一千一秒の日々 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1133
レビュー : 122
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043885022

感想・レビュー・書評

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  • 不器用にも自分なりに一生懸命生きている青年達、彼等の誰にも言えない想い、悩みには自分にも思い半ばに過ぎるものもありました。他人にとってはあまりに些細なことでも、当人にとっては一千一秒かけても拭えない耐え難い痛みも沢山あるでしょう。それでも忘れてもいいんだ、と思えたとき、光芒がこの心を照らしてくれたような気がしました。

  • すごく、よかった。
    やっぱり島本理生さんのなにげない描写が好きだなぁ
    大学生に思えないような、でも確かにそうだなぁと思えたり
    解説もぜひ読んでもらいたいです
    心がぎゅーっと締め付けられました

  • この人の小説は、独特の世界観あって好き。前に別のを読んだときは不思議ってだけだけど、今回の本の、ゆったりしてふわふわした、でも人の気持ちの難しさを書いた印象は良かった。うまくいえないけど、読んでて心地よい作品書く方だなって思う。

  • 普通の、身近にありそうな恋愛の連作短編集。
    波乱とか事件らしきものがない分、心の動きを読ませてくれるのがいい。人の感情の曖昧さやどうにもならなさみたいなものを再確認する。
    そういう感情をいちいち説明することなく表現している静かな文章が心地よかった。

  • やっぱり「ナラタージュ」は超えられない。
    どれを読んでも、主人公が泉に思えてきちゃう。
    そして、先生と生徒を書くのがとにかくうまい。
    でも、やっぱり島本さんは「ナラタージュ」なのよね。

  • 16/11/10
    連続して島本さん作品。
    ままならないけど、そんな日々がいとおしい、ね。
    あとがきの中村航の「とっても面白かったです。」にびっくりだよ。もうちょいなんかことば探そうよ笑

    ・わざわざ楽しかったことや悲しかったことを考える間もなく涙は流れた。私はそのまま泣き続けた。彼が好きだった過去のために泣いた。彼のことが好きだった自分のために泣いた。(P23 風光る)

  • 登場人物が少しずつつながっている短編集だからか、
    一つの大きな作品の中の小さな物語を一つ一つすくい上げてるような小説だった。

  • いくつかの恋の連作短編集
    やっぱりベタだけど針谷と一紗の話が好きかなー

    この本私の中では、露出補正ですごく明るい写真みたいなイメージ

    淡い色だけで描かれた物語の線を、
    ゆっくりと辿るように読むか、何度も繰り返し読むかしたい、
    すごく味わいのある作品

  • 外からみると芯のあるように見える人でも、誰もが心のうちでは不安や戸惑いをもっている。

    それぞれに感性のアンテナがあり、互いに呼応するタイミングや形が異なるからこそ人は求め合い、もがき、別れ、再び求めるのだろう。

    子供から大人にステップアップする大学生たちの動き揺らめく恋心が多面的に描かれている短編集。日々の暮らしにそっと寄り添ってくれる作品だった。

  • その時の自分も、その時の相手も
    出会えるのは、「その瞬間」だけだ。

    ちょっとづつ変化していくことが、自分を作っているのだとしたら、その一秒はすごく尊い。

    各章のタイトルがとても好みでした。。

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