塩の街 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 19130
レビュー : 1691
  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898039

感想・レビュー・書評

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  • 純愛と熱量がすごかった

  • 有川さんのデビュー作で、有川さんの「書きたい事」を思うがままに書かれたんだろうなっていうのが伝わります。

    塩の塊を見ると塩の結晶化が起きてしまう「塩害」という、現実ではあり得ない現象なのだけれど、物語の中では「それ」が起きてしまった世界の人達が、どのように生きるのかが描かれています。そのみんなの「生き方」の描かれ方が、リアルです。

  • 塩害が終わった後のストーリーが良い

  • 静けさの中にひたひたと何かが迫ってくる
    世界観に圧倒
    ハリウッド映画できそう笑

  • 有川浩さんのデビュー作で、最初の「自衛隊三部作」の一番最初に書かれたものだけど、僕が読んだのは「空の中」、「海の底」、「塩の街」の順番になってしまいました。もちろん、話は全部独立しているので、手にする順序がどんなであったとしても関係なく、どのお話も素晴らしかったです。

    秋葉と真奈の奇妙な同居、その訳がわかるまでの、遼一とのエピソード、トモヤとのエピソード、そしてインターミッションを経て後編(?)の入江の登場と自衛隊シリーズの本領発揮となるところまで、正に一気に読み切れてしまいました。なんて面白いんだろう!もう、思い切りのめり込みました。

    そして、最後の、秋葉父子の和解と真奈の両親の供養、新しい命を迎える二人の睦まじい描写まで、存分に幸せな気持ちにしてもらえました。

    素晴らしく面白いラブストーリーだったと思います。恋心を忘れかけてる大人の人にオススメします♪

  • 塩害のの結果をサッパリ書かれてて、アレ?それで解決?って思った。けど、その後…のストーリーの方が面白いと思う。
    読んでて、真奈の気持ちが重たすぎてしんどいなーって思う時あるけど、人命がかかるとそのくらいの思いになるのかな⁈

  • すごく個人的な好き嫌いでいうとこの人の書く恋愛の在り方がキライです。まっとうでまぶしすぎて、歳の差のあるカップルの男の方が女をデロデロに愛していとおしんで大切にする姿には??ありえんだろ???って気持ちと嫉妬がないまぜになって読んでられなくなるのよ。この人のかくデキル男を尊敬する女とその一生懸命な女を好きになるデキル男の図ってのがどうもダメ。

    でも文体も読みやすいし大衆受けする爽やかな恋愛モノだと思う。単に私が自分にないものを羨んでるだけです。うん。

  • 読了:2018.11.4

    有川浩デビュー作。
    メインの長めのストーリーと後半にスピンオフやエピソード0のような短編がいくつかあり、楽しめる作品。ちゃんと救いがあって読後感も良い。

    ある日、隕石のように塩の塊が東京湾に落ちた。その影響で、徐々に人々は塩化し、死に至る。感染経路は不明。明日は我が身。もしくは自分が愛する人の身…。
    抗えない死にいつ襲われるか不安な中でも、人々は愛し合う。設定は絶望的だけど、とてもピュアでひたむきで時に素直になれない人間臭い登場人物たちに共感しながら読み進めることができた。

    中でも私は野坂由美が好きでした。
    「楽を求めて何が悪い。不安な明日に怯えて何が悪い。」


    ◆内容(BOOK データベースより)
    塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女、秋庭と真奈。世界の片隅で生きる2人の前には、様々な人が現れ、消えていく。だが―「世界とか、救ってみたくない?」。ある日、そそのかすように囁く者が運命を連れてやってくる。『空の中』『海の底』と並ぶ3部作の第1作にして、有川浩のデビュー作!番外編も完全収録。

  • 最初のうちはただ奇妙なお話なのかと思ったが、純愛ストーリーだった。命がけでたった一人の愛する彼女のために世界を救おうとする秋庭の勇姿に感動した。

  • 4.6
    時期を空けて2回読みました。
    好き嫌いが分かれそうですが、有川ファンならばハマると思います。
    自衛隊三部作の中では私は一番好きです。
    デビュー作ということで拙い表現もあるかもしれませんが、それを補って余りあるパワーというか、有川さんの気持ちを感じる一冊です。

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著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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