四隅の魔 死相学探偵2 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 371
レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043902026

作品紹介・あらすじ

城北大学に編入して"月光荘"の寮生となった入埜転子は、怪談会の主催をメインとするサークル"百怪倶楽部"に入部した。怪談に興味のない転子だったが寮長の戸村が部長を兼ねており居心地は良かった。だが、寮の地下室で行なわれた儀式"四隅の間"の最中に部員の一人が突然死をとげ、不気味な黒い女が現れるようになって…。転子から相談を受けた弦矢俊一郎が、忌まわしき死の連鎖に挑む!大好評のシリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 遭難した雪山でのあの有名な降霊術を題材にした今作はシリーズ1作目に比べたら結構怖かった。
    前半・ホラー、後半・ミステリーといった感じで主人公は前半は全く登場しなかったんだけど、この前半に行われた四隅の魔の儀式の描写が流石。三津田さんは得体のしれないものに対する恐怖を描くのが本当に上手いなって背筋が寒くなった。

  • ライトなホラーサスペンスでよし。ばあちゃんとの掛け合いが微笑ましい。

  • すげえー。三津田信三やべえ。

    第一作の欠点すべてカバーしてきた!

    読んでて怖さも格段に上がってるし、文章も前作に比べて入りやすくなってる。犯人は前作と同じように分かりやすかったけど、謎を残す感じでいいね!途中まで主人公出てこないから、ちがう意味でどきどきしたけどw

    シリーズ化としてのテンプレも完成しているし、俊一郎が探偵としてちょっと成長しているのに、びっくり。あれじゃ仕事として成り立たないしな、前作は。

    一つ言うなら、カラオケルームは六人目を気づかれず登場させるために、扉が一切音を立てなった仕様なはずなのに、俊一郎をおどすために犯人が出てきたときは、ばっちり音をたてた描写があるんだよなー。そこだけ残念。

  • 2017.3.23 読了

  • 2016年1月3日読了。
    2016年6冊目。

  • 死相学探偵シリーズ第2弾。
    とある大学の怪談会サークルが行なった悪魔召喚?降霊術?の儀式。その最中に、メンバーの一人が突然死。その後、他のメンバーも次々に亡くなっていく。その死の謎に、死相学探偵・弦矢俊一郎が挑む。

    刀城言耶シリーズほどの禍々しさはないけれど、時代設定が違うから仕方ないのかな。でも、特に前半、四隅の間の参加者の心理状態とか、黒い女の出現とか、十分恐いし楽しめる。
    ただ半分を過ぎても主人公は出て来ず、あれ?と思ってたら、後半急ピッチで話が展開。あっという間に解決しちゃった感じ。もうちょっと弦矢さんの活躍が見たかった気もする。

    前作にも出てきた所轄の刑事・曲矢との掛け合いも面白いし、飼い猫の僕にゃんもかわいい。今のところ5作目までは出てるみたいなので、俊一郎の成長ぶりと、まだ存在だけの黒術師がどう絡んでくるのかに期待。

  • 旧版しか図書館に無かったから旧版で読んだ。

    冒頭の話が長すぎて1/3を超えて2/3に差し掛かるあたりでようやく主人公登場で、正直辟易してたが、僕にゃんの登場で全て帳消しに(笑)
    僕にゃん可愛すぎたし、非常に有能な化け猫。
    転子と姫が帰った後に、ソファーで意味深な行動をして俊一郎を手助けするヒントを与えたあたりほんと化け猫様。
    しかし、本当に会話が人間とのそれと変わらないから完全に意思疎通出来てるみたいだな。
    あと、最後のブサ猫が入ってきたあたりで紛れもなく俊一郎と僕にゃん会話してたよなあれ。
    3日前からいるとか友達だとか。
    ナチュラルに書かれてたから読み流しそうになったけど、めちゃくちゃ会話してたよなあそこ。
    愛染様に至っては完璧に僕にゃんと電話で会話してたしな。
    弦矢家の人間が羨ましい。

    俊一郎と愛染様のやり取りに吹き出した。
    お葬式のとこの話面白かった。
    愛染様のノリツッコミがキレッキレ!笑
    特に笑ったのは、俊一郎が愛染様の方が僕にゃんより先に死ぬって暗に言ったところ。
    ほんとあのやり取り面白かった。
    このやり取りと同じくらい笑ったのは、曲矢刑事に初めて俊一郎が電話かけた時のやり取り。
    俊一郎の「おはようございます〜ご苦労様です」にはほんと笑った。
    煽ったのは曲矢刑事だけど、さすが俊一郎(笑)

    今回は、怪異ではなく人間の殺意がもたらした事件だった。
    死相は視えてたけど。
    まさか寮母さんの苗字と佳人くんの名前にあんなトリックというかタネが仕掛けられてたとは。
    あと、変人の気にしどころと直し方がおかしすぎる。
    行間をなんで詰めるんだ、ちゃんと書きなよ。
    まぁ、トリックのためだからそう設定しなきゃならんのだけども。
    才子の身内が周りにいたなんてな。
    美穂って子が何かしら関与してるのかな、とくらいしか疑わなかったから今回は意外だった。

    それにしても、俊一郎、ちょっとコミュ障良くなったね?
    相変わらず、種明かしの時は饒舌だし態度の豹変も凄い(笑)

    まだ面白い!とまではいかないけど、僕にゃんがいるからもう少し読んでみようかな。

  • 犯人は大体読みが外れる私でもあっさりわかった。最後がこの人のミステリーとホラーの融合!でいい感じ。ぞくっとする

  • 前半は怖いですね。描写がうまくて、かなりイメージがわいて、ドキドキします。
    探偵が出てくる辺りからは、物語が、収束にむかっていくので、ドキドキ感は薄れます。前回同様、登場人物の少ないなかで、人が死にすぎて、犯人の特定が楽に?と思ったら、裏をかかれました。

  • 推理をさりげなく誘導する手法にしてやられた! 僕にゃんがすごいかわいいです(*´ω`*)

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著者プロフィール

2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で第10回本格ミステリ大賞を受賞。主な作品に『十三の呪』にはじまる「死相学探偵」シリーズ、『厭魅の如き憑くもの』にはじまる「刀城言耶」シリーズ、映画化もされ話題を呼んだ『のぞきめ』、『禍家』『凶宅』『魔邸』からなる〈家三部作〉、『黒面の狐』『わざと忌み家を建てて棲む』『忌物堂鬼談』など多数。

「2018年 『犯罪乱歩幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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