サッカーボーイズ 再会のグラウンド (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043899012

感想・レビュー・書評

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  • 少年サッカーだからこそ書けた話の様な気がします。文章は決して上手くはないんだけど、作者自身が少年サッカーというものに思い入れを持って書いている感じがして。
    この年になると大分考え方も捻くれていたりして、「皆善人」な児童文学は安心するけど物足りないという感想を抱いてしまうんですが、物語の中でくらいそれでいいじゃないか!なんてこれ読みながら思いました。

    サッカー好きな人なら楽しめるんじゃないかなぁ。

  • 挫折からはじまるのが新鮮。
    弱小チームの個性的なメンバーの描写も面白かった。

  • <作品紹介>
    どんなサッカークラブにもストーリーがあるどこの街にでもある少年サッカークラブ。最後の大会を目指して、新6年生チームの卒業までの物語がはじまる。チームの低迷に怒りをあらわにする監督。輝きを失っていく選手。強豪チームから移籍してきた転校生。個性豊かなチームメイトたち。…そして、新たに加わった謎の新任コーチ。桜の咲く春から、再び桜が芽吹く春までのサッカークラブの子どもたちとコーチ、その家族たちの物語。

    ≪感想≫
    感想入れ忘れてた・・・
    小学校5年生・6年生あたりと言えば、自分も十分記憶があるが、大人なようでまだまだ子供。そのあたりの、過去の自分の忘れた感覚を思い出させてくれそうな一作。続編もまだまだあるので、今後も楽しみに読み続けていきたい作品です。

  • 懐かしくて温かい気持ちになれる。

  • なにかに打ち込んでいる子供ってホントに熱い。
    衝突あってしかり。しっかりぶつかりあってしっかり成長して。
    チームプレイって感動しますね。http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-197.html

  • 小学生のサッカーの話。面白くてドンドン読めた!
    コーチ素晴らしい!大人の問題も泣けた。
    小学生時代を思い出して懐かしくてほっこりする。
    もう一度あの時代に戻りたいなあ。

  • 人に勧められて読んだ児童文学。

    うーむ。
    コレの前に読んでいたのが「梟の城」とか、「天地明察」とか、人生をかけた大仕事をする男達のストーリーだったので、
    この「サッカーボーイズ」のキャプテンの座を奪われた小学生の悩みに
    『勝手にしろ!』
    って思ったり、思わなかったり。笑

    でも、児童文学なので嫌なヤツが出てこなかったり、
    児童文学の割には大人の悩みや迷いが描かれたりしていた点は良かったのではないでしょうか。。

    2010/0712読了

  • 主人公が小6という割には、小6が読むにはちょっと難しいのでは・・・と思ったが、結構良い展開の話でした。強いチームが必ずしも勝つわけではないんだよね。ワールドカップ見てもそうだったし。
    続編も読んでみようかと思います。

  • 小学6年生の主人公が、ジュニアサッカーチームでの最後の1年を
    悩み迷い、どんなサッカーをしていくか、、を
    チームメイトや監督と一緒に成長していくストーリー。

    負け続きで、監督には叱咤され続けるチームで
    どんなサッカーをやっていくのか、自分はどんなプレーをしたいのか、が
    小学6年生と言う、思春期に入っていく年頃らしく、
    自我や反抗がリアルに描かれているのではないかと思います。


    主人公が所属している桜ヶ丘FCは、
    選抜チームでも、特別強いチームでもなく、
    地元に昔からあるスポーツ少年団のようなチーム。

    ものすごい才能に恵まれた選手が一躍プレーヤーに!!
    …と言うものとは少々異なりますが、
    選手、教えてくれる監督や先生、支えてくれる父兄、は
    私自身、小学生から続けていた剣道の道場を思い出します。


    また、FCメンバーのストーリーだけではなく、
    監督のサイドストーリーも入っているので、
    サッカー小説というのではなく、
    サッカーを通じた人たちの生き方の話でもある気がします。

    小学生の選手本人達にとっては、
    ただ「負け」を非難されているだけと感じていたとしても、
    監督たちは、それなりに意味を持って接していることを、
    彼らが大きくなった時に気がついてほしいな、と思います。


    ちなみに、この「サッカーボーイズ」シリーズは
    ・サッカーボーイズ(本作品)
    ・サッカーボーイズ13歳
    ・サッカーボーイズ14歳
    が出版されていて、
    今年3月にはスピンオフ小説「スパイク買いに」も出ています。

  • おにいが読みました。
    私は読んでいません^^;
    おにいの感想は、さわやかなお話で、面白かったそうです。

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著者プロフィール

千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。二〇〇六年『サッカーボーイズ再会のグラウンド』でデビュー。「サッカーボーイズ」シリーズ、「海が見える家」シリーズの他に『帰宅部ボーイズ』『ようこそ、バー・ピノッキオへ』『会社員、夢を追う』『太陽と月サッカー・ドリーム』などの著書がある。

「2022年 『サッカーデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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