- 角川書店 (2009年6月18日発売)
本棚登録 : 3975人
感想 : 201件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784043887057
作品紹介・あらすじ
15年前に起きた一家惨殺事件。逃亡中だった容疑者が、突然姿を現した!? そして八雲、さらには捜査中の後藤刑事までもが行方不明に――。冬とともに八雲に最大の危機が訪れる。
みんなの感想まとめ
物語は、15年前の猟奇的殺人事件を背景に展開し、八雲が姿を消したまま進む新鮮なストーリーが魅力です。周囲の登場人物たちが推理を進める中で、八雲のキレのある洞察が恋しくなる読者も多いですが、それぞれの頑...
感想・レビュー・書評
-
八雲不在で進む物語…!
八雲は一体どこへ消えたのか?!
15年前の殺人事件の真相とは…?!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
15年前に起きた猟奇的殺人事件。
心霊特番のリポートのため、事件現場を訪れたテレビ局のスタッフたち。
ところが、撮影に使われていたビデオカメラに女性の幽霊が映りこむ騒ぎとなる。
そのビデオを見た八雲は、なにかに気づいたようだったが、周囲の人には何も告げず、姿を消してしまった。
そして猟奇的殺人事件の時効が迫るなか、容疑者が突然姿をあらわした!
容疑者はなぜ今、姿をあらわしたのか…?
八雲はなぜ姿を消したのか…
そして、猟奇的殺人事件の驚愕の真相が、ついに明らかになる…。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
序盤から後半まで八雲不在で物語が展開していき、いつもの物語運びと雰囲気がちがうところが、新鮮に感じました。
しかし八雲不在なため、推理はまわりの登場人物たちの手に委ねられるわけですが、やっぱり八雲に比べるとキレがありません(苦笑)
彼らとしては超がんばって推理しているのもわかるのですが、読めば読むほど八雲のキレのある推理が恋しくなりました。
この5巻では八雲“最大の敵”が出現し、物語の内容的にも「心霊探偵 八雲・第一部終了」という感じがしました。
“最大の敵”の育った環境には、哀しいものがありますが、だからといってそれは、八雲を傷つけていい理由にはなりません。
しかし“最大の敵”の人生に間接的に巻き込まれ、しあわせを奪われてしまった人々が、気の毒でなりません。
時間は八雲6巻…ではなく、「secret files 絆」がはさみこまれるようです。
中学生の八雲が解決した事件の話だそうで、そちらも楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今回も読みやすかったので早くに読めました(^^)
後藤刑事、どうなるんだろう? -
シリーズ5作目。
八雲と晴香のずっと前からの不思議な繋がりが判明して感動的だった。それにしても八雲母が昔遭遇した事件…なんということ…八雲父を恨む気持ちも理由がわかった。今回も逃げられてしまったけど、何とかして報いを受けさせて欲しい。
流石に今回は八雲と後藤の命が危ないかとヒヤヒヤした。
最後にしれっと後藤が「警察やめる」とか言っているけど本当かな。なんだかんだ辞めない感じもするけど。
八雲だけでなく、段々色々な人が幽霊が見えるようになっている気がする。 -
'22年1月11日、読了。
普段、集中力が無く、飽きっぽい性格なので、二冊位を同時進行で読んでいきますが…他の2~3冊と浮気(?)をしてしまい、途中で中断していました。
ようやく読み終えて…やはり、面白かったです。シリーズ五作目ですが、僕には今作が一番、だったかな…。
八雲と後藤刑事は、途中から姿を消して、晴香と石井刑事が大活躍しますが…「男、石井」に惚れた!となって、最後は…まあ、安定の面白さ、楽しさでした。
次は、「another file」の一作目、いってみようと思ってます!でも、本作最後の後藤刑事も、気になってます…どうしよう(・ัω・ั) -
今回は早い段階で頼りになる二人が戦線離脱、行方不明になった事もあって、始終ハラハラドキドキしっぱなしだった。けれどその分、石井刑事や晴香の活躍が見れて良かった。今回の件で、この二人はより一層成長したと思う。また、巻を重ねるごとにトリックが複雑になってきていて、最後まで分からないところが面白い。それにしても、八雲の父親は怖すぎる……。
「奴は、自分では手を下さない。言葉巧みに他人に近づき、その心を操る。人の心の弱い部分を刺激し、犯罪へと駆り立てる。」 -
今回ほぼ八雲出てないし、あんまり推理小説感?もないけど、晴香ちゃんと晴香ちゃん母の親子好きだなと思った。
-
-
いいんじゃない〜!
