私の奴隷になりなさい (角川文庫)

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本棚登録 : 478
レビュー : 69
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043868018

作品紹介・あらすじ

転職先で既婚の先輩・香奈に出会った僕は、彼女と肉体関係を結び、完全に香奈のペースで関係が進む。そんな中、彼女の家で不審な10本のビデオを発見。そこには、彼女の衝撃の秘密が隠されていた。

感想・レビュー・書評

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  • 壇蜜さん主演で映画化されたそうな。これ、そのまんま演じはったんやろか、、、えぐかったです。

  • 官能小説の類を読むのは初めて。
    読み始めはやっぱりこういう系って苦手…と思いながら読んでいましたが、中盤に差し掛かるころにはどっぷりハマってしまいました。笑 登場人物も少なく、キャラクターも親近感をすぐに抱けるため読みやすい。何より、ただの官能小説ではなく、ラストがどうなるのかワクワクさせられる展開が面白かったです。著者の他の作品も読んでみたいです。ただ一つ、個人的には香奈のイメージが壇蜜さんとはかなり違います。

  • 文章表現が想像力を刺激するうまいやりかた

  • 壇蜜が主演の映画ということで、DVDを見たあとに読みました。
    最初は性描写が激しく電車の中では読めないくらいだったけど、あとがきでリリーフランキーが言うように"青春を取り込んだ青春小説"とも言えるように奥が深い内容だな〜と思いました。
    あたしもこの御主人様に出会って調教されて女として磨かれたい。
    色気と魅力がある女性になりたいと思わされる本です。

  • 装丁勝ちですね、大沢佑香ですもん。

    官能小説的なジャンルは初体験なので何とも言い難いですが、とにかく冗長です。

    続きを読もうとは思えませんでした。

  •  SM青春シリーズを手がけるサタミシュウの人気シリーズの第一弾。壇蜜が映画出演をすることで話題になっている本作。
     しかし、内容は何もかもが中途半端であり、読後の物足りなさは何とも気分が悪い。表面的で端的且つ質素に描かれる性交のシーンは何一つ読者の想像を駆り立てることはない。同じ表現の羅列が淡々と並んでいるだけの、性交シーンは単調なのだ。
     香奈の成長という着眼点については好奇心が持てた。しかし、ご主人様と呼ばれる男の持論を語るシーンにおいては説得力が感じられない。何もかもが、淡々と述べられており、飛行機の窓から望む下界のようにジオラマのような現実感しか感じられないような物語であった。
     

  • 話題のあれなので前から気になっていて、檀蜜周りが騒がしくなってきたので読んでみたのですが、すごいよく考えられてる中身で普通にかなりおもしろい。リリー・フランキーの解説通り、『青春小説』的な部分がすごいあってぐちょぐちょしてない。精神論とか、スポーツ系の部活みたいな印象。

    表紙が大沢佑香なの。

  • 映画化ということでシリーズで本屋に平積み。覆面作家によるポルノグラフィといえば、昔、「禁断禁断叢書」ってのがあったけど、と思いつつ読んでみる。

    描写は丁寧で細かいし、話のながれは非常にうまいし、読ませてくれる。けど、何かが違う・・・・。
    フェティッシュなこだわりがなく、「匂い」がしない。ステレオタイプなSMでしかなく、「SMは嗜好ではなく関係性」というが「関係」が希薄。
    最後は、なんかいい話っぽく終わっているけど、なんか無理やり感ある。散々、変態しといて正常位で終るってどうなの?

    SMばかりに目がいくが、大きな役割を果たしているのがビデオカメラ。つまり、他者の目を意識した上での「関係」である。視線を意識することで、欲情し、関係性は成り立つ。
    ただビデオカメラで「覗かれる」という匿名であり象徴であった第三者が、具体的な人物として顕れたこと(「覗く人」から「見る人」への変化)で関係性は完成し終わる・・・・というのは深読み。

    ここでもサディストは、説教臭かった。

  • 壇蜜の映画がとても良かった。
    本と映画ではやはり少し違っているところもあった。
    どうやら原作そのままではないらしい。
    一番大きな相違点は「先生」と香奈にインターコースがあるかないか。
    映画では最後の最後までないのだけど本でははじめからある。
    ただしクライマックスでは先生(本ではご主人様と呼ばれているが)のインターコースは普段の荒々しい調教のそれではなくて、とても優しくて感動的という設定。
    どちらにしてもそれなりに面白いと私は思った。
    しかしちょっとだけ面倒なことを言わせてもらえば映画は完全なSMとして成立しているのに対して本はSMというよりも単なる恋愛である、ということ。
    SM風味の恋愛物語。
    それは作中のご主人様もそう言っている。
    だから著者もわかってやっているのだろうとは思う。
    しかし何がSMで何がSMでないかという線引きは結構難しい。
    ありきたりな恋愛にだってSM的な発想は必要なこともあるのだから。

    それでも世の中には明らかにニセモノのSM作品がたくさんある。
    そしてそれはとても残念なことだ。
    SMは精神的な要素の大きいかなり高度なプレイである。
    ビジュアルだけを重視して頭の悪いSMモノを作るのはもういい加減にやめてもらいたい。

    映画版では監督あるいは脚本家の影響なのかわからないけれど
    この小説からうまい具合にSM的要素を借りながら全く別の世界観を構築できている。
    作り手の側にSMの素養のある人間がいるのだろう。
    それに加えて壇蜜の知性が作品に命を吹き込んでいる。

    個人的には映画を観てから本を読んだ方がいいと思う。
    (それはどんな作品でも大抵そうなのだけど。)
    小説としての出来は確かにそんなに良くないけれど原作として読むならば満足できるレベル。
    それに本と映画の違いを知るということはある作品を楽しむ一つの方法でもある。

  • なるほど、前半のストレートな性描写から一転、後半の美しささえも感じる男の語り。覆面作家も頷ける。リリーフランキンーは青春小説だとあとがきで言う。諸手を上げて賛成は出来ないが、反対も出来ない。

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