心霊探偵八雲6 失意の果てに(上) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.99
  • (176)
  • (238)
  • (142)
  • (13)
  • (4)
本棚登録 : 2485
感想 : 114
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043887095

作品紹介・あらすじ

"絶対的な悪意"七瀬美雪が逮捕され、平穏が訪れたかに思えたのもつかの間、収監された美雪は、自ら呼び出した後藤と石井に告げる-私は、拘置所の中から斉藤一心を殺す…。拘束された身である美雪には、物理的に不可能な殺人の予告。しかし、彼女の目はなぜか自信に満ち溢れていた。本当にそんなことが可能なのか!?後藤は疑心にかられつつも、一心を守ろうと決意する。八雲の叔父を狙う、美雪のその真意とは-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「嬉しいことも、哀しいことも、苦しいことも、愛する人と分かち合いたい。それなのに、その相手は自分一人で抱えていて何も言ってくれない。」(144ページ)

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    「八雲の父である両眼の赤い男に、自分の方を振り向いてほしい。」
    絶対的な悪である七瀬美雪の願いは、それのみであった。
    しかし彼の真紅の両眼には、八雲しか映らない…。

    八雲に憎悪の気持ちをもち続ける美雪は、拘置所のなかで後藤刑事らに、ある予告をする。
    「わたしは拘置所に居ながらにして、八雲の叔父・一心を殺す」と…。

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    心霊探偵八雲シリーズ、(多分)第2部開幕!
    5巻で捕まった最大の敵・七瀬美雪の不可解な殺人予告から、物語は始まっていきます。

    シビアな状況にあっても本心を語らない八雲の姿に、もやもやした想いを抱いてしまう晴香。

    「嬉しいことも、哀しいことも、苦しいことも、愛する人と分かち合いたい。それなのに、その相手は自分一人で抱えていて何も言ってくれない。」(144ページ)

    彼女のそんな思いは、八雲に届くのでしょうか。
    そして一心は、どうなるのでしょうか!?

    下巻へつづく

  • 今回は上下の2巻セット。
    相変わらずスラスラと読める。

    一心が刺された時は泣いてしまった。
    今回は、後藤がすごくいい感じ!
    特に奈緒との関係が好き!

    後半も楽しみ!

  • 記録

  • キャラや人間模様は好きだけど、やりとりはちょっとくどい。下巻に続く

  • どっしり重たいまんまじゃなくちゃんと立ち上がりで上巻が終わってくれてほんとーに良かったです。

  • 一心さんが刺されたーッ!!(ノ_・。)

    今巻はそのことで占められました。

    一心さーん!!(ノ_・。)

    もうその時の奈緒ちゃんがいじらしくって余計に泣ける。胸が痛いよ。八雲さんの想いも、一心さんの2人への想いも泣ける。番外編であんなことがあっただけに幸せになってほしい家族なのにッ!!(涙)
    そして晴香ちゃんも八雲さんとの関係に悩んでるし。早く2人にも幸せになってほしいよ。
    でも昔に比べたら、八雲さんは晴香ちゃんに心を開いてると思うんだよね。昔だったら今回のコトはなかなか立ち直ってないんじゃないかなぁ。その立ち直るキッカケが晴香ちゃんだったっていうのが萌える。段々晴香ちゃんを頼りにしてるしね。なかなか素直に人に頼るのは難しいのかもしれないけども、もっと頼ったっていいと思うよ、八雲さん。
    今回落ちかけた時に八雲さんが考えてたコトって、別に眼が赤いから起こるってコトじゃないと思うもの。人間誰しもがそうなると思う。自分のせいで誰かが傷ついたり不幸になったりするのって。ただ、色々なモノが見えるせいで余計に強くそう感じちゃうんだろうな。いつもは色々なコトを冷静に客観的に見てる八雲さんだけど、自分のコトは冷静に客観的に見れてない気がする。
    だから誰かに頼ることって大切なんだろうな。今回、後藤さんの奥さんが出てきましたが、とても強くてステキな人だなぁ・・・って。後藤さんも八雲さんのコト言えないよ!後藤さんももっと素直になりなよ!!って思いました。そんな男性陣を支えてあげてる女性陣がステキでした。

    八雲さんたちはすごいステキな人間関係なだけに、八雲さんのお父さんや美雪さんを見てるととてもかわいそうに思えてきます。人との繋がりって大切だな。

  • 記録用

  •  前の巻で、圧倒的な悪意の塊であった、七瀬美雪がつかまって、平和が訪れたと思いきや……

     今度は、その美雪が、八雲のおじである「一心を殺す」と言い出した。
     美雪自身は、拘置所の中にいる中で、そんなことができるわけない、と思うが、実際に一心は自身の寺の御堂の中で襲われてしまう……

     一心が襲われたことで、八雲自身も不安定になり……

     という話でした。
     八雲を傷つけたいがために、あの手この手を講じてくる相手に八雲がどう戦っていくのか、を考えないといけない状況にずるずると追い込まれていく上巻。
     下巻で八雲がどのようにこの敵と向き合うのか、楽しみにしています。

  • 2020/9/9
    上巻やし詳細は下巻へ。
    ただ一箇所、石井刑事が「殺害した」って言ってしまってるのが気になった。
    一心さん死んでないから!ちょっと杜撰やないの?
    だって彼らは知り合いで、責任も感じていて、切実に生きていて欲しいはずなのに。
    こういう細かいとこで引き戻されることが多いのよね、このシリーズ。

  • どんどん引き込まれます。
    面白い!

全114件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1974年山梨県生まれ。2003年に自費出版で『赤い隻眼』(文芸社)を発表し、話題となる。その後、2004年に『赤い隻眼』を改題した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』(文芸社)で、本格デビュー。同作から始まる「八雲」シリーズが、若者を中心に圧倒的な支持を集める。他著作に『コンダクター』『確率捜査官御子柴岳人 密室のゲーム』(ともに角川書店)、「天命探偵 真田省吾」シリーズ(新潮社)、『イノセントブルー 記憶の旅人』(集英社)などがある。

「2021年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神永学の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
有川 浩
有川 浩
有川 浩
有効な右矢印 無効な右矢印

心霊探偵八雲6 失意の果てに(上) (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×