クジラの彼 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898046

感想・レビュー・書評

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  • すごくホッコリしていた様で、すごく緊張した様で、なんだか一緒になって恋愛した気分になっちゃいました。人を好きになると色んな感情が絡み合います、それを本でここまで直に感じたのは初めてです。

  •  『海の底』と『空の中』をすっ飛ばして、ラブコメパートから
    入っちゃいました。もちろん、順番は逆になったけれど、どちらも
    読むつもりです。

     「国防レンアイ」「クジラの彼」「ロールアウト」「有能な彼女」
    が特に好き。この順番に好きです。
    「脱柵エレジー」は、切ない。外にいるパートナーたちが不甲斐なくて。
    「ファイターパイロットの君」は、『空の中』を読んでから読むと
    ぐっとくるのかも。

     とにかく会えない、家にいない、有事の際は何より国防最優先。
    そういう人のパートナーになるには、ちょっとした適性が必要
    なのかもしれない、と架空のラブコメ話を読んで再確認した。

     この物語に出てくる国防を担っている人たちは、それはもう
    男気に溢れていて、とても魅力的に描かれている。
    頼もしくて、優しい。ちょっと世間ずれしているところもあるけれど。
    ちょっとかっこよすぎるかもしれないけれど、作中の彼・彼女らの
    抱える問題は、リアル感満載。
    国防系恋愛あるあるが詰まっていて、「あるある~!」と
    思いながら読めて、面白かった。

  • 久しぶりにこんなにベタ甘ラブストーリーを活字で読みました(笑)
    でも女子はみんなときめきたいから好きだと思う。
    キュンキュンしたいけど、実生活ではなかなかできないし!

    自分にとって仕事もパートナーも大事だけれど、
    どっちか一つには絞れないのも現実。
    仕事や立場上いろんな障害があるけれど、
    それを乗り越えていくカップルたちにキュンキュンでした。

  • この人の恋愛物好きだなって思った!
    何だか自分の好きな人に会いたくなります。

    『海の底』『空の中』を読んだ後に、読んだから良かったかも♪♪

  • 自衛隊三部作の登場人物の恋愛エピソード集。「海の底」もう一度読み返そう。

  • 乙女(爆)のユメとキボウが詰まった、ベタ甘短編恋愛小説集。
    どのお話もキュン死しそうな上に、自衛隊事情を知ることができる
    というお得な本。

    有川さんの小説を読むまで、自衛隊について興味も知識も
    なかったので、(これはあくまで小説だけども)こういうお仕事もあるのか
    と、自分の世界が少し広がった気がします。

    有川さんのベタ甘恋愛小説は、いわゆる「少女マンガ」的だと
    勝手に思っているんだけれど。
    (助けて~!と言えば、イケメンが必ず助けてくれる、みたいな。
    現実は誰も助けてくれない事の方が多い。圧倒的に。多分。)

    憧れを糧に生きるヲトメ時代なんて15年以上前に卒業したあたしが、
    興ざめせずに夢中になって読んで、読み終えてうっとりできるのは、
    「少女マンガ」的な恋愛が全女性の憧れだからというだけではなく、
    著者の恋愛に関する心の描写がリアルだからかなと思っています。

    恋愛している時の女は、確かにこういう事考える、わかるわかる、
    とか、
    恋愛している時の男の子って、女から見ると確かに、こういう事を考えて
    いるように見えるよね、
    とか、
    彼氏にこういう態度とられたり、似たような事を言われた事が
    あるわ~
    とか。

    人間の心の動きを、よく感じて、観察している人なんだなあと
    思います。

    そんな有川さんのベタ甘本は、「これは小説だし」とか、
    「現実の恋愛は、こんなに甘くないし」とか、そういう言葉を
    向けるのはナンセンスで、どっぷりとひたって楽しむのが、
    正しい読み方!・・・なのかも(笑)

    ああ、それにしてもうっとりした。

    特に表題作は、実際にありそうな感じがキュンキュンして、
    何度も読み返しちゃった。

    何だか明日が幸せな一日になりそうな、そんな読了感です。

  • 有川浩が描く最強の自衛隊恋愛小説集。

    作者があとがきで「いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い」と開き直ってるだけあって、活字ならではの胸キュンを堪能できるスペシャルスイートな作品集に仕上がってます。

    一番楽しめたのは、有川浩作品でも一番好きなカップルのその後の話が描かれた「ファイターパイロットの君」、『空の中』のラブコメっぷりが最高だっただけに感無量というか。

    外伝以外では「同期」と「脱柵えれじー」が甲乙つけがたいというか、キャラの好みとしては前者、お話の完成度としては後者かなと。

    特に後者は賞の候補になってもおかしくないと個人的には思ってたりするのだった。

    とまれ読むとほんの少しだけ幸せになれるそんな一冊。おすすめです。

  • ベタ甘代表有川さん。本当ニヤニヤしちゃう。劇的なシチュエーションとか、理想への憧れというより日常に溢れる「あ、そんなに好きなのね(ニヤニヤ)」「うんうん、分かるよ好きなんでしょう?」っていう類だと思うのです。男性陣がツボを確実に押さえる台詞を言ってくれるのはあるけど。その辺はやはり、さすが女性作家さん。
    男性陣が素敵なのは勿論、女性陣も強くて可愛くて!表題作の「クジラの彼」と「有能な彼女」が特に好きです。リンクしてるのもまた美味しい。冬原と夏木の「すげえかわいいけどたまんないね」「そうだろやみくもにかわいいだろ、これを疑った俺は一体とか思うだろ」って会話がツボです。

  • にやにやしてしまう短編集。

    トイレの話いいですよ。
    クジラは潜る。

  • 塩の街、海の底、空の中のシリーズの番外編短編が収まっていて、
    この3部を知らなくても十分楽しめる。
    知ったらもっといい。

    この本で初めて有川作品に出会い、はまりました。
    もっと続きが読みたいな。
    出ないかな。

    クジラの彼が一番好き。

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著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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