、数年前に「約束」を読んでちょっと苦手かも…と敬遠していました。レビューが良かったので読んでみて正解。印象としては、約束よりもクセがない、くどくないという感じ?(過去の記憶なので違ったらすみません)ですっと入ってきた。美丘の強さ、主人公の想いのまっすぐさに後半ずっと泣かされました。心が通じ合える人に出会えてよかったね…。

  • 希望と勇気に満ち溢れた声。
    あともう一歩、先の世界まで、私たちを連れて行ってくれる。活字の中だけにある、豊かな孤独の世界へ。目覚めたまま、この物語の続きを夢見ていたい

  • 何度となく読み返している小説。
    設定も結末もありがち…なのに、ずっと涙が止まらない。著者の言葉の選び方、描写の仕方、特に生と性の熱とか豊かさとか、心の琴線に触れてしまう。そう分かってるのに泣いてしまう。

  • 美丘。

    美丘、きみはとてもまっすぐで
    「いま」を生きているんだね。

    時は永遠なんかではないことを
    時は平等に与えられてなんていないことを

    ぼくはきみに教わったよ。


    僕はいったい「いま」をどれくらい生きているんだろう。
    心のあるままにどれくらい生きてきたんだろう。


    季節は廻る。
    けれど、きみと過ごしたあの季節は永遠に廻ってくることはないんだ。

    過去とか未来とか今とか泣くとか笑うとか、いろんなことを考えながら読んでいた。そうやって読めるのはいい物語なんだと思う。

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