内部告発者 (角川文庫)

著者 :
制作 : 影山 徹 
  • 角川グループパブリッシング
3.13
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本棚登録 : 42
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043890019

作品紹介・あらすじ

不正融資を暴く雑誌記事が掲載され、ワンマン会長が牛耳る中堅損保会社「シブカジ」に激震が走る。一部の者しか知らないはずの証拠コピーはどこから流出したのか?退けた元副社長が怪しいと睨む会長は、守秘義務違反で莫大な損害賠償請求を起こす。苦境に陥った元副社長は、若手弁護士とともに裁判に臨むが…。損保業界の暗部を抉り、「公益とは何か」に迫った、記念すべき第1回ダイヤモンド経済小説大賞受賞作、ついに文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでみたい経済小説

  • 昔は会社の利益と社員の利益が一致し終身雇用制のなかで、会社の繁栄は自分達にもかえってきた。
    企業間の競争が激しくなった現代では企業の不正や違法行為は食品会社、自動車産業、公共放送、警察などの組織でも顕在化している。
    これは損害保険会社の話だが法皇と呼ばれる会長の不正を正した若者が上司を「告白者」にしたてたのは
    偶然だろうか?? 

  • 企業小説。

    中堅損保を舞台に、内部告発の濡れ衣を着せられた主人公が奮闘する話。
    そもそも内部告発と言うのは悪事を表に出し、それを改善するための行為であるのに、日本では裏切り行為として徹底的な犯人探しを行い告発者を退社に追い込むという矛盾がある。

    誰が正義か、何が正義かと言うことを考えさせる作品。

  • 101
    まあまあおもしろい。

  • 守秘義務違反で会社から訴えられる主人公の話。
    小説の話ではありがちですが、
    最近はそれがあまりフィクションに思えないのが怖い。
    機会があれば、会社も社員もお互いにお互いを訴訟を起こしておかしくない雰囲気ですしね。

    自分も会社の守秘すべき情報を握っているかと思うと、
    気軽に飲み屋で仕事の話もできないですね(笑)

    小説の展開としてはありきたり(悪役上層部と主人公たちの戦い)ですが、
    安心してページを進めていけると思います。
    ページ数も手ごろで読みやすいですし。

  • 先輩から借りた小説。
    ストーリー性はそこまでないけど、面白かった。
    もっと主人公の心情の変化を詰めて描いたらまた違う作品になったのかも。
    でも、サラッと読むにはピッタリ。
    でも、損保の仕組みはよく分かんない。

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