四畳半神話大系 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043878017

感想・レビュー・書評

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  • 源ちゃんが声優を務めた『夜は短し歩けよ乙女』の作者の方の作品。
    『夜は~』に出てくる樋口さんや羽貫さんが出てくるし、同じ大学が舞台なので入りやすかった。
    要はパラレルワールドみたいな感じで話が進んでく。
    自分がしなかった決断をした自分があちこちにいたら…面白いし気になるなぁ。
    昔タモリさんがやってたドラマであった気がする。
    『if もしも』みたいなタイトルで。
    「あなたはどんな道を選んでも僕に会っていたと思う。」
    ↑小津の言葉。
    運命といえば簡単だけど、どんな道を選んでも根本的に人間が変わるわけではないから、
    きっとまた同じような選択をして、出会うべき人には出会うのかもね。
    この作品のアニメがYouTubeにあるんだけど(まだ全部観られてない)、後で全部観てみたいな。

  • 前に『ペンギンハイウェイ』を読んだときは、文体に馴染めずに読むのに苦労したが、この作品はスラスラ読めた。

    大学4年生のいま。薔薇色のキャンパスライフは手にすることは出来ませんでした。
    大学入る前に出会いたかった。

  • 今までに読んだことのない作風で、構成が面白いと思った。
    単なる平行世界を描いた作品なのではなく、枝分かれしたどの世界においても主人公の境遇がさして変わらないというのが皮肉的で面白かった。

  • 「可能性」は考えたことは何度もあったが、「不可能性」について考えたのは初めてだった。

    ああしてればどうだった、こうしてればこうだった、と思うことがよくあったが、この作品を読んでからというもの、「あのとき何を選んでようと、現実はまあこんなもんか」という気になってくるから不思議である。

    舞台が京都で、関西に長く住んでいたこともあって、端々の描写が鮮明にイメージでき、面白かった。

  • 4つの並行世界の物語。
    魅力的な登場人物と、古風で軽妙な文体。相変わらずの森見節を大いに楽しめる。
    本作の明石さんといい、『夜は短し歩けよ乙女』の黒髪の乙女といい、森見登美彦氏の描く女の子はなにゆえこうも魅力的なのか。

  • とってもくだらない!

    すっごくくだらないのに、緻密な構成、そのギャップがまたたまりません。

    おばかなことに真剣でそれが世界のすべてでやっぱりくだらないけど愛がある。

    森見ワールド大好きです。

  • 京都を舞台にしたパラレルワールドというと歴史やら哲学やらの出てくる小難しい話かと思いきや、気楽に笑って読める話だった。途中適当に呼び飛ばすと割にすいすい読める。四つの話が微妙な距離感でつながっているのが気持ちいい。

  • 京都を舞台とした、自意識過剰な大学生の鬱陶しくも悶々とした四畳半ライフが、一人称で自嘲的に語られる。新入生の時に惹かれた四つサークルのそれぞれを選択して浪費された学生生活が、パラレルワールドとして描かれているが、まあいずれを選択しても結果的には大差なかったというのがオチ。
    レトロな響きがするカステラが頻繁に登場したのが妙に印象的。第四話では、「キューブ」という映画を思い出した。
    京都の街を舞台とした青春ものでは、「鴨川ホルモー」の方が良かったなあ。

  • 小津と運命の黒い糸なのは間違いないが、明石さんとも赤い糸結んばれてるあたりちゃっかりしててウラヤマシイ

  • 面白い。
    大学生の時に読むべき1冊。
    小津は良いキャラしてる。

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著者プロフィール

森見登美彦(もりみ とみひこ)
1979年奈良県生まれの作家で、京都を舞台にした作品が多い。京都大学農学部卒、同大学院農学研究科修士課程修了。2003年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。2006年に『夜は短し歩けよ乙女』で本屋大賞2位、山本周五郎賞などを受賞し注目を集める。2010年『ペンギン・ハイウェイ』で2010年日本SF大賞、2014年『聖なる怠け者の冒険』で第2回京都本大賞、2017年『夜行』で第7回広島本大賞をそれぞれ受賞。2010年に『四畳半神話大系』がTVアニメ化、2018年8月に『ペンギン・ハイウェイ』が劇場アニメ化された。2018年11月に『熱帯』を刊行し、第160回直木賞、2019年本屋大賞にノミネートし、第六回高校生直木賞受賞。

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