5年3組リョウタ組 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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レビュー : 131
  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043854059

作品紹介・あらすじ

希望の丘小学校5年3組、通称リョウタ組。担任の中道良太は、茶髪にネックレスと外見こそいまどきだけれど、涙もろくてまっすぐで、丸ごと人にぶつかっていくことを厭わない25歳。いじめ、DV、パワハラに少年犯罪…教室の内外で起こるのっぴきならない問題にも、子どもと同じ目線で真正面から向き合おうと真摯にもがく若き青年教師の姿を通して、教育現場の"今"を切り取った、かつてなくみずみずしい青春小説。

感想・レビュー・書評

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  • 先生だって職業だ。理想ばかりじゃなく、生活のために先生として仕事をするのが当たり前。それなのに、世間が先生に理想を求めすぎている今の現状は先生イジメの何物でもない。
    普通の先生がのびのびと仕事をできる環境こそが、今の学校が良いものとなるためには必要不可欠なのだと感じた。

  • 先生になりたいって思ってる人みんなに読んで欲しい。学校を題材にした作品の中で一番好き!

  • 面白かった!
    久々の石田衣良作品だったが、 爽やかでよかった。

    少しだけ教育に関わっていたことがあったので、どのエピソードも興味深く、そしてとても心に響いた。
    親や、先生方にも読んでほしい一冊だ。

    新聞連載ということを読後に知った。
    正直、終盤で染谷先生が殆ど空気のようなかんじになってしまっていたのが残念。山岸先生との話も必要であったかと思うが、染谷先生との繋がりがラストで急に薄くなったように感じる。

    2014.09.03

  • #読了。茶髪にアクセサリーと今時な格好の25才の小学校教師中道良太。涙もろい反面、生徒を想う気持ちは熱い彼が、生徒、親、教師間の問題を乗り越える青春小説。重松清さんの様なストーリーの様な気もするが、重松さんが描くともう少し重たいというか、学校というところに重きをおきのかなと。石田さんが書いてあるだけ逢って、瑞々しい青春小説という要素が強い。

  • 前から気になってたものの、購入躊躇してましたがついに購入。
    石田衣良さんにしては、恋愛メインじゃない作品。

    読んでいて、何度涙腺が緩んだか・・・!!
    普段全然映画を見ても本を読んでもそんなことないのに。
    一生懸命でまっすぐなリョウタ先生に思わず感情移入。

    最後の学年競争で一番になれなくて残念(>_<)
    6年3組でリベンジするリョウタ先生と子ども達を見たくなった(*´∇`*)

  • リョウタ先生のような先生がいたらいいのになと思いました。
    とてもおもしろかったです。

  • 石田衣良。さすが!

  • 教師も大変だよなーと思ったけど、自分が小・中の時は信じられないくらいクソみたいなのも一定数いたことを思い出した。
    本当に当たり外れある。

  • 何だろう、定番の学校ものだから青クサく感じるのか、いや、石田さんだからクサい感が出すぎるのか、ちょっと冷めて読む部分もあった。

  • 学校はそんなところ、良いこともあれば、悪いこともある。

    東京近郊、昔の名門校である希望の丘小学校5年3組の担任・中道良太が主人公。イマドキの外見であまりに素直、年配の教師にはあまり受けがよくないけれど、ひそかに注目している同僚はいる。5年2組担任・染谷龍一はスマートな外見に要領のよいクラス運営で主任や管理職の覚えもめでたい。しかし、染谷は良太に注目している教師の一人なのだ。主人公良太が中心となり、家庭内暴力、学校内のパワハラ、危機管理と子どもの成長、いじめなどにぶつかっていく姿を描いた物語。重要なのは、良太は熱血でもなく、いい感じに力の抜けた、イマドキの若者であること。何かと熱血だったり聖職だったりすることを求められがちな教師に対する、著者からのメッセージなのかもしれない。

    染谷は最初黒幕なのかと思ったら、終始味方だった。子どもだけでなく大人も、絶対悪なんてない。我が子を厳しく育てようとする親も、適性がない若い先生を潰していくベテランも、成績が悪い子を自分たちで教えてクラス平均点を上げようとする生徒たちも、「良いことをしている」という意識なのだ。大切なのは受けとめ方と、自分の身の守り方。

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著者プロフィール

石田 衣良(いしだ いら)
1960年東京生まれの小説家。フリーター、広告代理店でのコピーライターを経て、36歳のときに一発祈念して執筆活動を開始。
1997年、『池袋ウエストゲートパーク』で第36回オール讀物推理小説新人賞、2003年『4TEEN フォーティーン』で第129回直木賞、2006年『眠れぬ真珠』で第13回島清恋愛文学賞、2013年『北斗 ある殺人者の回心』で第8回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。
多くの作品がドラマ・映画化されている。代表作に、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「下北サンデーズ」、映画「アキハバラ@DEEP」、「娼年」。
2015年にウェブ個人誌『小説家と過ごす日曜日』を創刊するなど、メディアをまたにかけて活躍を続けている。

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