死と乙女 (角川文庫)

著者 : 赤川次郎
  • 角川グループパブリッシング (2009年1月24日発売)
3.29
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  • Amazon.co.jp ・本 (370ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043870097

死と乙女 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  •  いたって普通の女子高生・江梨は電車内である中年男性を見かけ、なぜか「この人は死ぬ気だ」と感じてしまう。その男性は同級生・なつ子の父だった。
     そのことをなつ子に話した江梨の人生、話さなかった江梨の人生、それぞれの物語。

     物語は1ページを上下段に分けて進んでいく。
     人生はほんの少しの決断の違いで全く違ったものになっていく。実際にはここまで変わってしまうことは少ないだろうけど、そんなことを強く思った。
     若いっていいなあ。

  • 【あらすじ】
    あの人、死のうとしている―。17歳の女子高生、梓江梨は、学校からの帰り道、電車の中で偶然居合わせた男性の横顔から、死の決意を読み取る。しかも、彼は元クラスメート・なつ子のお父さんだった。江梨は迷う。自殺を思いとどまらせるべきなの?それとも見て見ぬふりをするしかない?それぞれの選択をした2人の「江梨」には、まったく別の波乱が待ち受けていた。ふたつの運命が同時進行するミステリー。

    【感想】

  • このスタイル、面白い!
    初めは上段、下段を交互に読んでいたけど、混乱してきたので上段を読み切ってから下段を読むことにした。
    また読みたい!
    ーーー
    あの人、死のうとしているーー。
    17歳の女子高生、梓江梨は、学校からの帰り道、電車の中で偶然居合わせた男性の横顔から、死の決意を読み取る。しかも、彼は元クラスメート・なつ子のお父さんだった。江梨は迷う。自殺を思いとどまらせるべきなの? それとも見て見ぬふりをするしかない? それぞれの選択をした2人の「江梨」には、まったく別の波乱が待ち受けていた。ふたつの運命が同時進行するミステリー。

  • やっぱり赤川次郎は読みやすい。

    頭をそこまで使わなくても読み進んでいける。


    今回は、彼の小説では初めて見た2段構成だった。
    はじめ、どう読んでいいのかすごく迷った。笑

    選択を少し変えるだけで、全く違うラストになる物語。

    こういう発想はおもしろいよね。


    でも、おじさんとセックスする描写はなんかいただけないわ…

    そのおじさんのどこが魅力的だったのかとか
    もうちょっと書いてくれたら、すんなり飲み込めたかも。

    なんかそこだけ少し気持ち悪かった。

  • ビブリオバトル地区予選でのものを。
    読みごたえは確かに紹介通り。それでも赤川次郎の軽い感じは強かったのがおもしろかった。上下分冊も紹介に従い、一度上を読んで次に下を読んで、最後にラスト数ページを読んだ。上の話の方が好きなのは、どこが気に入ったからだろうか。ゆっくり読み直しが必要だ。

  • ページが上下に分割されて違う視点でそれぞれ物語が進んでいく。

  • ほーんと超ウルトラスーパー久しぶりの赤川次郎です。
    最後に読んだのいつだろう。。。。?思い出せないくらい久しぶり。

    高校の頃は、赤川次郎と言えば角川アイドル。って感じですっごい人気だったよねぇ。
    薬師丸ひろことか原田知世とか渡辺典子。
    映画も超ヒットしたよね~。
    私も観に行ったわよ。

    でも、だんだん「赤川次郎の作品の薄さ」みたいなのが飽きてきちゃって読まなくなったわねぇ。
    とりあえず、私のリストに載ってたから読んでみた。

    あの人、死のうとしている―。17歳の女子高生、梓江梨は、学校からの帰り道、電車の中で偶然居合わせた男性の横顔から、死の決意を読み取る。しかも、彼は元クラスメート・なつ子のお父さんだった。江梨は迷う。自殺を思いとどまらせるべきなの?それとも見て見ぬふりをするしかない?それぞれの選択をした2人の「江梨」には、まったく別の波乱が待ち受けていた。ふたつの運命が同時進行するミステリー。

    上段と下段にストーリーが分かれてる超新型タイプの小説。
    始め、どう読んでいこうか迷って、章ごとに上段と下段と読んでみったんだけど、こんがらがってきたので、私は上段を一気に読んで、次に下段を一気に読んだ。。。
    その方が、それぞれの話にすっぽり入っていけると思うわ~。

    これって、推理小説じゃないみたい。
    青春小説。って感じ。
    やっぱり女子高生が主役。
    うーん。まぁね、そんなに心が打たれたり、ハラハラしたりする話ではないな~。
    上段も下段もよくある話。
    私は、上段の方が話の絡まり方とかまとまってて、最後も納得。って感じがして好きだけど、下段は登場人物が多くなって、一つ一つが中途半端に終わってる気がするのよね~。

    一本の作品の長さで、作品が二つ入ってるから、内容的に薄くなっちゃうんだろうけど、もっと掘り下げて書いたらいい作品になったのになぁ~。とは思うわ。

    ま、これを機に赤川作品もちらほら読んでいこう。

  • タイトルに惹かれて。2つのパターンで物語は平行して進む。ラストが同じであるところに哲学的なものを感じた。

  • 話が途中で分岐し、最後にまた同じ話に戻る。
    ちょうど、涼宮ハルヒの分裂と涼宮ハルヒの驚愕のようです。

    死と乙女が優れているのは、2つの話を上下の2段に配列して、
    どちらかだけでも連続して読みやすくしているところです。
    また、各段落が同じところから始まり,長さの調節は挿絵をすこしいれて雰囲気を出しています。

    赤川次郎にこういう実験的作品があることを知りませんでした。
    解説にもありますが、第3の物語が頭に浮かんでいるのかもしれません。

    小説の作家としての専門性に驚愕。

  • 二つの物語が同時進行で進むので楽しかった。

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