美丘 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
3.65
  • (441)
  • (629)
  • (616)
  • (192)
  • (35)
本棚登録 : 5527
レビュー : 634
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043854028

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 石田衣良さん初読みです。はあ、闘病物は読んでてつらい。それだけ心を揺さぶるからだろうけど、感動というよりやるせないですねー。今この一瞬を生きる、命を燃やして生きようとする美丘を前半部分で生きいきと描いたうえでの発病ですから、もうかなり感情移入しちゃってるわけですよ。最初は、「これは石田衣良のセカチューに対するアンチテーゼか?」とか「美丘ってノルウェイの森の緑みたいだな」「嵐が丘も入ってる?」なんて批評家目線で読んでたけど、途中からもう心が苦しくて苦しくて。

  • 最後のシーンは、読み終わっても涙が止まらなかった。

    自分が太一だったら、どんな行動をしたかな、と思った。

  • 読みはじめた頃は設定の大学生活に感情移入できなくて
    なかなか読み進まなかった本

    そのうちドラマが始まって、そちらを見終えてから

    また最初から読んでみたら
    ドラマよりも小説の方が数段、楽しめる本でした(ノ∀〃)

    ドラマだと薄っぺらな印象のシーンが
    石田さんの描写だと、細かい部分まで伝わってくるようで
    ラストもストーリー的には一緒なのにドラマよりも感動深かったです

  • ドラマの放送と重なるくらいのタイミングで読み始めました。
    ドラマの内容とは少し違います。私は小説の方が好きです。
    下ネタ多いですが、美丘が身を削って自分の生きている証を必死に残そうとしているところが伝わってきます。
    ベタな設定ですが、美丘があまり性格が良くないところが他の小説とは少し違っていて楽しめました。
    わざとそういう風に振舞っていたのかもしれませんが。

  • 私はドラマより本の方が好き。前半の方が面白かった。奔放な美丘に惹かれていったのは前向きな強さと温かさがあったからかな。懸命に濃く生きること。。。ただどうも・・恋は盲目的なのが苦手に思ったのは歳のせいか?
    あなたの手で終わりにして・・って・え!なんだけどわかる気がした。
    そしてあの終わり・・え!!いやこのフィクションさがいいのか。

  • だいぶ前に読んだ1冊。ドラマ化しますね。美丘は吉高由里子さんだそうですが、私はこの本を読んだとき、misonoをイメージしてしまって、ずーーっと彼女に脳内変換されたまま読了しました。美人じゃないけど愛嬌がある、恋に一生懸命、奔放な肉食女子、ちょっと下品だけど憎めない、でも弱い面ももっているという意味でぴったりだと思うんだけどな。吉高さんじゃ美人すぎるような。
    まぁそれはおいといて、内容的にはあまり好きじゃないです。美丘のキャラクターはすごく好きだけど、難病もの自体があまり好きじゃないからかな。石田衣良氏の中では微妙だった方です。

  • 自分が買うなら選ばない雰囲気のあらすじの小説だったけど、借りて読んだ。そしたら、意外と面白かった。
    面白い、っていうのもあれだけど。
    お涙頂戴物語ではなく。ハチャメチャだけど、でも前向きに、静かに生が綴られていて、良かったかなと思います。
    人は、いつか死ぬことは分かっていて諦念に近いものはあるけど、でも日々の生活の中では遠くに存在を追いやり、意識しないようにして他人事のように生きて精神を守るようなとこがあるともいえるし。日々突きつけられて生きるのはやはり大変だよね。
    そういう小説。

  • 不覚にも潤んだ

  • 石田衣良の作品はなんだか軽くて、読みやすいけど飽きるし忘れる。と、いう感じがしてましたが、この美丘に関してはその石田衣良の特性がよく生かされてるような気がした。

    彼女が死ぬっていう究極の泣かせストーリーなのに、キャラクターやら若干の下ネタで泣けないんだよね。笑

    泣きそうな内容だけど泣けるとこひともないっていう。笑、でもかえってその工夫?というか書き味が重苦しい内容がライトになって読みやすい一冊でした!!!

    さすが、ウエストゲートパークを産んだだけある!!
    相変わらずモーツアルト好きで、よくモーツアルトトークはでてきてましたが笑!石田衣良のおかげで、私もモーツアルトは結構好きなりました^_^

  • 良くあると言われてしまうかも知れない、恋愛小説のパターンか。恋人が亡くなってしまう。

    それでも、感動したし、泣けたし、読了後は(後半は一気に読んだので)人のぬくもりが欲しくもなりました。

    これもパターン化されていると言われるかもしれませんが、人生の限られた時間のなかで、愛する人を大切にする「かけがいのなさ」を教えてもらいました。

全634件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

美丘 (角川文庫)のその他の作品

美丘 (角川文庫) Kindle版 美丘 (角川文庫) 石田衣良
美丘 単行本 美丘 石田衣良

石田衣良の作品

ツイートする