クジラの彼 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 16781
レビュー : 1325
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043898046

感想・レビュー・書評

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  • 有川浩ならではの自衛隊もののラブコメ短編集。
    プロ意識と切ない思いがせめぎ合う展開~甘い満足感にひたれます。

    「クジラの彼」
    「海の底」の番外編。冬原の彼女の視点で、潜水艦乗りの恋人になるとめったにメールすら来ないという付き合い。
    時には辛くなるけど‥?

    「ロールアウト」
    航空設計士の女性が自衛隊機を見ての困惑と努力。
    経費節減のためトイレの場所をどう作るか?そんな悩みから出合うこともあるのです。

    「国防レンアイ」
    陸上自衛隊の女性隊員はなかなか恋愛に恵まれない。
    自衛隊仲間とは転勤で終わり、民間の男性には偏見を持たれ‥
    いや身近に良い男がいるんですよ。

    「有能な彼女」
    「海の底』の番外編。夏木の場合は?

    「脱柵エレジー」
    自衛隊では隊員が脱走することを脱柵と呼ぶんですね。恋人にせがまれて、自らも経験した人物が、新人を指導する立場に。

    「ファイターパイロットの君」
    「空の中」の番外編。
    パイロットの女性が結婚したが、その生活は‥?

    取材を生かして専門的な問題をさまざま取り入れた展開。
    男前な彼女達とがっつり組むお似合いの男達。
    持って行き方が上手いです☆

  • 読みながらこっちがデレてしまうほどのラブロマンスな話なのに、彼女たちが(彼氏たちも)男前すぎです。
    かっこいい!
    それに、みんな胸はって国防して、恋愛して、ほんっと、羨ましくなってしまいます。
    『空の中』も『海の底』も、めちゃめちゃ非日常なのに、後日譚では当たり前に生活してて、そこがまた、なんともリアルで、はまってしまいました。

  • ザ!有川浩!これぞ!有川!浩!!個人的に、このくらい明白なハッピーエンドじゃないと読後感がチーンとしがちなので有難い。ご馳走さまです。ちなみに、入院してて子供と離れている身としては最後の話がめっちゃ刺さった。家族と仕事ってのは、どうしても親のうちひとりはうまくバランスとれないもんなのかなあ。いやふたりともか?そもそも適正バランス自体が人によって違うのか。顔面偏差値高い人との恋愛って大変だな。(知らないけど)

  • 仕事第一なのがとてもかっこいいと思う。
    その日どうなるともわからない仕事なので、前日どんなに喧嘩をしても翌朝は笑顔で送り出して欲しいというのにぐっときた。三部作通して感じたことだが、有事の際には助けてもらって当たり前の感覚は不当に不遜な感覚なのだと思った。

    • komoroさん
      前日どんなにケンカをしても翌日は笑顔で送り出す。
      できそうでなかなかできないこと。
      できたら素敵なことで、できるように努めたいですね。
      ...
      前日どんなにケンカをしても翌日は笑顔で送り出す。
      できそうでなかなかできないこと。
      できたら素敵なことで、できるように努めたいですね。
      2014/09/28
  • 自衛隊ラブコメシリーズ第一弾。
    先に「ラブコメ今昔」を読んでからこの本を読みましたが、第一弾の方が好みです。
    有川さん自身が言われていますが「いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!」
    はい!私もそう思う一人でございます(笑)。
    ベタ甘ラブロマ、いくつになても良いものです!

  • 空の中と海の底の、
    前日譚・後日譚が読める!ということで、
    手に取った1冊。


    読み終わっちゃって、ちょっと寂しかったんだけど、
    また春名、夏木、冬原に会えて
    テンション上がりっぱなしでした笑


    やっぱり、有川さんの書く
    キャラはとっても魅力的で素敵でした。
    かっこよすぎです!


    あと、個人的には高科が好きです♥
    うーん、なんかめちゃくちゃ気になる笑
    台詞の一つ一つの破壊力がやばいです笑

    特に最後大好き!


