死者の学園祭 赤川次郎ベストセレクション(12) (角川文庫)
- 角川書店 (2009年11月25日発売)
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感想 : 34件
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784043870141
作品紹介・あらすじ
M学園の女子高生3人が、立ち入り禁止の教室を探検した後、次々と死んでいった。真相を突き止めようと探る真知子に忍び寄る恐怖の影! 17歳の名探偵が活躍するサスペンス・ミステリ。
感想・レビュー・書評
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懐かし
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真相の見せ方がエンターテイメント
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驚くほどサクッと読めた!赤川次郎作品あっという間に読める……。
ヒロインを通して事件を紐解いていく中で恋があったり秘密があったり驚きがあったり事件事件事件!割と人が死んでいくのにさらさら読めてしまうのがすごいな。事件がたくさん起こるのにちゃんとお葬式とかがあって人が亡くなっていることを意識させられるところに現実味がある……読みやすくこう繋がっていくのかと後からするりとわかる面白さがあった! -
面白すぎて叫んだ本です。笑笑 ミステリーって気づく瞬間が楽しくて…。この本の叫んだ理由がこれです。笑笑本当に面白かったのでぜひ…。
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『娯楽』★★★★☆ 8
【詩情】★★★☆☆ 9
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★★☆☆ 6
「人物」★★★★☆ 4
「可読」★★★☆☆ 3
「作家」★★★★☆ 4
【尖鋭】★★★☆☆ 9
『奥行』★★★☆☆ 6
『印象』★★★☆☆ 6
《総合》64 C -
赤川次郎の長編。青春ミステリー。
初版は昭和58年という事で、色々と年代を感じさせられる作品だが、ミステリー自体の土台はしっかりとしており、犯人が明かされるまではさながらミステリーの教科書の様な段取りだ。しかし、面白い作家は必ずオリジナリティがあり、筆者も例に漏れず独自性を発揮して物語を締めている。(演劇部で事件を作品化し、上映しながら結末を語る手法は新しい。数十年後宮部みゆき作のソロモンの偽証の方が完成度はたかいが、このプロットを昭和に出されていたことに脱帽)
麻薬の話や高校生の容姿や恋愛、先生と生徒の結婚など、躊躇なく語る所は昭和のミステリーの醍醐味だが、現在だとジェネレーションギャップになるのかな。ビデオデッキや電話の話など、中々現在で聞くこともなく、時代背景を楽しむのも一興。
時代柄か、バッドエンド、ハッピーエンドそれぞれ盛り込んでおり、人物描写の深掘りはなく、テンポ良く進行する。(バッドだけでも面白買ったが、暗くなりすぎるため、バランスをとった様に思う)
赤川次郎は僕が生まれる前から歳をとった今も尚推理小説家であり、Wikipediaでみたら、作品が580作以上出されているという事で衝撃だった。
現代数あるミステリージャンルや作家がいるが、「王道」を歩み続ける、けれどもマンネリを感じない凄さは日本を代表する作家に相応しい。
何故か祖父母と話している様な感じだが、子供の頃文字をなぞっていただけの作品がいくつか頭の中にあるので、幾つか読んでみたい。
(三毛猫ホームズは好きだったなぁ。) -
ちょうすきだった、、、夏の日を思い出すんだなあ
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事件自体は残酷な事件ではあるんだけれども、学園ものであったりとても読みやすい文章なのもあってかわりと淡々とテンポよく物語は進んだ印象。
私は割とこういう学園ものが好きなので読んで良かったなと思う作品でした。
私がか安直にタイトルから想像していた場面や事件とは違っていて、最後に全てを回収する物語の進行は退屈することなく読み進むことができました。
他の方も書かれている通り、昔の作品なので現代ではそれはありえないのではという設定、描写もあります。
今のリアルさが好きだという人には向かないかもしれませんね。
ただ、わたしはこの作品を読んで赤川次郎の別の作品も読んでみたいと思いました。 -
軽いいたずらを仕掛けるために視聴覚室へ侵入した三人の女子高生。そこで発見した謎のビデオを見たことで、彼女たちは命を落としていく。その死に疑問を持った結城真知子は学園に潜む闇を暴くべく調査を始める。殺人事件と学園生活と恋が入り混じる青春サスペンスミステリー。
事件の謎へ猛然と挑む真知子の躍動感が青春って感じでいい。学生時代って自分のことを無敵だってどこかで思って生きてるところがあるよね。
「どんな危険でも、やはりそこに冒険があれば、若者には一つのスポーツのようなものなのだ。若者の無鉄砲さが、大人の慎重さよりも、時として危機を切り抜けさせるのは、そこに一種の気楽さがあるから、リラックスした心があるからだろう。」
まさにこの一文のようなサッパリとした風を感じる読み味。赤川先生のライトでエンタメな作風が心地いい。
事件が二転三転していき、トドメの「死者の学園祭」というタイトル回収は見事。真知子になったつもりで臨場感たっぷりにドキドキしながら読むことができた。あのほろ苦さを噛みしめるような展開も好き。すべてを知った後に物語を思い返すと、いろんなところが味わい深くなってくる。
「死ぬより怖いのはね」西田先生は話を続けていた。「希望を失って生きる事だ。それより悪いのは、自分自身を浪費していると知りながら生きる事だよ。……そうなんだ」
胸に引っかかっていた西田先生の言葉。その意味を知った時に物語の奥行きが広がっていくのは憎い演出だなと感じた。死者は死んでいる者だけを指すんじゃない。生きながら死んでいる者もいる。その怖ろしさと、奥に隠されたささやかな希望を感じる物語だった。 -
読了
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書かれたのがだいぶ前なので所々に古くささを感じる。よく読んでいた小学校時代から、著者の書く主人公がまったく好きになれなかったことを思い出した。
学園モノだから仕方ないかもしれないが、事件の割に解決が生温い印象。マリオネットの方が好き。 -
すべての伏線は回収へ通ずる。
基本をしっかり押さえた王道ミステリィです。
世代を越えて読める作品。 -
「……い、いらっしゃいませ」
幸枝がどもりながら言った。
2015/08/27-09/01 -
嫌みな先生への仕返しのために忍び込んだ視聴覚室で見てしまった映像のせいで次々と謎の死を遂げていく三人の女生徒。
その死のわずかな疑問から行動を起こす真知子は恋と事件推理を同時にこなしてくのだが、その恋にもなにやら秘密があり――。
赤川次郎らしい軽い文体のおかげか暗い作風にはならず早々の読破を助けてくれた。
ギリギリまで引っ張られる真相が気になり早々に読み終えましたが、真実とは残酷です。本当に。 -
最初はあのソノラマ文庫から刊行されていたということもあってか、やはり少年少女向けという印象で少々こそばゆい部分もある。ところで、作中でビデオのことをカセットと書いてあり合ってはいるのだが素直にビデオの方が分かりやすい気もするが、そう書かねば伝わらないほどビデオが一般的ではなかったのか。それだけ古い作品であるということなのだな。
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意図しない再読でした 笑
やっぱり赤川次郎のミステリーはよくできてるなあ。殺人よ、こんにちは/殺人よ、さようなら もすきな作品。
一番熱心に動きまわってた真知子だけが知らなかった、という結末がうまいわ。
主人公の説明の描写もなかなかにすてき。
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