きみが見つける物語 十代のための新名作 友情編 (角川文庫)

制作 : 角川文庫編集部 
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 559
レビュー : 58
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043894031

作品紹介・あらすじ

ちょっとしたきっかけでぐっと近づいたり、もう顔も見たくないってほど嫌いになったり。ともだち、親友、それともライバル?旬の作家が集結、それぞれが描いた、かけがえのない友情の形とは?いまどきの名作を厳選、超豪華ラインアップでおくる短編小説集『きみが見つける物語 十代のための新名作』。「友情編」には、坂木司、佐藤多佳子、重松清、朱川湊人、よしもとばななの傑作短編を収録。

感想・レビュー・書評

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  • 思春期の少年が、親には見せられないDVDをレンタルする時のように
    「十代のための」の文字を、姑息にも親指で隠したりしながらレジに出し
    読み続けてきた、この『きみが見つける物語』シリーズ。
    もう、かなりの数を読んだのですが。。。

    今まで読んだ中で、いちばん好きです! この『友情編』。

    坂木司の『秋の足音』、佐藤多佳子の『サマータイム』は既読でしたが
    大好きなこの2作がセレクトされたこと自体がうれしくて買ってきたのです。
    ところが、それほど期待してなかった(他の作家さん、ごめんなさい!)
    朱川湊人、よしもとばなな、重松清の3作が素晴らしくて。

    ことに、『キッチン』とか『TUGUMI』以来ぱったりと読んでいなかった、
    よしもとばななの『あったかくなんかない』。
    今、お気に入りの短編を朗読して、と言われたら、迷わずこれを選びます。
    「あったかくなんかない」というのが否定の言葉ではなくて
    幼いのに、清らかな瞳で人の本質を見つめていたまことくんの
    ささやかで平凡な暮らしへの憧れを込めた言葉なのが切なく、
    いつまでも余韻の残る名作です。

    一度だけならどんな願いも叶えてくれるという神様をテーマにした朱川湊人『いっぺんさん』も
    神様を純粋に信じる少年たちの心が招く奇跡の美しいこと!

    読み終えるやいなや、『あったかくなんかない』が収録されているという
    よしもとばななの『デッドエンドの思い出』と
    朱川湊人作品を図書館で検索した私でした。

    • アセロラさん
      こんにちは♪
      まろんさんがよしもとばななを!\(^O^)/
      『TUGUMI』が高校時代のバイブルだったアセロラです(笑)

      …って言...
      こんにちは♪
      まろんさんがよしもとばななを!\(^O^)/
      『TUGUMI』が高校時代のバイブルだったアセロラです(笑)

      …って言いながらも『デッドエンドの思い出』をはじめ、
      “よしもとばなな”になってからの作品はご無沙汰なんですが(汗)(『王国その1』で止まってます…(^^;)、

      大好きな作家さんの本を読んでもらえるって、嬉しいですね(^-^)
      レビューも楽しみにしております★
      2013/04/10
    • まろんさん
      まっき~♪さん☆

      そうそう、うれしいんですよね!
      今年は、『本屋さんのアンソロジー』に続いてこの本と、
      入ってる作品全部好き!というアンソ...
      まっき~♪さん☆

      そうそう、うれしいんですよね!
      今年は、『本屋さんのアンソロジー』に続いてこの本と、
      入ってる作品全部好き!というアンソロジーに、もう2冊も巡り会えて
      ぴょんぴょん飛び跳ねたい気分です(笑)
      この本、古書店では105円になってる確率が高いので、ぜひぜひ♪

      そして、うふふ♪
      『デッドエンドの思い出』、読みました!
      まっき~♪さんのオススメ通り、本当に素敵な本でした。
      これから脳細胞をお菓子で活性化しつつ、がんばってレビューを書こうと思ってます(*'-')フフ♪
      2013/04/10
    • まろんさん
      アセロラさん☆

      おお、感性豊かなアセロラさんに、『TUGUMI』はぴったりな気がします!
      私は、ぽわーんとどこか抜けてるので
      『TUGUM...
      アセロラさん☆

