ゆめつげ (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043888016

感想・レビュー・書評

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  • 夢で占いをする家系に生まれた神官の弓月の元に、江戸の大金持ちの商家の子供の行方を探す依頼が舞い込んだ。
    その子は幼い頃に江戸の大火で行方知らずになったのだが、数年後に候補者が3名集まり、そのうちの誰が本物の子かを当てるという依頼だ。
    ただの占いの筈が、浪人に狙われ、監禁され、国に関わる大きな陰謀に巻き込まれていく。


    幕末の時代の神官職、商家の立ち位置を描いているが、この視点は考えたことがなかったため面白かった。
    江戸時代の謎解きもので、今作は夢告げというファンタジー要素がある。
    読みやすい文章で、スラスラと入り込めた。

  • しゃばげシリーズのように入り込めるか?と思いきや。。
    なんとなく、読むのに苦労をした。
    そして、読んでいるうちに、宮部みゆきさんの作品だっけか?と、錯覚を幾度となくした。
    なんでだろ??

    最後の最後で、全ての話がきれいに理解できて、すっきり。
    弓月が見たのは、はるかかなたの未来の世界。

    さて。。
    平成が終わりを迎えようとしている今、弓月が見た未来は、どんな未来なのか。。
    かなり興味深い。
    唯一思うのは、たくさんの人が亡くなり、たくさんの人が露頭に迷うようなのでなければ良いなと。

  • 札差しの本当の子どもをみつけてほしいと頼まれた、夢占のできる禰宜弓月が、いつのまにやら大きな陰謀に巻き込まれてゆく。
    しかし、畠中さんの主人公はだいたいか弱いが、キップは半端ないな。こちらが連続して読んでいるからかも知れないが、場面設定を変えたしゃばけに見えてしまってなんとも。

  • 図書館。
    実際にこういう怒涛の変化を迎えた時を生きた人たちがいたんだなと。
    戦争を遠いこととしてしか実感がなく、平和に準備されていく平成から次の世への移行を待つだけの今としては、少し不思議な気分。

  • ちょいと期待しすぎたかな。じゃばけシリーズに比べて読みにくさもあり、なかなか入り込めなかった。う~ん残念。

  • 【あらすじ】
    江戸は上野の小さな神社で神官を務める、のんびり屋の兄・弓月としっかり者の弟・信行。夢に入って過去や未来を見る「夢告」が得意な弓月だが、迷い猫を捜せば、とっくに死んで骨になった猫を見つけるという具合で、全く役に立たないしろもの。が、何を見込まれたか、大店の一人息子の行方を見てほしいという依頼が。礼金に目が眩み弟をお供に出かけたものの、事態は思わぬ方向に転がって…。大江戸・不思議・騒動記。

    【感想】

  • 江戸時代、夢占いをする神官弓月。
    ほんわかした話かなぁって読み始めたけど、どんどん物騒な話になってくる。

  • 時代小説?ミステリー?ファンタジー?
    同カテゴリーするのが一番しっくりくるかわからないけど、自分が今まで読んだことないスタイルだと思う。

    弓月の心境の部分が初めは全然理解できなかったけど、ゆめつげの曖昧さや複雑さを考えると、あとからジワジワくる。

    好き嫌いがわかれそうな作品だけど、自分は好きな作品。
    伏線が深く張られてる感はあったけど、結末は呆気ない感じもしないでもない?

    表紙絵のポップな感じからは、想像できないような過激な内容でしたwww.

  • 時代小説。
    夢の中で未来や過去を見ることができる、禰宜さんの話。
    とある依頼を引き受けたことから、わけのわからぬまま浪人に殺されかけたり、夢告のしすぎで血を吐いたりと大変な目に。
    死人もでて、話はますます複雑に……
    まあまあ面白かった

  • どんなようであれ、普通でないというのは大変なこと。

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著者プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

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