四隅の魔 死相学探偵2 (角川ホラー文庫)

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  • KADOKAWA (2009年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784043902026

作品紹介・あらすじ

「百怪倶楽部」はオカルト好きな男女が集まった大学のサークル。女子寮の地下室で「四隅の間」という遊びをしている最中にメンバーの一人が突然死してしまい……死相学探偵・弦矢俊一郎が真相を追う。

みんなの感想まとめ

恐怖とミステリーが巧妙に絡み合う物語が展開され、読者を引き込む。大学のオカルトサークルが行う「四隅の間」という儀式が引き金となり、メンバーの一人がショック死するという衝撃的な事件が発生する。後半に登場...

感想・レビュー・書評

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  • 死相学探偵シリーズ第2弾。

    前半は主人公の登場なしで大学生たちが四角い部屋の角から角へ暗闇の中でバトン方式で移動していくという一種の儀式を行う様子がメインの話。

    その儀式で死んだ人を呼び出してしまったかのような現象が起こり、参加していた一人がショック死してしまう。
    その後 部長も事故により死んでしまう。

    部員が主人公の探偵 弦矢俊一に相談しこの一連の事件を解決し本来死んでしまうはずだった人達を救う。



    かなりホラーな物語だが、最後は筋道の通った解決となる。
    それでも怪奇現象としか思えない事象が残るという、理屈だけでは説明の出来ないところも残した。

  • 遭難した雪山でのあの有名な降霊術を題材にした今作はシリーズ1作目に比べたら結構怖かった。
    前半・ホラー、後半・ミステリーといった感じで主人公は前半は全く登場しなかったんだけど、この前半に行われた四隅の魔の儀式の描写が流石。三津田さんは得体のしれないものに対する恐怖を描くのが本当に上手いなって背筋が寒くなった。

  • 死相探偵シリーズ。大学の怪談サークル内で起こった謎の死。4隅の儀式で突然死した部員。過去に2人も無くなっている地下遊戯室なのに、そんな儀式するか?と、ありえなそうな設定から、次々と亡くなって行く部員。苦手な人とのコミュニケーション。
    聞き込みの為寮に泊まり込みの依頼に答える俊一郎。犯人は、あーやっぱりとなってしまった。

  • 一作目に比べるとホラー度たかめ。人が犯人である部分と、幽霊が担当(?)している部分のさじ加減がうまい。
    探偵もの恒例、主人公と顔なじみの刑事さんもレギュラー登場するようで、あいかわらずの小気味よくて頼りがいありすぎるおばあちゃん含め、登場人物にだんだん愛着がわいてきた。

  • ある大学の学生寮、そこの怪談サークルが内部で起きた殺人事件の真相とは。
    今回もなかなかの出来栄えだった。前作に比べるとホラー度数よりもミステリ度数高めである。

  • 死相学探偵の推理する内容はお話によって人間と科学を超えたものの濃度が違うのかも。だから、だれが関わってどのように犯行は起こったのか、予想がつかない。
    今回は、犯人の予想があたって嬉しかった。
    前半部分の導入は本当にホラーで怖かった。
    一気読み推奨。

  • シリーズ1は未読のため
    なかなか死相学探偵が出てこない?
    登場人物たちの名前が独特?
    と思いながら読み進めたのだけど、
    怪異の発端となる「四隅の間の儀式」が始まって一気に物語に引き込まれた。
    ひた、ひた…とか、した、した…とか、音の表現が怖くて震えながらも、続きが気になって読んでしまう。
    中盤、いよいよ探偵が登場してからは
    謎解きの展開に、これまた続きが気になって仕方ない。
    シリーズ途中から読んでも充分楽しめました。

  • 全然何もわかってないけど大丈夫…?ってところからのスッキリ解決。読んでみるといろんなところにヒントがあったことがわかって面白い。ばあちゃんとの会話が好きです

  • 読了

  •  大学生がとある儀式を行ったのをきっかけに、儀式の参加者が次々と亡くなっていく。原因は亡霊か、それとも人か……。
     ホラーとミステリーを融合させた作品が特徴の三津田作品ですが、死相学探偵の特徴は、探偵役には生きている人間の「死の原因」がビジュアルとなって見えること。

  • 大学のサークルで「四隅」を伝い歩きする儀式をしたところ、一人が死んでしまった。そこから死人が続いて……。半分になるまで探偵でないのはしんどい……いくら人好きしない探偵とはいえ。とてつもなく人づきあいが下手な「死相」を見ることのできる探偵のミステリ。オカルトもそうでない原因も可能性があるところがポイント。こういう線はとても好き。そして、猫様が……これ、半分主役なんじゃ、というくらい有能だな(笑)。というか、この祖母と孫は猫としゃべれるんかい!(笑)次の巻が楽しみです。

  • ライトなホラーサスペンスでよし。ばあちゃんとの掛け合いが微笑ましい。

  • すげえー。三津田信三やべえ。

    第一作の欠点すべてカバーしてきた!

