コンダクター (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1964
感想 : 147
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043887088

感想・レビュー・書評

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  • 出だしはあるオーケストラ奏者の悪夢から始まる。序盤は冗長だが、中盤から一気に話が流れる。オーケストラ奏者3人に警察2名、プロデューサーに代理店社員、精神科医、このうち1人が何人も演じている。それぞれの点が最後に一つの点になるところは読んでいてすがすがしくもあった。

  • 疲れました!
    最後までどうなるのか気になって一気に読みました

    若い音楽家達の自分勝手な殺人事件です

    でもね、最期はちょっとやり過ぎかな

    被害者で、主人公になるのかしら?朽木奈緒美さんはなんだか天然で、子供みたいです
    同期の結城くん、玉木くん、真矢さんは最初から意味ありげ…

    心理描写かお上手で引き込まれます

  • 2015/1/25bookoffで購入。

  • 神永さんの作品で一番好きな作品です。
    最後まで一気に読みたくなるストーリ展開だけど、人間の怖さを感じる物語でもありました。
    当たり前の事だけど、どんな事情があろうと人を殺めるのはよくないのは誰でも分かってるはずなんだけど…。
    人間、欲が関わるとそれすらも見えなくなってしまうようですから…。

  • 私がこの本を選書した理由は、前に一度読んでみて思いがけない展開に、息もつかない程面白かったからです。結末を予想できる人はなかなかいないんじゃないかなと思います。挑戦者求む!(笑)
    また、この作者の作品には「心霊探偵八雲」もあります。この作品が好きだという方はぜひ!コンダクターも!

  • 面白かったけど...よくわからなかった...
    うん。わかんなかった..

  • 本のステージが似ている。

  • 人って怖いな、の一声に尽きる本。
    保身、欲望、嫉妬、盲目、どれも感覚を鈍らせるなー。

    好みの話で楽しく読めたけど
    コンダクターの意図とかパートナーとの関係性がいまいち掴めなかった。
    続編あるなら読みたいなー。

  • 心霊探偵八雲を書いておられる神永先生の作品です^^
    一体誰がどのような理由でこの事件を引き起こしたのか。
    まるでコンダクターのようにこの事件を操っているのは誰なのか。
    色々な人間関係が絡まって、引き起こされた殺人事件の物語(←みもふたもない?)
    なのですが、始めは一体誰が主人公で、誰を主軸として読んでいけばよいのか
    わからないまま、読み続けていたので「?」というふわふわした感じがしました。
    ですが、事件が進むにつれて「?」から「お?」と興味引かれ
    最後の方で物凄く気になる登場人物が…っ
    最後の最後で興味深い展開をみせられまして、続編はあるのか!?と思ってしまいました^^
    このキャラ達の長い序章?紹介する事件!?(爆)
    もーっ神永先生じらしすぎですよっ!(笑)
    でも、このコンダクターの続編…そんな話出てないみたいですしね(==)しょぼん。
    残念!

  • 読み進めれば進れるほど謎が深まる展開と、数々の伏線を綺麗に収束させるさま、意外な真相など良く出来ていると思います。想像していたよりも本格テイストで好印象でした。
    ただ、文章が似たような表記の繰り返しでくどかったのと、この事件をコンダクターに依頼した人物の経緯が説明不足だったのが、個人的に不満でした。

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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