クローバー (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 113
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043885039

感想・レビュー・書評

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  • 嬉しいのにしあわせなのに
    直前に行きたくなくて
    たまらなくなるきもち
    すっごくわかるや

    解説がだいすきな
    辻村さんでびっくりした

  • ■自分だけの特別な四ツ葉(クローバー)を探しに行こう!

    ワガママで女子力全開の華子と、その暴君な姉に振り回されて、人生優柔不断ぎみな理系男子の冬治。二人は“顔だけはそっくりだが、内面は赤の他人より共感するところの少ない”双子なのだ。今日も今日とて、新しい恋に邁進せんとする華子に、いろんな意味で超強力な求愛者・熊野(本名・細野)が出現。面白がりつつ見守る冬冶も、研究室いちの不思議ちゃん、雪村さんの捨て身アタックを受けて……でこぼこ4人が繰り広げる騒がしくも楽しい日々。ずっとこんな時を過ごしていたけれど、やがて決断の日は訪れて……。モラトリアムと新しい旅立ちを、共感度120%に書き上げた、キュートでちょっぴり切ない青春恋愛小説!

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    ワガママで女子力全開の華子と、その暴君な姉に振り回されて、人生優柔不断ぎみな理系男子の冬治。双子の大学生の前に現れたのはめげない手強い求愛者と、健気で微妙に挙動不審な才女!?でこぼこ4人が繰り広げる騒がしくも楽しい日々。ずっとこんな時を過ごしていたいけれど、やがて決断の日は訪れて…。モラトリアムと新しい旅立ちを、共感度120%に書き上げた、キュートでちょっぴり切ない青春恋愛小説。

    ******************************

    冬治が実際いたら、割と私は好きなほうで、華子が実際いたら、割と距離を置く方だろうなと思いました。

    進路って大変だなと思います。
    学生でいたいのは分かるし……。

    島本さんの恋愛は身近に感じられるのが好きです。

    でも、これは、なんというか、ドキドキ感がなくて、私にとっては普通でした。きっと雪村さんがあまり好みでなかったからだろうと思います。

  • すき!
    波打ち際の蛍が痛かったので、どんな感じかと思えばあら素敵!
    たまには軽いのもいいよね♪

    やっぱ大学生の時は大学生の本がいいな!
    冬冶がいいなぁ、素朴で真面目で器用貧乏、
    心根は優しくて自分を諦めてしまってる。

    最後の一言がとてもすき。ちゃんと守るんだね、冬冶!
    わたしも就活頑張ります。。はあー雪村さん可愛いなあー
    雪村冬冶ってすげえなとふと思った!w

  • すらすら読めた
    ハッピーエンド◎
    あっ、そうなったんや(*´∇`*)
    って終わり方がよかった

  • 軽く読める恋愛青春小説。

    あっさりしてて、個人的にはわりと好き。

    けど全体を通してみるとどうだろう。
    可もなく不可もなくといった感じで、もっと面白くできるはずなのに、っていう期待値を下回るような感想を抱いてしまった。

    主人公二人の関係性は良かった。

  • 設定は面白いし、二話くらいまでは、興味があったけど、
    結局のところ、何を主張したいのかわからない。

    小説って無主張でいいのだろうか。

    何か1つの結論に向かって進むから、面白いんじゃないんだろうか。


    途中から、ぐるぐるして、
    最後はグダグタなんて、なんの面白みもない。

  • 双子の大学生姉弟を主人公にした、青春恋愛小説。
    月日が経つに連れ少しずつ変わっていく二人の関係性は、なかなか面白かったが、ラストがやや消化不良の気も。
    それぞれの恋人のキャラクター設定が漫画的で面白かったので、続編がもしあれば、読んでみたい気はする。

  • この人の書く物語のほわんとした雰囲気が好き。
    それもまた最初の本と比べてちょっとずつ変わっていっている印象。

    内容はすらすら読めるかな。1日でバーっと。
    だけど先の展開がなんとなくわかるのが好き嫌いがわかれそう。

    個人的にはラストがあんまり。予想が裏切られて、それはよかったけど。

    なぜあそこであの結論だったんだろうと。
    私だったらイヤかな。
    と言うか納得しづらい。

  • 非常にシンプルな恋愛もの。
    些細なことに共感する部分も多く楽しく読めましたが、それ以上にはなりにくい。

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著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。18年『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞。その他の著書に『ナラタージュ』『アンダスタンド・メイビー』『七緒のために』『よだかの片想い』『2020年の恋人たち』『星のように離れて雨のように散った』など多数。

「2022年 『夜はおしまい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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