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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784043895014
作品紹介・あらすじ
弱い。貧しい。逃げ足速い。そんなへっぴり侍と愛すべき仲間たちの、恋あり、笑いあり、涙ありの痛快大江戸仇討ち劇。が、その奥に、復讐の連鎖を断ち切る、そんな生き方の可能性が提示されている。同名映画の原作。
みんなの感想まとめ
物語は、弱くて貧しいへっぴり侍とその仲間たちの痛快な仇討ち劇を描きながら、復讐の連鎖を断ち切る生き方の可能性を示唆しています。軽快で読みやすい文章に引き込まれ、次の展開が気になりながらもページを行きつ...
感想・レビュー・書評
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軽くて読みやすかった。話も楽しかったけど、文章がちょっと説明くさいのが今ひとつ。
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次を知りたいのに
読み終えるのがもったいなくくて
ページを行きつ戻りつ読む
そんな本があります
とにかく物語りの結末にたどり着きたくて
喉を潤すようにゴクゴクと飲んでしまう
そんな本があtります
この物語は前者
是枝監督の作品“花よりもなほ”の原作です。
本文にも出てきますが
“風さそふ花よりもなほ我はまた
春の名残をいかにとかやせん”
浅野匠頭長矩の辞世の句を託されたのは
一人主君の最後の姿を見届けることを許された
浅野家御側御用人児小姓頭片岡源五右衛門
NHK大河ドラマ“峠の群像”で
この約を演じた郷ひろみは
児小姓頭にふさわしい美さでした~
さて小説の舞台は
時は同じ元禄
父の仇を討つべく江戸へやってきた
松本藩主の剣術指南で剣術道場を開いている
青木家の長男宗左衛門
郷里で道場を継いだ弟と違って
剣の腕はからっきしな宗左
ふとしたことから住み始めた長屋での暮らしが
宗左衛門の武士としての生き方まで変えていきます
生きてこそまた美しく咲く花もある
血が繋がらなくとも親子として暮らしてきた父と子
これから親子になって行くのだろう血の繋がらない二人
“そして父になる”に繋がっていく
是枝監督の永遠のテーマかもしれない父と子の絆も
宗左の目を通して描かれていきます
赤穂浪士の討ち入りで沸いた江戸時代にあって
たとえこの物語がありえなかったとしても
明るい未来を感じるラストが好きです~ -
仇討ちの話なのにほのぼのあったかくていい。
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生き残る強さ。人間の弱さと優しさが愛しい作品。たったひとつの命だからこそ、散らさず咲かせ続ける生き方に笑顔が零れます。
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時代小説、ではないと思う。
時代小説と思って読むと肩透かし。
ころころ場面が変わるので、つぎはぎなイメージ。
小説というよりもシナリオ集を読んでる感じがした。
物語はとても好み。
力の強さだけではない、許す(ともちょっと違うけど)という強さとか。
仇討ちの話なのに、あったかいなー。
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