心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043887019

作品紹介・あらすじ

学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談するため、晴香は、不思議な力を持つ男がいるという「映画同好会」を訪ねた。しかしそこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をした、スカした青年。思い切って相談を持ちかける晴香だったが!?女子大生監禁殺人事件、自殺偽装殺人…次々と起こる怪事件に、死者の魂を見ることができる名探偵・斉藤八雲が挑む、驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー登場。

感想・レビュー・書評

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  • 数年前に読んだ本。
    ミステリー小説で、ハラハラする場面もあり、すごく読みやすく、一気読みしてしまった記憶があります。
    どこまで読んだのか覚えてないので、また最初から読み直そうかな…

  • 初読みの作家さんではありましたが、このシリーズは前から気になっていた作品でした

    死者の姿が見える八雲、ヒロイン?助手?的な立ち位置に静香、刑事の後藤、この3人で物語が進んでいく
    タイトルにもあるように「心霊」を扱う内容なので、怖いも苦手な私は少し身構えていましたが、八雲たちの掛け合いはライトだし物語の展開もスピード感があったので、読みやすかったですね

    もっと早く読んでおけば良かったなぁ〜と思いえたので、今シリーズを読み進めていこうかと思います

  • 前に読んだことがあったようななかったような、、再読しました(^-^) 読みやすくてあまり時間をかけずに読むことができた。
    最後の『忘れ物』のエピソードは晴香ちゃん目線で書かれてるのかな?

  • 21年12月18日、読了。神永学さんの小説、二作目。

    同時に読み出した「御子柴岳人」ものが非常に読みやすく、こちらは後に読了となりましたが…作品としては、僕にはこちらのほうが面白かったです。

    主人公の二人、八雲と晴香の関係が、オジサンにはなんだか初々しく感じられ…とても楽しく、微笑ましく思いながら読めました。
    ファイルⅢのラストに、新たな敵、またはライバル、になるのかな?という謎の人物について語られ…次作も楽しみになりましたが…はじめからシリーズ化が前提?作者のあとがきに、「大幅な改稿をして文庫化した」とあったので、その結果かな?興味あります。

    二作目も、いってみようと思ってます!

  • 最新刊が出るたびに、思い出すため何度も読んでいるけど、やっぱり面白い!キャラクターが個性的で、分かりやすい世界観、今後何が起こるのかワクワクゾクゾクするミステリーホラー!何よりこんな自由なキャンパスライフを送ってみたかった!

  • 霊が見える能力を持つ八雲が難事件を解決していくストーリー。
    不思議とホラー系では無く、ツンデレなキャラクター設定や、晴香や後藤とのやりとりが笑わせられる。

    最後に両目が赤い男が存在だけ書かれていて、続編が気になる。

  • 「他人を受け入れない態度の裏には、計り知れない大きな傷がある──。」

    生まれつき赤い瞳の左眼を持つ青年、八雲。彼の左眼は他人には見えないものが見えてしまう。ひょんなことから幽霊がらみの相談を持ち掛けられた八雲は、死者の魂が見えることを手掛かりに、不可解な事件を解決していく……。

    ただのミステリーではなく、死者の魂が見えるという設定で、ホラー要素もあるところが面白い。文章は読みやすく、キャラも立っていてスラスラ読めた。まだ登場人物に謎があるので、これから先を読むのが楽しみ。

  • 短編が3つとエピローグ。
    読み始めは、つまらなくはないが微妙やったけど、だんだん面白くなった。
    夢中になって読む!って感じではなくいい息抜き本かな。

    シリーズもので読むのはこの1冊だけかなと思ったけど、読後は続きが読みたい!と思った。
    理由は不明!笑
    ただ晴香がすげーウザくてイライラした笑 


    ・開かずの間 ★★★
    冒頭のホラー感は最高だった。
    だけに期待しすぎ(?)て後半はつまらなかった。
    展開が分かり過ぎた。ティーン向けの本かしら?


    ・トンネルの闇 ★★★★
    トンネルの所がちょっと怖く◎
    前の話で読み終えてがっかりだったので、期待よりは良かった!
    想像通りの展開だったけど。


    ・死者からの伝言 ★★★★
    まあまあ面白い。八雲にとって晴香は特別な存在的な感じがありきたりすぎて、興醒めやけど。
    そしてやっぱり晴香のキャラが好きになれん!


  • ラノベ感がまずダメだった。キャラの既出感。赤い片目で霊が見える八雲だが、そのため彼は大変ひねくれた性格になってしまった。そこに現れるまっすぐな性格の(何にも考えず思ったことをすぐ口にする頭悪そうな)女子大生って男の理想なんだろうか(女子大生なのに???)。おバカな女の子がかわいいのはわかるけどうーむ、欲しい知識は全部あって、欲しくない知識は全部ない、作者の理想を詰めたヒロインが彼女なんだろうなと思ってしまい気持ち悪かった。
    会話文の無意味さ加減が気になる。省いた方が私は好きだけどそこに萌える人は萌えるのだろう。

  • 赤い目を持つ探偵・八雲が幽霊・亡霊に由来する事件を解決していくシリーズの一作目。彼がどのような人間性かがこの本を読めばはっきり分かる。短編集である為、読みやすい。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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