- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043892037
感想・レビュー・書評
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ゆうママさん、どう?ペネロペの冬バージョンにしてみたよ。絵本で一番一番好きかも!ご意見聞かせて~出張は東京都心で授業収録をしてきましたよ。疲...ゆうママさん、どう?ペネロペの冬バージョンにしてみたよ。絵本で一番一番好きかも!ご意見聞かせて~出張は東京都心で授業収録をしてきましたよ。疲れた~2021/11/08
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お疲れさま(*^-^)ノ
授業収録というと大学ですね!ついでに、講義してきたりして
ヽ(゚ロ゚;)ノ
アイコン、なんだ~⁉ 水色のマるぅ?...お疲れさま(*^-^)ノ
授業収録というと大学ですね!ついでに、講義してきたりして
ヽ(゚ロ゚;)ノ
アイコン、なんだ~⁉ 水色のマるぅ?と思い虫メガネで見たら、ペネロペ、肉眼で見ることができないのが残念・・・可愛いけど・・・・
ごめん(>_<)私の性格ははっきり言ってしまうこと。水色の玉っころにしか見えない。
申し訳ない!老眼の私を笑って下さいませ。
(+_+)2021/11/08 -
疲れた・・・でも楽しかったよ。
(⌒▽⌒)アハハ!アイコン小さかったね。すんません。老眼?でも読書てきているんだから大丈夫でしょう~(...疲れた・・・でも楽しかったよ。
(⌒▽⌒)アハハ!アイコン小さかったね。すんません。老眼?でも読書てきているんだから大丈夫でしょう~(笑)
授業収録は、がんに関する学会の講師として毎年呼ばれています。意外と頑張っていますよ。ペネロペは可愛いよね~
新幹線で坊ちゃんを初めて読んだよ。面白かった!!
ではでは。2021/11/08
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『秋の牢獄』は11月7日という日にちに、
『神家没落』は空間を移動する民家の中に、
『幻は夜に成長する』は特殊な能力を持つ女性が宗教団体の施設の中に、
それぞれ囚われてしまうお話。
一番好きなのは、一話目の『秋の牢獄』。
大学に通う藍という女の子が11月7日から出られない話。
11月7日を過ごし、眠りについて朝目覚めるとまた11月7日に日付が戻ってしまう。何度目かの11月7日を過ごした頃、自分も同じ境遇だという男性に声をかけられる。他にもそういう人たちがいるから、その集まりに顔を出してみないかと。彼らは自らをリプレイヤーと称し、11月7日という1日を繰り返し繰り返し生きている。
・・・ふと11月7日という日付に意味はあるのだろうかと思い、調べてみたらその日は立冬だった。
秋が極まり冬の気配が立ち始める日。
つまり秋が一番濃い日だ。
7日を何度も繰り返すということは、7日の夜に時間が巻き戻るということなのだろうか。
ということは、このリプレイは人類全体に起きていることなんだけど、それに気づいた人がリプレイヤーということ?
それとも7日が終わった時点で、パラレルワールドの7日に移動するということなのだろうか。
たくさんお金を使っても、どんな怪我をしても(極端な話、死んでしまっても)、もちろん誰かを殺したって、何もなかったことになるんだからやりたい放題だ。ある意味うらやましいともいえる。
角川ホラー文庫なので怖い話ではあるんだけど、幽霊とかお化けとかそういう直接的な怖さではない。ここからずっと抜けられないかもしれないという絶望に近い恐怖を抱えながらも、いつかこれが終わってしまうかもしれないと思う矛盾した思いが、まるで腐った落ち葉の上をぬらぬらと歩くような妙な感覚を呼び起こす。
それが終わった後、果たして自分はどこに流されるのか。永遠に消えてしまうのか、それとも8日に運ばれるのか。そのとき、自分を捉えにくるものとその瞬間。そういうのがじわじわと怖い。
もしわたしがリプレイヤーに選ばれ、同じ日を繰り返すとして。
毎日湯水のようにお金を使い、殺したいほど憎んでいる人(そんな人いないけど)をありえないくらい残酷な方法で殺害し、なんてことはとてもじゃないけど出来ない。
だって、翌朝起きて11月8日になってたら目も当てられない。それこそが本当の恐怖だと思う。
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独特の世界観、読みやすい構成はそのままだった。
「夜市」のような誘われるような陶酔感は薄かったが、大変面白かった。
恒川ファンとして、彼の作品中では星3だが、全体のレベルでは星4。 -
表題作「秋の牢獄」
ラスト1行がとても素晴らしいです。
思わず涙してしまいました。 -
【秋の牢獄ツアー】再読。読友さんの感想で、今日が立冬だと初めて知りました。だから北風伯爵なのか。人それぞれの冬が来るまでは、11月7日には進めないのか。季節の流れを描いていると考えれば、不思議な話でもホラーでもないような気もする。それでも明日が8日であることを願うばかりだ。北風伯爵が洗濯屋と重なって、常野物語と似通った世界観にも感じた。
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これは「死」がテーマの作品か。 どうしようもない状況に陥り、焦り、もがき絶望し徐々に鈍磨し諦め、そしてその状況を慣れ受け入れるようになる。それが当たり前の日常になる。 自分ではどうしようも避けられない事をくよくよ考えるよりも、自分自身で出来る事だけに一生懸命になろうと言う心の持ちようが僕は好きだ。(松井秀喜もそう言ってた。) 受入れないとダメな物、受け入れてはいけない物を見誤らない事は人生においてとても重要。 色々な事を考えさせられる人生の指南本。 只、前の2作よりはインパクトは無かった。
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『秋の牢獄』
恒川さんの作品は独特の世界観や雰囲気が好きなのですが、『秋の牢獄』については、ホラー小説にありがな物語の落ちがあまり良くないように思われます。
村上春樹ばりに落ちがよくないです。
『神家没落』
こっちは落ちがスッキリしている作品かと思います。ある状況から抜け出そうとしていたが、最後にはその状況をある種受け入れようとする心境になるあたりが安部公房の『砂の女』みたいな感じで良かったです。
『幻は夜に成長する』
よくわからない力に触れて不幸になってしまった少女の物語です。
悲しい雰囲気が漂う作品です。 -
日常に隣接する異界と、異界のルール。
この作者は、神隠しに遭遇したことがあるのではないかと思うことがある。
作品はあくまで異界のルールの中で進み、そのルールに反することはできない。創作でありながら妙にリアリティを感じてしまうのは、このルールのおかげではないだろうか。