きみが見つける物語 十代のための新名作 放課後編 (角川文庫 あ 100-102)

制作 : 角川文庫編集部 
  • 角川グループパブリッシング
3.30
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本棚登録 : 644
感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043894024

作品紹介・あらすじ

学校から一歩足を踏み出せば、そこには日常のささやかな謎や冒険が待ち受けている――。読者と選んだ好評アンソロジーシリーズ。放課後編には、浅田次郎、石田衣良、橋本紡、星新一、宮部みゆきの短編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ、テーマに合わせて編集さんが誰のどの作品で来るかな?というワクワク感で、「ごめんなさい!十代からはるかに遠ざかってるけど、ごめんなさい!」と頬を赤らめながら、つい買ってしまう。。。

    既読だったけど、やっぱり宮部みゆきさんの『サボテンの花』がいちばん素敵だった。宮部さんは、俯瞰するような視点で書いてる最近の作品より、こういう、地面にぺたんと座って、道ゆく人をあたたかい目で観察してるような、ちょっと前の作風のほうが好き。

    「放課後編」のラストに、この『サボテンの花』をもってくるあたり、作中の六年一組のみんなの放課後というより、定年退職した教頭先生の定年後を究極の「放課後」と捉えて編集したのかと思うと、やるな~、角川文庫!

    • まろんさん
      COWBOY BEBOPさん、はじめまして。
      コメントしていただいた上に、フォローまでしていただいて、ありがとうございます!

      本棚を見せて...
      COWBOY BEBOPさん、はじめまして。
      コメントしていただいた上に、フォローまでしていただいて、ありがとうございます!

      本棚を見せていただいたら、ビジネス書に古典と、すごく勉強家でいらっしゃるんですね!

      どどどどうしよう、フォローしていただいたけど、私のミーハー本棚じゃ、何のお役にも立てなそう~;;と慌てふためきましたが、お疲れのときの息抜きにでも、時々のぞいてくださったらうれしいです(*^_^*)

      ちなみに、「ニュータイプ」とありましたが、ねこの気配を感じると、「誰だ。。。私にプレッシャーを与えるのは?!」とつぶやいて、ぴきゅーん!と眉間に光が走ったりしますか?!
      2012/05/10
    • COWBOY BEBOPさん
      そうですねぇ
      特にスーパーでチキンの惣菜を買った後などは高い確率で、ぴきゅーん!ってしますね(笑

      まろんさんに辿り着いたのはゴロウさんがき...
      そうですねぇ
      特にスーパーでチキンの惣菜を買った後などは高い確率で、ぴきゅーん!ってしますね(笑

      まろんさんに辿り着いたのはゴロウさんがきっかけです。
      レビュー内容にほのぼのしたのと、レビュー率100%に驚嘆し、フォローさせていただきました。

      どうぞよろしくお願いします(^^
      2012/05/10
    • まろんさん
      やっぱり、ぴきゅーん!ってするんですね!
      本物のニュータイプですね!

      そうでしたか、ゴロウさんのブクログ仲間さんだったんですね~。
      ゴロウ...
      やっぱり、ぴきゅーん!ってするんですね!
      本物のニュータイプですね!

      そうでしたか、ゴロウさんのブクログ仲間さんだったんですね~。
      ゴロウさんは、好きな作家さんがほとんど一緒で、しかも心に響くすてきなレビューを書かれるので、尊敬するブクログの先輩です(*^_^*)
      素敵なお仲間に出会わせてくださったゴロウさんに感謝しないと!ゴロウさ~ん、ありがとう♪

      私は、うるさいくらいコメントするのが大好きなので、COWBOY BEBOPさんのレビューも楽しみにお待ちしています。
      こちらこそ、これからもよろしくお願いします!
      2012/05/11
  • 学校から一歩足を踏み出せば、そこには日常のささやかな謎や冒険が待ち受けていた⁉ いま旬の作家が集結、彼らが描いたそれぞれの「放課後」のカタチとは? いまどきの名作を厳選、超豪華ラインナップでおくる短編小説集『きみが見つける物語 十代のための新名作』。「放課後編」には、浅田次郎、石田衣良、橋本紡、星新一、宮部みゆきの傑作短編を収録。

  • 10代向けだからか、私には物足りない~。
    もっと読みたくなる。これじゃ足りない。
    でも、この本って10代の子が色々な作家さんの物語に出会うための扉になるもので、気に入った作家さんがいたらもっと読んでねっていうもの。
    つまり、目的通りの動きをしているもう何年も前に大人になった私。やられた…

    しかし、中でも石田衣良は秀逸。

  • 雛の花を読んで、もう一度、霞町物語が読みたくなりました。
    時代を感じさせない星新一も良かったけど!

  • 小学生には勧めにくい内容。
    「地獄の詰まった箱」橋本紡 親において行かれた子どもがほとんど死んだ捨て猫箱を拾う。登場人物の周辺事情回収されずに終わるのが残念。
    「門のある家」星新一 不思議な家族役割のある家に取り込まれる星新一っぽいショートショート
    「西一番街テイクアウト」石田衣良 池袋ウエストゲートパークからの抜粋。主人公が助ける女の子の母が連れ出しパブで働いてるので小学校図書室不適。
    「サボテンの花」宮部みゆき 我らが隣人の犯罪より抜粋。読んでいて人物関係わかってくるので最後面白くなるが、関係や性格を理解するのに苦労するのが残念。

  • タイトル*きみが見つける物語 十代のための新名作 放課後編
    作者*角川文庫編集部
    出版社*角川グループパブリッシング

  • 2012.2.5

  • 青春の話

    のはず。シリーズものだったので読んでみた

  • 星新一ワールド。

  • 橋本さんは珍しく重めの文章だった気がするけれど、やっぱり読みやすい。立てたね。橋本さんの悲しくても前を向ける感じは好き。
    星新一さんは、家に大量にあるのに手をつけていなかったけれど、不思議で面白かった。
    石田衣良さんの「西一番街テイクアウト」はIWGP好きにはたまらない話。普通に面白かった。
    「雛の花」は歌舞伎?とか舞台を知らない私にはよく分からなかったけれど、でも読んで損はない話だった。
    宮部みゆきさんは、意外にも初めてだったけれど、やっぱり映画化された作品とかと比べたら物足りないかもしれないけれど、それでも良かった。

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著者プロフィール

角川文庫編集部

「2008年 『きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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