私の奴隷になりなさい (角川文庫)

  • 角川書店 (2007年12月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043868018

私の奴隷になりなさい (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 壇蜜さん主演で映画化されたそうな。これ、そのまんま演じはったんやろか、、、えぐかったです。

  • 官能小説の類を読むのは初めて。
    読み始めはやっぱりこういう系って苦手…と思いながら読んでいましたが、中盤に差し掛かるころにはどっぷりハマってしまいました。笑 登場人物も少なく、キャラクターも親近感をすぐに抱けるため読みやすい。何より、ただの官能小説ではなく、ラストがどうなるのかワクワクさせられる展開が面白かったです。著者の他の作品も読んでみたいです。ただ一つ、個人的には香奈のイメージが壇蜜さんとはかなり違います。

  • 文章表現が想像力を刺激するうまいやりかた

  • 壇蜜が主演の映画ということで、DVDを見たあとに読みました。
    最初は性描写が激しく電車の中では読めないくらいだったけど、あとがきでリリーフランキーが言うように"青春を取り込んだ青春小説"とも言えるように奥が深い内容だな〜と思いました。
    あたしもこの御主人様に出会って調教されて女として磨かれたい。
    色気と魅力がある女性になりたいと思わされる本です。

  • 装丁勝ちですね、大沢佑香ですもん。

    官能小説的なジャンルは初体験なので何とも言い難いですが、とにかく冗長です。

    続きを読もうとは思えませんでした。

  •  SM青春シリーズを手がけるサタミシュウの人気シリーズの第一弾。壇蜜が映画出演をすることで話題になっている本作。
     しかし、内容は何もかもが中途半端であり、読後の物足りなさは何とも気分が悪い。表面的で端的且つ質素に描かれる性交のシーンは何一つ読者の想像を駆り立てることはない。同じ表現の羅列が淡々と並んでいるだけの、性交シーンは単調なのだ。
     香奈の成長という着眼点については好奇心が持てた。しかし、ご主人様と呼ばれる男の持論を語るシーンにおいては説得力が感じられない。何もかもが、淡々と述べられており、飛行機の窓から望む下界のようにジオラマのような現実感しか感じられないような物語であった。
     

  • 話題のあれなので前から気になっていて、檀蜜周りが騒がしくなってきたので読んでみたのですが、すごいよく考えられてる中身で普通にかなりおもしろい。リリー・フランキーの解説通り、『青春小説』的な部分がすごいあってぐちょぐちょしてない。精神論とか、スポーツ系の部活みたいな印象。

    表紙が大沢佑香なの。

  • 映画化ということでシリーズで本屋に平積み。覆面作家によるポルノグラフィといえば、昔、「禁断禁断叢書」ってのがあったけど、と思いつつ読んでみる。

    描写は丁寧で細かいし、話のながれは非常にうまいし、読ませてくれる。けど、何かが違う・・・・。
    フェティッシュなこだわりがなく、「匂い」がしない。ステレオタイプなSMでしかなく、「SMは嗜好ではなく関係性」というが「関係」が希薄。
    最後は、なんかいい話っぽく終わっているけど、なんか無理やり感ある。散々、変態しといて正常位で終るってどうなの?

    SMばかりに目がいくが、大きな役割を果たしているのがビデオカメラ。つまり、他者の目を意識した上での「関係」である。視線を意識することで、欲情し、関係性は成り立つ。
    ただビデオカメラで「覗かれる」という匿名であり象徴であった第三者が、具体的な人物として顕れたこと(「覗く人」から「見る人」への変化)で関係性は完成し終わる・・・・というのは深読み。

    ここでもサディストは、説教臭かった。

  • なるほど、前半のストレートな性描写から一転、後半の美しささえも感じる男の語り。覆面作家も頷ける。リリーフランキンーは青春小説だとあとがきで言う。諸手を上げて賛成は出来ないが、反対も出来ない。

  • 当作は、人気のあるSM青春小説らしいです。
    シリーズもののようで、後にも何作か続いています。
    覆面作家さんらしいですが、正体は直木賞作家という噂もあります。

    表紙のコが妖しい格好をしています。
    インターネットで調べてみたら、彼女はAV女優さんだったのね。
    首輪だけでもあれなのに、帯を外したら手錠と網タイツですよ。

