心霊探偵八雲7 魂の行方 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 2026
感想 : 121
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043887118

作品紹介・あらすじ

友だちが、神隠しにあった-晴香のもとに、助けを求める電話をかけてきたのは、晴香が以前、教育実習の際に担当となったクラスの児童・大森真人だった。それを聞いた八雲は調査のため一路長野へ向かう。一方、石井のもとには、護送車が事故を起こしたとの緊急連絡が入った。その車は、あの七瀬美雪を乗せていたというが…!?2つの事件の舞台は、鬼が棲むという伝説が伝えられる信州鬼無里へ!新展開のシリーズ第7弾。

感想・レビュー・書評

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  •  晴香が以前、教育実習の際に担当したクラスの児童・大森真人から、「友達が神隠しにあった」と連絡があった。
     それを聞いた八雲は、調査のため真人の住む長野に向かう。
     一方、石井刑事の元には、護送車が事故を起こし、乗っていた七瀬美雪が逃げ出したという一報が入る――

     という話でした。
     八雲が一つの山を乗り越えて、ちょっとやわらかくなってからの新生・八雲、第1弾。
     今回は、気が付けば、八雲のルーツを辿る話でした。
     最初の巻に比べれば、登場人物が見違えるくらいに変わっていて、人間の成長を感じる話になっています。

     この展開になってしまったら、次に何が描かれるのか、ちょっと不思議に思っていますが、次の巻も楽しみにしています。

  • 「ぼくの左眼が赤いくらいで、世界は変わらない」(18ページ)

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    以前の事件後、長野県に転校した小学生・真人(まさと)から、晴香のもとに1本の電話が入った。
    「友だちが、神隠しのように消えてしまった…」

    真人のもとを訪れた八雲と晴香だったが、事件を調べるうち、思いがけない八雲のルーツが明らかになっていき…

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
    おもしろい、けど真相は非常にゲスいです。

    読み終わって思ったのは、「愛と狂気は紙一重」なんだな…ということでした。
    本人にとっては愛による行動であっても、他人からみたら狂気にしか見えない行動が、この世の中には確かにあるんだな、と感じました。
    そして神隠し事件の謎が、思いがけず八雲のルーツに関わる事実をひっぱり出してきており、「ええっ?!」となってしまいました。
    後半はいろんな事実がポンポンと出てくるので、頭の中で情報が混乱し、つなげて整理するのが大変でした。

    しかし、そうした状況もなんとか最後にはおもしろさの方へつながってくれ、☆4つをつけることができました。

  • 今回はまあまあかな。
    たのしかったが、前回が読み応えあったので。

    晴香が以前のように、ちょっとうざくてイライラした笑

  • 晴香父が可愛くて仕方ないです。ちょっとだけ八雲父の過去が垣間見えた回でした。集団になればなるほど当人の痛みに鈍感になり、酷いことをしてもわからなくなるのはひとだけの悪いところですね。そうなりたくはないと思っていても、関わりたくないと酷い状況に目を瞑るだけでも集団と結局変わりないですし難しいですね。考えさせられます。

  • 7巻はシリーズの中でも最悪。

    まず晴香ちゃんが無理。あまりにも“良い子”すぎてイラッとくる。
    それに、石井さんの電話にずっと出ない後藤さんもおかしい。いい大人なのに。
    しかも、美雪の逃亡もパターン化してる。
    最後まで共感も感動もしませんでした。

    さらに言えば、文庫本の紙の綴じ方が汚い!
    業者が適当に綴じたんでしょうか?どの本屋に行っても全てでこぼこしてる。
    もっと綺麗に綴じてほしい。

  • 序章
    第一章 神籬(ひもろぎ)
    第二章 鬼女
    第三章 解放
    終章 その後
    添付ファイル 同乗者

    不思議な事件と八雲との関係、さらに深い部分がわかる1冊。
    紹介文を読んで、いつものメンバープラス過去の登場人物が出てくるストーリーなので、
    4巻から一気読みをしました。
    一気読みをすることで登場人物の人間性がよりはっきりと見えてきます。

  • 記録

  • シリーズものだしもうすぐ終わるし読んでるけど、だんだんなんだかなぁなかんじ。毎度毎度、みなさん迂闊すぎないかな。そして晴香ちゃんと後藤さんは鈍すぎないかな。ベタなキャラ関係は好きだけども。ストーリーの全てを知ってる作者さんが、登場人物にどれだけ気づかせるかどうやって気づかせるかって、ミステリーの大事な部分だなぁと思う。それがちぐはぐだと、ちょっとつかれる。内容は好きだった。いつもちょっともの悲しくて考えさせられる。

  • これまでの6冊で漠然と恐怖だった赤い目の男の実体を捉える事が出来て、人知れずほっとしています。

  • 早々に人間関係は読めちゃったので、真相知っても驚きはなかったです。でも、あの刑事さんのバックボーンには驚きました。そこも繋がってるとは思いもしなかったから。

    今回、最初から最後まで晴香ちゃんも事件に携わってるのにも関わらず、そんなに八雲さんと一緒にいるワケでもなかったのでちょっと物足りなかったです。2人のじれったい感じを見るのが好きなのに・・・このシリーズはその点を楽しみに読んでるのに・・・むしろ事件なんてどーでもいいのに・・・。だって事件のお話は読んでると怖くなってくるんだもの。謎解きは好きだけど、怖さはいらないんだ。

    なんか今回読んでて、あんまりテンション上がらなかったです。ザンネンだったなぁ・・・。

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著者プロフィール

1974年山梨県生まれ。2003年に自費出版で『赤い隻眼』(文芸社)を発表し、話題となる。その後、2004年に『赤い隻眼』を改題した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』(文芸社)で、本格デビュー。同作から始まる「八雲」シリーズが、若者を中心に圧倒的な支持を集める。他著作に『コンダクター』『確率捜査官御子柴岳人 密室のゲーム』(ともに角川書店)、「天命探偵 真田省吾」シリーズ(新潮社)、『イノセントブルー 記憶の旅人』(集英社)などがある。

「2021年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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