-
ネタバレに近い表記あり
今回の話は最初から最後までハラハラさせられるシーンばかりだった。最後のどんでん返しも、事件解決だと安心していたからこそ、衝撃がでかい。
八雲と晴香の関係も少し近付いたような、元に戻ったようなそんな感じ。 ただ、晴香の印象が一気に変わった巻だった。
だが一番変わったのは、石井さんだと思う。
後藤さんが行方不明になっても、怖じけづき、自分を責め、「自分は何も出来ない」と決め付ける。だからこそ、石井さんの今回の活躍は胸に込み上げてくるものがあった。石井さんは 限りなく、一般の価値観に近いのかと思う。登場人物全員が意志が強く、行動力があると、現実味がない。だから石井さんが怖がったりする姿にイラってする時もあるけど、その姿があるからこそ、他の登場人物も活き、リアリティがでてくるんだなと思う。
本当に面白い作品だと思う。次の巻にも期待! -
15年前の一家惨殺殺人の犯人を見つけた後藤刑事と石井刑事。見つけたけれど突然犯人は路地で消えた。また、事件の屋敷は幽霊スポットになりそこへ取材に行ったビデオを見た八雲が失踪。後藤刑事も時効寸前のこの事件を聞き込み中に失踪。もしや2人とも殺されたのでは。石井刑事は弱気になり2人はもう殺されてると溢すが、ここからが石井刑事が一皮剥けるところ。晴香の檄が効いたのか、全身全霊で後藤刑事を見つけるために頑張る石井。なんと健気なんでしょう。一家惨殺事件の真相もなかなかの仰天だが、登場人物の人物関係の復習とこれからの展開を示唆するいい一冊。
-
15年前に起きた一家惨殺事件の容疑者が突然姿を現し、八雲、さらには後藤刑事までもが行方不明になる…――という、八雲の生まれにも関わる重要な巻。再読ですが、例によって例のごとく内容はすっかり忘れてました。覚えてたのは八雲に危険が迫ったことくらい。八雲を必死で探す晴香の執念がすごいし、サブタイトルの”つながる想い”がほんとその通りで、ラストはじんわり。逆に石井刑事はあんまいいとこないけど、そこがまた彼らしくもある。八雲がちょっとずつ晴香にデレてきてるの、野良猫を家猫にしていく過程を見てるみたいで楽しくかわいい。
-
再読。
-
シリーズの中では一番好きかも。
母の八雲への想いが知れて少しうるっとしてしまった。
この後の展開が気になりますね。 -
おお、ついに八雲の出生の秘密が明らかになりました。
そして晴香ちゃんとの意外な「赤い糸」も。
くすっ(๑>◡<๑)
15年前に凄惨な殺人事件が起きた屋敷に、
心霊スポット訪問企画のテレビカメラが入り、
恐ろしい形相をした女性の幽霊が映像に納められる。
一方、時効間近のその事件の指名手配犯が、
後藤たち刑事の前に姿をあらわしてから逃げた。
関連性について相談を受けた八雲だったが、
その映像を見た途端、部屋を出て、失踪してしまう…。
今回は、いつも活躍する八雲と
後藤刑事が行方不明になり、
サブキャラの晴香と石井刑事がそれぞれ活躍します。
まぁ、シリーズも5巻目で、
キャラの性格もなじんできたし、
「主役が不在でも結構いけまっせ!」
というアピールは成功しているのではないかしら。
この本が好きな人におすすめの本
著者プロフィール
神永学の作品
