サッカーボーイズ 13歳 雨上がりのグラウンド (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043899036

作品紹介・あらすじ

元桜ヶ丘FCのチームメイトは、それぞれの道を歩み始めた。地元の中学校サッカー部に入部した武井遼介は早くも公式戦に抜擢される。同じ学校に通いながらJリーグのジュニアユースチームに入った星川良は新しい環境に馴染めずにいた。サッカーから離れていく友は「なぜサッカーを続けるのか」と遼介に問いかける。競技スポーツの入り口に立った13歳の少年たち。多くの熱い支持を集める、感動の青春スポーツ小説、第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 元桜ヶ丘FCのチームメイトは中学校に進学した
    そこでそれぞれの道を歩み始める
    転校するもの、サッカー部でなく違う部活に入るもの、家庭の事情でサッカーを辞めるもの…

    そんな中、武井遼介は三年生が引退し二年生が不在のサッカー部のキャプテンを任されチームを引っ張っていく

    一方、星川良はJリーグのジュニアユースチームに入るがチームからクビを言い渡され挫折を味わう…

    そこでかつての恩師小暮コーチが桜ヶ丘中学校の三年生の卒業試合に来るように良を誘う
    その試合で怪我人が出たため急遽、良がピッチに立つことに
    もう見ることができないと思っていたダブルリョウのプレイが輝きを放つ

    試合終了後、良はそっとグラウンドから姿を消してしまう…

    ダブルリョウがまた一緒にプレイする日が来るのか3巻に期待したい

    2巻の本作も感動、青春がぐっと詰まった一冊
    合言葉は「エンジョーーイ!」「フットボーール!」

  • ☆人は必ず人生で一度だけ、強く光を放つ瞬間を迎える(p203)

    ☆ーもっと、もっと悩めばいい…、壁にぶち当たればいい…、でもあきらめちゃだめだ(p298)

  • 今までとは違うプレー。
    成長期でもあるのだから体格差は当たり前だが、それ以上に力の差というのは感じるだろう。
    試合数も少なければ経験の差も目に見えて分かるかもしれないが、カバーする方法は見つかるのだな。

  • 再会のグランドから続編。
    自分がサッカーやっていた事、親となった今息子がサッカーをやっていて、今後どう成長していくのか、そういうものを感じとって置きたくて読んだ。
    一緒に汗を流した仲間というのは、本当に良いものだなと思った。今の息子たちから全然想像はつかないけど、中学になりそれぞれの道に進んだとしても、また集まれる場所、仲間がいるというそういうチームになってほしい。そして小学生時代のコーチが中学になっても交流があるのはとても素敵。自分もそのように関わっていきたい。

  • 最後の引退試合で色々あって心が温まった。
    星川があの時輝いたのだなぁと思った

  • 中学時代の部活思い出して懐かしくなったなあ

  • 子供が読めるサッカー小説を探していて知った本。シリーズ2作目。
    少年サッカーから、中学サッカーへ。多くが「夢はサッカー選手」と書いていた年代から、自分の実力がわかりはじめる年代へ。
    子が読んだあとに、この続きないの?と言っていた。

  • やっぱりスポーツものの青春小説はおもしろい!普段、サッカーにまったくといってもいいほど興味のない私が読んでも、試合の展開にはドキドキハラハラ。主人公に恋している女の子の気持ちを考えてもドキドキハラハラ。部活を辞めてちょっと危ない道に足を踏み出しそうになっている悩める中学生の気持ちにもドキドキハラハラ。主人公たちの成長を追いながら続編を読みます。

  • 遼介くんが中学生になって、ずいぶん成長したなぁと母親目線で読んでました。
    他のチームメイトの葛藤も、ほんのちょっぴりの恋模様もこのあとの布石なのかなぁ。
    湯浅先生の登場も良いスパイスに。
    キャプテンとしてダブルりょうのしてこれからどこまで成長をとげるのかますます楽しみ。
    個人的にはサッカーを離れることになった和樹くんの動向が気になるところだけど。

  • 私はサッカーが全然わからないので、十二分に楽しめていないという点では残念でしたが、それを差し引いても良い作品です。

    中学に進学したことをきっかけに、新しい出会いがある一方、かつてのチームメイトはばらばらになっていく、というのがリアルでいいです。

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著者プロフィール

千葉県生まれ。商社、出版社勤務を経て作家に。二〇〇六年『サッカーボーイズ再会のグラウンド』でデビュー。「サッカーボーイズ」シリーズ、「海が見える家」シリーズの他に『帰宅部ボーイズ』『ようこそ、バー・ピノッキオへ』『会社員、夢を追う』『太陽と月サッカー・ドリーム』などの著書がある。

「2022年 『サッカーデイズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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