野獣と花嫁 (角川文庫 あ 6-318)

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043870059

作品紹介・あらすじ

女子大生亜由美はホテルのラウンジで、昔の家庭教師・岐子と出会った。岐子の友人が挙げた、まさに「美女と野獣」の結婚式。それから一年、山荘でのパーティで事件が。亜由美とドン・ファンは山荘に駆けつける。

感想・レビュー・書評

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  • 会場でのちょっとしたいざこざ、友人の結婚式での後。

    2本の中編なので、読みやすく、さくっと終了。
    1本目は、どっちもどっちなような? でしたが
    動機がすごいというか何というか…。
    それを言うなら2本目も、なかなか時間が経っていて
    準備万端で、ねっとり感が。
    こちらも動機がすごかったですが。

  • 花嫁の見る悪夢
    野獣と花嫁
    の2作品。

    最初は、標題に関する登場人物があらわれ、
    次の段落で、主人公たちが現れるという作り。

    どちらの作品も登場人物で女性が多い。
    女性の性格描写の使い分けが難しいなと思いました。

    女性で悪者を作ると、女性の読者から非難を浴びる可能性があるし、
    似た性格の人ばかりだと、面白みに欠ける。

    苦労の後が見受けられる。

  • ■0997.
    <読破期間>
    H21/8/5~H21/8/6

    <本の内容>
    女子大生・塚川亜由美が親友の聡子とホテルのラウンジへ行くと、
    昔の家庭教師・岐子と出会った。岐子はフィアンセと待ちあわせ。
    これから二人で、岐子の友人の結婚一周年パーティが開かれる山荘へ行くという。
    だが、岐子はいまいち浮かない様子。あの結婚式の夜の出来事が思い出されて…。
    そして二日後、山荘にいる岐子から亜由美に電話があり、殺人事件が起きたという!
    表題作ほか一編を収録。

  • 読みやすい。

  • 読みやすい!いつ読んでもフレッシュであり、古さがあまり感じられないのはすごいです。というこれはシリーズ最新みたいですが(笑)

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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