      おお、感性豊かなアセロラさんに、『TUGUMI』はぴったりな気がします!
      私は、ぽわーんとどこか抜けてるので
      『TUGUMI』も『キッチン』もいいなぁと思いながら
      あの繊細さにちょっと気後れして、その後の作品を敬遠しちゃってました。

      でも、『デッドエンドの思い出』、読み終えてこれからレビューを書くところなのですが
      胸が痛くなるくらい、しみじみといい作品でした!
      アセロラさんが大好きな作家さんなのだから、間違いありませんよね。
      他の作品も追いかけてみたいと思ってます(*'-')フフ♪
      2013/04/10
  • いろんな作家の話が読めて、10代でなくても楽しめる。
    重松清が一番好きかな・・・。
    坂本司もよかった。引きこもり探偵三部作読んでみよう。

  • タイトル*きみが見つける物語 十代のための新名作 友情編
    作者*角川文庫編集部
    出版社*角川グループパブリッシング

  • ちょっとしたきっかけでぐっと近づいたり、もう顔も見たくないってほど嫌いになったり。ともだち、親友、それともライバル?旬の作家が集結、それぞれが描いた、かけがえのない友情の形とは?いまどきの名作を厳選、超豪華ラインアップでおくる短編小説集『きみが見つける物語 十代のための新名作』。「友情編」には、坂木司、佐藤多佳子、重松清、朱川湊人、よしもとばななの傑作短編を収録。

  • いっぺんさんが凄い好き。

  • アンソロジーはすぐ読めて
    新しい作家さんとの出会いがあるからとても好き。

    今回はいっぺんさんがとても心に残った。
    子どもの頃の純粋な気持ち、
    毎日を楽しんでひとつひとつに夢中になる気持ち
    そして友達の大切さ。
    大切な人を大切にしようと改めて感じた作品だった。

  • 2015.03 市立図書館

  • 5話の短編アンソロジー。『青空の卵』秋の足音 坂木司 / 『いっぺんさん』 いっぺんさん 朱川湊人/『サマータイム』サマータイム 佐藤多佳子/『デッドエンドの思い出』あったかくなんかない よしもとばなな/『きよしこ』交差点 重松清。

    秋の足音はミステリー、主人公とその親友の絶妙な関係が楽しい。
    いっぺんさんは、セピア色の落ち着いた感じで、ラストは切ない友情物語。
    サマータイムは登場人物の心身の成長を描いている。
    あったかくなんかないは、甘酸っぱい幼心を描いているがラストは涙。
    交差点はスポーツ少年の友情と葛藤を描いたドラマ。

    どれも面白かった。

  • 秋の足音は目が見えない男性を主人公が助けることから始まり、つけられているという悩みを解決する過程で判明する捻じれた愛のお話。とりあえずカレーが食べたくなります。このシリーズは読んでみたくなりました。
    いっぺんさんはその名の通り一回だけお願い事をきいてくれると噂の神様。病気であっけなく亡くなる友人のためにお願いする主人公に夢かもしれない奇跡が起きるお話。
    サマータイムはプールで出会った友人に触発されてピアノを始める話。みんなでピアノを弾ける機会を想像したくなります。
    交差点は実力が全ての厳しさや、それに付随する人間関係の難しさを経験して、ちょっと成長するお話。お父さんも成長しています。

  • 展示中 2014.9~

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著者プロフィール

1969年東京都生まれ。2002年『青空の卵』で<覆面作家>としてデビュー。続く「ひきこもり探偵」シリーズとして人気を得る。ナイーヴで魅力的な人間像、緻密に描かれ、爽快に解かれる日常の不思議とこころの謎が圧倒的な支持を集めている。13年『和菓子のアン』で第2回静岡書店大賞・映像化したい文庫部門大賞を受賞。他の著作に『ワーキング・ホリデー』『ホテルジューシー』『大きな音が聞こえるか』『僕と先生』『肉小説集』『女子的生活』などがある。

「2017年 『鶏小説集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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