    読んでて怖さも格段に上がってるし、文章も前作に比べて入りやすくなってる。犯人は前作と同じように分かりやすかったけど、謎を残す感じでいいね!途中まで主人公出てこないから、ちがう意味でどきどきしたけどw

    シリーズ化としてのテンプレも完成しているし、俊一郎が探偵としてちょっと成長しているのに、びっくり。あれじゃ仕事として成り立たないしな、前作は。

    一つ言うなら、カラオケルームは六人目を気づかれず登場させるために、扉が一切音を立てなった仕様なはずなのに、俊一郎をおどすために犯人が出てきたときは、ばっちり音をたてた描写があるんだよなー。そこだけ残念。

  • 2017.3.23 読了

  • 2016年1月3日読了。
    2016年6冊目。

  • 死相学探偵シリーズ第2弾。
    とある大学の怪談会サークルが行なった悪魔召喚?降霊術?の儀式。その最中に、メンバーの一人が突然死。その後、他のメンバーも次々に亡くなっていく。その死の謎に、死相学探偵・弦矢俊一郎が挑む。

    刀城言耶シリーズほどの禍々しさはないけれど、時代設定が違うから仕方ないのかな。でも、特に前半、四隅の間の参加者の心理状態とか、黒い女の出現とか、十分恐いし楽しめる。
    ただ半分を過ぎても主人公は出て来ず、あれ?と思ってたら、後半急ピッチで話が展開。あっという間に解決しちゃった感じ。もうちょっと弦矢さんの活躍が見たかった気もする。

    前作にも出てきた所轄の刑事・曲矢との掛け合いも面白いし、飼い猫の僕にゃんもかわいい。今のところ5作目までは出てるみたいなので、俊一郎の成長ぶりと、まだ存在だけの黒術師がどう絡んでくるのかに期待。

  • 旧版しか図書館に無かったから旧版で読んだ。

    冒頭の話が長すぎて1/3を超えて2/3に差し掛かるあたりでようやく主人公登場で、正直辟易してたが、僕にゃんの登場で全て帳消しに(笑)
    僕にゃん可愛すぎたし、非常に有能な化け猫。
    転子と姫が帰った後に、ソファーで意味深な行動をして俊一郎を手助けするヒントを与えたあたりほんと化け猫様。
    しかし、本当に会話が人間とのそれと変わらないから完全に意思疎通出来てるみたいだな。
    あと、最後のブサ猫が入ってきたあたりで紛れもなく俊一郎と僕にゃん会話してたよなあれ。
    3日前からいるとか友達だとか。
    ナチュラルに書かれてたから読み流しそうになったけど、めちゃくちゃ会話してたよなあそこ。
    愛染様に至っては完璧に僕にゃんと電話で会話してたしな。
    弦矢家の人間が羨ましい。

    俊一郎と愛染様のやり取りに吹き出した。
    お葬式のとこの話面白かった。
    愛染様のノリツッコミがキレッキレ!笑
    特に笑ったのは、俊一郎が愛染様の方が僕にゃんより先に死ぬって暗に言ったところ。
    ほんとあのやり取り面白かった。
    このやり取りと同じくらい笑ったのは、曲矢刑事に初めて俊一郎が電話かけた時のやり取り。
    俊一郎の「おはようございます〜ご苦労様です」にはほんと笑った。
    煽ったのは曲矢刑事だけど、さすが俊一郎(笑)

    今回は、怪異ではなく人間の殺意がもたらした事件だった。
    死相は視えてたけど。
    まさか寮母さんの苗字と佳人くんの名前にあんなトリックというかタネが仕掛けられてたとは。
    あと、変人の気にしどころと直し方がおかしすぎる。
    行間をなんで詰めるんだ、ちゃんと書きなよ。
    まぁ、トリックのためだからそう設定しなきゃならんのだけども。
    才子の身内が周りにいたなんてな。
    美穂って子が何かしら関与してるのかな、とくらいしか疑わなかったから今回は意外だった。

    それにしても、俊一郎、ちょっとコミュ障良くなったね?
    相変わらず、種明かしの時は饒舌だし態度の豹変も凄い(笑)

    まだ面白い!とまではいかないけど、僕にゃんがいるからもう少し読んでみようかな。

  • 犯人は大体読みが外れる私でもあっさりわかった。最後がこの人のミステリーとホラーの融合!でいい感じ。ぞくっとする

  • 前半は怖いですね。描写がうまくて、かなりイメージがわいて、ドキドキします。
    探偵が出てくる辺りからは、物語が、収束にむかっていくので、ドキドキ感は薄れます。前回同様、登場人物の少ないなかで、人が死にすぎて、犯人の特定が楽に?と思ったら、裏をかかれました。

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著者プロフィール

三津田信三
奈良県出身。編集者をへて、二〇〇一年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。『水魑の如き沈むもの』で第十回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、映画化された『のぞきめ』、戦後まもない北九州の炭鉱を舞台にした『黒面の狐』、これまでにない幽霊屋敷怪談を描く『どこの家にも怖いものはいる』『わざと忌み家を建てて棲む』がある。

「2023年 『そこに無い家に呼ばれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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