つくもがみ貸します (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
3.61
  • (124)
  • (298)
  • (316)
  • (41)
  • (12)
本棚登録 : 2355
レビュー : 226
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043888023

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「つくもがみ貸します」
    NHK総合 毎週日曜24:10~
    初回放送日:2018年7月22日
    キャスト: 榎木淳弥、小松未可子、櫻井孝宏、奈良徹、仲野裕、平川大輔、明坂聡美、井口裕香、片岡愛之助
    http://tsukumogami.jp/

  • 江戸にて古道具屋兼損料屋「出雲屋」を営むお紅と清次、そんな2人の店では時折人ならぬ話し声が聞こえる。生まれて100年経ち魂が宿った物たち、付喪神の声である。
    決して経営が良いとはいえない出雲屋ではそんな付喪神たちも貸し出されていく。
    付喪神たちは貸し出された先で起こった騒動について色々話を拾ってくるのだが……

    なかなか付喪神たちの会話がツンツンで良いカンジでした。
    しゃばけシリーズでは協力的な付喪神たちだけれど、この物語では気位が高く、人とは話をしてやるまいとしているところがなかなか。

    お紅と清次、蘇芳の3人の恋愛模様、煮え切らない関係も面白かったです。

  • つくもがみ借りたい

  • 江戸の小道具屋兼損料屋の姉弟の話。

    妖が出てくるのは「しゃばけ」シリーズと同じだが、
    出てくる妖は、タイトル通り「つくもがみ」のみで、
    主人公も普通の人(とは言え、ちょっと変わってるのかもw)。

    ほんわかとした恋愛要素がある所も、
    「しゃばけ」シリーズとは、
    ちょっと違う仕上がりになってる。

    姉弟のキャラも、「つくもがみ」のキャラもよく、
    読了後に、ほんわかとした気持ちになれる。

    相変わらずの読みやすさで、ざくざく読める上に、
    さらりと江戸文化の説明もあるので、
    小学生からでも読めるし、読んでほしい本。

  • でてくるのは、妖と人と両方だからまぁちょっと語弊があるかもしれないけれど、基本的には、江戸の人情話系。一見した印象を、いい意味で軽やかにどんどん裏切ってくれるのが楽しかった。主人公の姉弟がそれぞれいいですな。

  • 前々から気になっていた作者。
    どの作品から読み始めようと思っていたところ、次クールのアニメの原作になると知り、この物語をまず読んでみました。

    まず、古道具は100年たつと霊が宿り、付喪神となるという日本古来の考えがベースになっています。
    舞台は江戸深川の古道具屋兼損料屋「出雲屋」。この店が扱う道具の中には、付喪神になった古道具もあり、噂話に花を咲かせています。
    そうした付喪神たちと出雲屋の主人、清次とお紅との不思議な交流話。

    物語にそれほど奥行きを感じませんが、義理人情に篤い江戸の庶民が生き生きと描かれています。
    付喪神をたくさん登場させるという発想がよく、アイデア勝ちの作品。
    面白いストーリーだったので、続編も読む予定。
    アニメの付喪神たちは、原作から想像される銘品の持つ凄みのある迫力は抑えられて、ずいぶんかわいらしい感じに描かれていますが、こちらも見るつもりです。

  • 若旦那とはまた違った面白さのある物語でした。

    つくも神たちの我侭で身勝手なところがまた。

    ストーリー的にはちょっと偶発的すぎますがまぁそれはそれで。

  • アニメ化決定したみたいです。

  • 【あらすじ】
    お江戸の片隅、お紅と清次の姉弟2人が切り盛りする小さな店「出雲屋」。鍋、釜、布団と何でも貸し出す店ですが、よそにはない奇妙な品も混じっているよう。それらは、生まれて百年を経て、つくもがみという妖怪に化した古道具。気位高く、いたずら好きでおせっかい、退屈をもてあました噂超大好きの妖たちが、貸し出された先々で拾ってくる騒動ときたら…!ほろりと切なく、ふんわり暖かい、極上畠中ワールド、ここにあり。

    【感想】

  • 既にレビューごっそりなのでメモ的に。
    ・付喪神と、憑いているモノで成立する商売を絡めてストーリー展開、面白い着想!
    ・恋模様を幾つか絡めはじめ、そこが主張し過ぎないように段々と展開を強めていく。
    ・色恋沙汰・云々は余り得意でないが、伏線から段々と強く描かれていくので否応なしに引き込まれた。
    ・キャラの描写分けが面白く、素晴らしいなあと。
    ・時代をシフトしているからこそ広がるキャラの幅ばあるんだなあと実感。

全226件中 1 - 10件を表示

プロフィール

畠中 恵(はたけなか めぐみ)
1959年高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学(現・名古屋造形大学)ビジュアルデザインコース・イラスト科卒業後、漫画家アシスタントと書店員を経て、漫画家デビュー。そして故・都筑道夫の創作講座を受講。『しゃばけ』が第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、本作でデビュー、作家となる。
『しゃばけ』シリーズが代表作で、『しゃばけ』『ぬしさまは』はNHKラジオドラマ化された。2011年、『ちょちょら』で第24回山本周五郎賞候補。2016年『しゃばけ』シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞。

つくもがみ貸します (角川文庫)のその他の作品

つくもがみ貸します 単行本 つくもがみ貸します 畠中恵

畠中恵の作品

つくもがみ貸します (角川文庫)に関連する談話室の質問

つくもがみ貸します (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする