きみが見つける物語 十代のための新名作 こわ~い話編 (角川文庫)

制作 : 角川文庫編集部 
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 380
感想 : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043894062

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ自体お気に入り。中でもゾンビ団地は子供の視点で描かれる文体のほっこりゆるゆるさと、実際に起きてることのえげつなさのギャップが激しくて、そこがより一層怖くて風になりました。

  • 猟奇過ぎる内容多いのと、描写ひどくないが性交場面ありで、小学校図書室不適。でも、小学生は眠らない少女みたいな話は好きだろうな。
    「リストカット事件」乙一
    不気味さは高い内容だが、冷蔵庫じゃ、あっという間に形なくなるのでは?とつっこみたかった。一応臭いはしてる風だけど。
    「眠らない少女」高橋克彦
    あまのじゃく、瓜子ひめの話をネタに転生話で元の話もどんどん不気味になる。カニバリズム。
    「ぞんび団地」雀野日名子
    ぞんびが住む隔離された団地に入り浸るあっちゃん。その家族背景と、入り浸って、ぞんびになりたがるわけが、少しずつ分かっていく。両親に書く手紙が、なるほど、そんな風に追い込んでたんだと。
    「ババ抜き」山田悠介
    なんでもババ抜きで決める家族でとんでもないことが当たったが、当たり実行中にどんでん返し。
    話は面白いかもしれないが、含みがない話であまりすきじゃなかった。
    「愛しい友へ・・・」赤川次郎
    町を支えていた工場閉鎖で運命別れた二人の親友に起こる不思議なエピソード。会話多いのに、軸が安定しているところとか、話に入って行かせるところとか、流石の安定感を感じる。
    「目羅博士の不思議な犯罪」江戸川乱歩
    乱歩が動物園でしりあった不思議な人物から聞いた話。その人のそばのビルに住むと首吊り自殺する部屋があって、その謎解きをしていく。
    乱歩は今の小学生にも読まれているだけあり、吸引力ある話だった。

  • ティーン向けということもあってか、背筋が凍るようなホラーではなかったので少し拍子抜け。
    少し切なくなるような話、ミステリー要素を含んだ話、童話や昔話のような雰囲気のものなど作者によって多種多様です。
    特に「眠らない少女」は全体的に日本のおどろおどろしい怪談のような雰囲気があり、「ぞんび団地」は子供の目線から童話のように描かれつつもかなりエグイストーリー展開であったりと、異色の作品で面白かったです。

  • こわーい話の短編集。

    リストカット事件
    昔読んだから少し思い出してしまったけどそれでも驚く、おもしろい。これを読んだあと、ゴスも読んだ。

    ぞんび団地
    タイトルは惹かれなかったけど、よかった。主人公の女の子の子供らしいような、さっぱりしすぎてるような、よくわからないけど主人の女の子が好き。

    ババ抜き
    おもしろい。悪意と思わぬ執着

    愛しい友へ
    不思議とそんなに惹かれない。でもいつか好きになりそうな気もする。

    目羅博士の不思議な犯罪
    読んでるうちに自分の居場所を変えられてしまうような、気持ちの悪い世界に入ってしまったような話だった。

  • 最初の3作が面白かった。ホラー要素とミステリ的な要素があって、展開が読めなかった。
    ホラーもいえばスティーブン・キングという私にとって、眠らない少女と、ぞんび団地という話が新鮮でした。
    眠らない少女は最後の展開が拍子抜けしてしまったものの、そこに行き着くまでの得体の知れない気持ち悪さ、どろどろ感がいかにも日本的なホラーでした。
    ぞんび団地は語り手とファンタジー感を省いて読み直すと違った目線で見れそうな作品。なにもわかってない子供目線だけど、どこか客観性もあって、面白い。家庭環境の悪い子のささやかな願いも切なくて独特の雰囲気を感じました。
    この雰囲気は小説的な表現から来ていると思います。

  • ティーン向けの文庫シリーズ。ホラーが読みたくて手に取ったが、やはりそこはティーン向け、ホラーというより学校の七不思議程度の怖さだった。個人的には高橋克彦氏の「眠らない少女」が新鮮で面白かったと思う。
    軽いホラー、怖く無いホラーが読みたい方にはお薦め。

  • 10代向けとあったのでそれ程怖くないのかなと思いながらびびりなのに読んでみたら最初からかなり怖くてもう途中投げ出そうかと何度も考えました。リストカット事件は冷蔵庫の中身を想像してしまい気持ち悪くなり、次の瓜子の話も食べる様を想像してうっとなり、くじけそうになったんですが、ぞんび団地にうるっときてしまいそこからそのままずるずる読んでしまいました。ババ抜きはちょっと最後どうなるのか気になります。最後の博士の犯罪は雰囲気が文章でしっかり伝わってぞわっとさせられます。よく活字だけでここまで読む人に空気を伝えられると思いました。

  • 展示中 2014.9~

  •  ブックオフで購入しました。百五円でした。

     ぞんびのやつは、なんだか物悲しかったです。
     乙一さんは知っていたし、何代目かの甦りかァとか、うすら寒さが感じられるような短編のいくつかです。でもそこまで怖くはなかったです。

  • 怖い…というよりかは、グロいって感じ?とくにあの、ぞんびのやつ。でも読んでて面白かった

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著者プロフィール

角川文庫編集部

「2008年 『きみが見つける物語 十代のための新名作 スクール編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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