海の底 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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レビュー : 1418
  • Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898022

感想・レビュー・書評

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  • パニックが苦手なため、一気に読んでしまいました。
    甲殻類こわい。

    前半を越えれば各キャラクターに焦点を当てたストーリー展開で落ち着いて読めました。それでも私は残念ながら「甲殻類こわい」という印象が強く残ってしまいました。

  • 巨大な赤い甲殻類の大群が自衛隊の基地に突如現れ次々に人を食べている。
    警察と自衛隊と米軍の駆け引きの中機動隊は凄絶な戦いを強いられていく…。

    ちょっとグロイ部分もあったり、恋愛要素もあったり。
    いや~私には頭使う作品だった。

  • 前半は巨大ザリガニなんて完全に空想の世界で
    なかなか入り込めなかったけど
    恋愛ムードがにおいだしてから”これは恋愛小説だ!”と思って
    一気に読みました。

    でも読み終わってみると・・・?な感じ。
    ああいうハッピーエンドならもっと恋愛恋愛してて欲しかったな。


    そのうち『クジラの彼』を読み直したいと思います。

  • 冒頭の横須賀基地のお祭りで、突然現れた巨大ザリガニの群れが人を喰い始める。孤立した子供たちと自衛官は停泊中の潜水艦に立てこもる。もしも「巨大怪獣が現れたら警察と自衛隊はどのように行動するか」をベースに展開する大人ラノベ(?)。との事だが・・・う〜ん。これは受け取り側の問題か?僕が中学、高校のころだったら面白く読めたかもしれない。確かに読ませるのだが、小学生がそのような論理の積み重ねで思考しないだろーとか、幼すぎる自衛官とか、「もしも」に対する細やかな設定とのアンバランスな感じに最後まで違和感を覚えて、のめり込めなかった。おっさんになったってことかな???

  • 子供向けのテレビドラマっぽい感じがしたので、☆二つ

  • ミリタリーとパニック映画に興味があれば多分楽しめる本。私はどちらにも全く興味がないためか、つまらなすぎて途中から読み飛ばして子供たちの話だけを読んでいた。登場人物がほぼ男性なので華やかさゼロ。

  • 一応SFですかね?巨大エビの大群に襲われる街という、特撮的なSFを背景に、逃げ遅れた子供たちの確執と協調を描く。

    まあつまり、エビ退治の現場(アクション)、潜水艦の中での子供たち(宗田理的ホームドラマ)、外野(ネットなど)の大きく3点の視点で描かれるのだけど、一言で言ってしまうと、エビが出てきたところでの出オチのみ、という作品。

    主人公の夏と冬、子供たちのダジャレ名前、警察の「豊岡」「明石」「芦屋」「烏丸」という地名からの名前など、前半早々にネタが尽きた感が漂う物悲しい展開なのはともかく、エビが巨大化しているとか、それらが意思疎通をしているなど、一応それなりにSFを頑張ろうというところもあります。

    とはいえ、全体に内容は薄いので、最近の文庫本にしては小さめの文字で450ページもある大作のわりに、2時間もあれば読めてしまう内容です。

    この人にありがちな、日本語として間違っている部分は多々ありましたが、450ページにいくつあっても薄まっていくわけで、薄まりすぎて潜水艦に逃げ込んだ子供が6人だっけ?みたいな状態になりますね。内容も「ぼくらの」シリーズみたいなもんだし。

    しかし、最後のオチはひどいねー。だったら最初から重機(ブルドーザー)で潰せばええやん?なんで肉弾戦で機動隊が腕だの腹だの引きちぎられる描写を見てた意味があったのか?力尽きたとはいえ、SFを描くのであればもうちょっとクレバーな解決法を提示して欲しかった。

    そこまで☆3の内容。全体に読めるのだが、SF内容を煮詰めて、もう少しコンパクトな内容にするべき話。あくまでも子供向けの作品である。

    で、巻末に添付された、この手の作家にありがちな駄文「前夜祭」で減点。いちいち読者にとって罰ゲームみたいな駄文をつけてくる意図がわからない。

  • んーそっか。。。設定が面白かっただけに、変に本格怪獣小説を期待してしまったけどちょっと肩透かしを喰らってしまった。潜水艦内の自衛隊員と少年少女達との絡み、隊員と女子高生との淡い恋模様。いずれもイマイチ自分の中にしっくり入ってこなく、やや消化不良気味。エピローグで甘く収めてたのがせめてもの救いだった。しかしこういった有事の際の非常事態にもかかわらず警察と防衛省のしがらみで事が進まないってとてもやるせない。くだらん意地の張り合いだけに。さてと〆で『クジラの彼』読も。

  • 政府が指揮しないと自衛隊は動けない。というわけで殆ど強力な火器を持たない機動隊がザリガニの怪物みたいな奴らと戦わなければいけない。という話。微妙。

  • ちょっと出だしがえげつなく、最後までそれが取り返せず仕舞いで終わる感じ。不器用な男女関係は自衛隊三部作、ともに同じパターン。

著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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