    主人公はそこそこ顔は良いが、童貞を捨てるのが遅かった。
    筆下ろしはソープで済ませていた。
    以降は、遅れを取り戻すようにセックスをしていた。

    主人公は現在、妻帯者で二歳の子供がいる。
    主人公はある日、香奈と再会した。
    香奈は、夫や子供と楽しそうにしていた。
    チラリと目が合って、一瞬笑われただけだったのに、主人公は勃起してしまう。

    主人公は六年前、香奈と出会い、一目惚れをする。
    当時の香奈は、既に人妻だった。
    自分がイイ男だとうぬぼれていた主人公は、香奈に猛烈アタックするが上手くかわされてしまう。

    脈ナシかと諦めていたら、香奈からお誘いがきた。
    念願のセックスだったが、行為をビデオで撮るように指示される。

    以降、主人公は香奈のメールで呼び出されて、行為を重ねていた。
    必ず、ビデオを手にしながら。

    ある日、主人公は香奈のマンションに来るよう指示される。
    行為の後、香奈は転勤している夫の元に向かった。

    主人公は、そのままマンションで香奈を待つ。
    これまで撮ったビデオのことを思い出すと、無性に見たくなった。

    主人公は、ビデオの本数が多過ぎることに気付く。
    不安に駆られてビデオを最初から見ると、とんでもないものが映っていた。
    奴隷と化した香奈が激しく乱れる姿だった。

    香奈のご主人様は、お世辞にもイイ男ではない。
    ハゲ+中年太り+ギャランドゥ+粗末な局部。
    主人公はビデオを見ている間、ずっと勃起し、射精していた。

    香奈がセックスをしてくれたのは、ご主人様の指示だったから。
    事実を知って主人公は愕然とするが、怒りは湧かなかった。
    ビデオや香奈がご主人様宛てに書いたメールは、主人公が見ることを前提に置かれていた。

    主人公は、香奈とのことをどうするべきか考える。
    逃げるべきとは思うが、もう手遅れだった。
    他の女を抱いても駄目で、香奈を想っては自慰行為に耽る。
    その間も、香奈はご主人様の指示で、行為のあった日に身に付けた服を着ていた。

    主人公は、答えを出す。
    香奈に「好きだ」と告げると、「待つように」と言われた。
    返事が来て指定された場所に行くと、ご主人様と首輪に繋がれた香奈がいた。
    「スモールワールド」という店で、ご主人様は主人公に以下の話をする。

    先回りをして、嘘をこしらえること。
    「如何につまらない女だったか」を香奈に教えること。
    香奈を自分に執着させることによって、他からは見返りを求めないようにさせること。
    大きな国では支配者になれないので、小さな国で支配者になることを選んだこと。

    香奈は、奴隷になってからセックスの悦びを知った。
    女として磨きも掛かったし、夫や会社との関係も円満になった。

    クライマックスで、ご主人様は香奈との関係を終わらせる。
    最後のプレイは、紳士的でノーマルな優しいセックスだった。
    主人公はカメラで、ずっとその様子を撮る。

    二人の関係が終わった後、香奈は主人公に言った。
    「私の奴隷になりなさい」と。
    主人公は香奈の奴隷になって、そして、後に捨てられる。

    主人公はあることを施したようですが、後の話で分かるとのこと。
    主人公の奥さんが関係しているそうです。

    確かに、エロい話だと思いました。
    プレイのバリエーションは豊富です。
    ビデオ撮影でのプレイ、鏡の前プレイ、黄金水掛け、社内自慰、電車内でのバイブ、コスプレ野外ファック、性器に洗濯ばさみ。
    思いつくだけで、これくらいはありました。

    不思議と痛々しさはありません。
    お互いに、信頼に似た関係で繋がっているからでしょうか。
    但し、愛情ではないよね。

    AVのノベライズを読んでいるみたいでした。
    斎藤綾子さんの小説の方がエグさを感じました。

    ご主人様が主人公と香奈をセックスさせたのは、プレイの延長かと思っていました。
    もしかしたら、香奈との関係を切るための引継ぎかもしれませんね。
    この関係は、ずっと続けてはいけないものだから。

    ご主人様は、主人公の素質を見抜いていました。
    だから、話が続くのね。

    ご主人様は観察眼に優れていて、頭が良いのでしょう。
    ただ、こんなオジサンの奴隷になるのは死んでもゴメンです。

    ところで、どの辺りが青春なのかしら。
    奴隷になることによって、香奈がイイ女へ成長する過程かしらね。
    私は、主人公が無駄に自慰したりエレクトしたりする辺りに青春していると思ったわ。

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