    海の底・空の中を読んでから、読むことを
    おすすめします*

  • 購入済み 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    『元気ですか?浮上したら漁火がきれいだったので送ります』彼からの2ヶ月ぶりのメールはそれだけだった。聡子が出会った冬原は潜水艦乗り。いつ出かけてしまうか、いつ帰ってくるのかわからない。そんなクジラの彼とのレンアイには、いつも7つの海が横たわる…。表題作はじめ、『空の中』『海の底』の番外編も収録した、男前でかわいい彼女たちの6つの恋。有川浩がおくる制服ラブコメシリーズ第1弾。

    冬原、夏木、高巳のその後が読めてそれだけでも満足なんですが、それ以外のエピソードももう胸キュンキュンするものだらけ。
    脱柵なんてはじめて聞いた。
    WACってはじめて知ったけどこれって一般常識なの?
    いろいろ自衛隊(自衛官)という仕事についてのちょっとした疑問もあったりしましたが楽しく読めました。
    ああ、これも買っちゃいそうだわ。

    図書館で借りて読んだ後購入

  • やっぱイイ、有川浩作品。自衛隊三部作のスピンオフみたいな甘酸っぱいオムニバス。不覚にも電車で泣いてしまったです(笑)ま、当然のように、フフッって声を出して笑った事もしばしば。表題作のクジラの彼、ものすごいツボでした。

  • 植物図鑑がドンはまりだったので読んでみました。軍事モノとかムリや…と思ったのですが、読み出したら全然気にならない!読み終わった後は自衛官の人と付き合いたいとすら思いました。(笑)

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「これは良かったですよヾ(^v^)k 」
      別物なんですね、有川作品は次何にしようか迷っていたので、コレにします!
      「これは良かったですよヾ(^v^)k 」
      別物なんですね、有川作品は次何にしようか迷っていたので、コレにします!
      2012/06/29
    • V.Vキリコさん
      人類の運命やいかに?!とかないんで
      ラブ優先なんでいけました!(笑)
      また感想きかせてくださーいヽ(^o^)丿
      人類の運命やいかに?!とかないんで
      ラブ優先なんでいけました!(笑)
      また感想きかせてくださーいヽ(^o^)丿
      2012/06/29
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「また感想きかせてくださーい」
      はい!
      読んだらレビュー載せますね。。。
      「また感想きかせてくださーい」
      はい!
      読んだらレビュー載せますね。。。
      2012/07/05
  • 恥ずかしいほど甘いのに、なぜか読みたくなってしまう中毒的作品(笑)
    それも自衛隊という、自分の命と仕事への誇りをかけているかっこよさと、恋愛で悩むという普通の感情のバランスにやられるんだろうなぁ。
    個人的には、そういう視点があるのかと楽しく読めた『ロールアウト』が好き。

著者プロフィール

有川 浩(ありかわ ひろ)
1972年高知県生まれ。PN由来として、「有川」は書店に本が並んだ時に「あ」から始まる名前として、著者五十音順で棚の最初のほうにくるから。「浩」は本名から。
2003年『塩の街 wish on my precious』で第10回電撃ゲーム小説大賞を受賞。2006年『図書館戦争』で「本の雑誌」が選ぶ2006年上半期エンターテインメントで第1位を獲得し、さらに2008年には同シリーズで第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。映画化もされた代表作となる。
『植物図鑑』で第1回ブクログ大賞小説部門大賞、『キケン』で第2回ブクログ大賞小説部門大賞を2年連続で受賞。2011年には『県庁おもてなし課』で「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2011」で総合1位と恋愛小説1位、第3回ブクログ大賞小説部門大賞を3年連続で受賞。2012年『空飛ぶ広報室』が「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2012」で小説部門第1位。
その他、ドラマ化作『フリーター、家を買う。』、映画化された『阪急電車』『県庁おもてなし課』『植物図鑑』などが代表作。

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