空の中 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (537ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898015

感想・レビュー・書評

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  • 民間航空機“スワローテイル”の試験飛行中、そして自衛隊機F15J(イーグル)の演習中と、
    四国上空で起きた2度の航空機の謎の爆発事件から端を発した未確認生物の話で上空2万メートルの空の中に【白鯨】と
    呼ばれるUMA(未確認飛行物体)が発見され様々な人の思惑と感情が交錯する
    イーグルの事故で命を落とした自衛官の愛息・瞬は偶然謎の生物を拾うが
    その生物が飛行機事故の原因の一端であることに気づき、瞬は自暴自棄になってしまう。
    時を同じくして、自衛隊でもその生物群とのコンタクトがおこなわれていた。
    未知の生物に人間が対抗する術はなく戦争か共存か自衛隊を中心とした大人たちと
    瞬を中心とした子供たちそれぞれの立場で道を模索していく
    UMAと人間との攻防と女性自衛官とメーカー担当者との恋バナや瞬と幼なじみの女の子とのほのかな想いや周りの優しい人達の
    言葉が暖かく感じられます

  • かなり荒唐無稽だが、それでも引き込まれてしまう力がある。良くこんなことを思い付くなあと感心してしまう。キャラ設定は基本的にワンパターンなのかなと感じてきたが(笑)。

  • なぜか餃子の皮が頭に浮かんだ。大小無数の餃子の皮。

  • ディックと高巳の会話が面白かった‼

  • 突拍子もない話だけど、いい話。

  • 何となく先が見えつつ、うまくいってくれない展開、続きが気になってどんどんページをめくっていくのが本当に楽しい作品だった。

    とても不器用で、自分が傷付くのをいとわないくらい誰かが好き。そんな人たちが、世の中の為ではなく大切な人の為に力を尽くす。時にすれ違うこともあり、それが寂しい感情をうみだしてしまい空回りしてしまうこともある。それでも、温かい気持ちが寂しい感情を上塗りして新しい色にしてくれる。

    特に印象深いのが、騒動の渦中にある謎の物体。人間ではないが、限りなく人間臭い彼ら(?)がとてもいじらしかった。

  • 著者の本は何冊目になるだろう。
    結構慣れてきたみたい。
    つまり、安心して読める、つぅーことがわかってきた。
    途中で邪悪っぽい、意地悪っぽいキャラが出てきても、いずれは善良な側に納得の行く収まり方をするということがわかっているので、邪悪なことが嫌いな私でも読み進められる。

    分厚い作品だけど躊躇なく読み始められるのはそういうこと。

    今度また安心して読める本が欲しくなったら迷わす著者の本を手に取ろう。

  • 落ち着いたら絶対読もう!と思っていたものの1つ。
    今まであまり縁のなかったSF要素強めのお話ですが、
    さすが有川さん!という感じ!
    夢中になってしまいました。

    佳江ちゃんはかわいくて良い子だし、
    宮じいの言葉が温かくてすてきだった!
    高巳さんも好き!

    やっぱり読んでよかったー

  • 私的に、一番好きかも知れない有川作品。光稀の性格が好き!得体の知れないフェイク【白鯨】っていう設定が面白いです!
    初めは難しかったけど、だんだん引き込まれていきました!エキサイティング!

  • 航空自衛隊のお話、と思って読んでいた。
    あれ?と2章あたりで立ち止まる。どうやら有川worldに踏み込んだようだ、と自覚。これはSFだ。
    行く手がわからなかったものの、3章あたりで流れが掴めてくる。そして、章題が秀逸であることに気づく。そこからはもう読めば読むほど、未確認生物、ディックもしくはフェイクに違和感どころか親しみを覚えてくるのである。
    SF だけど入り込めるのは、登場人物のキャラクターがとても良いことにも起因するだろう。春名と巳稀、春名とディックの掛け合いは絶品だし、瞬と佳代と宮じいも素敵だ。
    最後に。仁淀の神様は本当にいいお話。

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著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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