四隅の魔 死相学探偵2 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 487
レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043902026

作品紹介・あらすじ

城北大学に編入して"月光荘"の寮生となった入埜転子は、怪談会の主催をメインとするサークル"百怪倶楽部"に入部した。怪談に興味のない転子だったが寮長の戸村が部長を兼ねており居心地は良かった。だが、寮の地下室で行なわれた儀式"四隅の間"の最中に部員の一人が突然死をとげ、不気味な黒い女が現れるようになって…。転子から相談を受けた弦矢俊一郎が、忌まわしき死の連鎖に挑む!大好評のシリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 死相学探偵シリーズ第2弾。

    前半は主人公の登場なしで大学生たちが四角い部屋の角から角へ暗闇の中でバトン方式で移動していくという一種の儀式を行う様子がメインの話。

    その儀式で死んだ人を呼び出してしまったかのような現象が起こり、参加していた一人がショック死してしまう。
    その後 部長も事故により死んでしまう。

    部員が主人公の探偵 弦矢俊一に相談しこの一連の事件を解決し本来死んでしまうはずだった人達を救う。



    かなりホラーな物語だが、最後は筋道の通った解決となる。
    それでも怪奇現象としか思えない事象が残るという、理屈だけでは説明の出来ないところも残した。

  • 遭難した雪山でのあの有名な降霊術を題材にした今作はシリーズ1作目に比べたら結構怖かった。
    前半・ホラー、後半・ミステリーといった感じで主人公は前半は全く登場しなかったんだけど、この前半に行われた四隅の魔の儀式の描写が流石。三津田さんは得体のしれないものに対する恐怖を描くのが本当に上手いなって背筋が寒くなった。

  • 全然何もわかってないけど大丈夫…?ってところからのスッキリ解決。読んでみるといろんなところにヒントがあったことがわかって面白い。ばあちゃんとの会話が好きです

  •  大学生がとある儀式を行ったのをきっかけに、儀式の参加者が次々と亡くなっていく。原因は亡霊か、それとも人か……。
     ホラーとミステリーを融合させた作品が特徴の三津田作品ですが、死相学探偵の特徴は、探偵役には生きている人間の「死の原因」がビジュアルとなって見えること。

  • 大学のサークルで「四隅」を伝い歩きする儀式をしたところ、一人が死んでしまった。そこから死人が続いて……。半分になるまで探偵でないのはしんどい……いくら人好きしない探偵とはいえ。とてつもなく人づきあいが下手な「死相」を見ることのできる探偵のミステリ。オカルトもそうでない原因も可能性があるところがポイント。こういう線はとても好き。そして、猫様が……これ、半分主役なんじゃ、というくらい有能だな(笑)。というか、この祖母と孫は猫としゃべれるんかい!(笑)次の巻が楽しみです。

  • ライトなホラーサスペンスでよし。ばあちゃんとの掛け合いが微笑ましい。

  • すげえー。三津田信三やべえ。

    第一作の欠点すべてカバーしてきた!

    読んでて怖さも格段に上がってるし、文章も前作に比べて入りやすくなってる。犯人は前作と同じように分かりやすかったけど、謎を残す感じでいいね!途中まで主人公出てこないから、ちがう意味でどきどきしたけどw

    シリーズ化としてのテンプレも完成しているし、俊一郎が探偵としてちょっと成長しているのに、びっくり。あれじゃ仕事として成り立たないしな、前作は。

    一つ言うなら、カラオケルームは六人目を気づかれず登場させるために、扉が一切音を立てなった仕様なはずなのに、俊一郎をおどすために犯人が出てきたときは、ばっちり音をたてた描写があるんだよなー。そこだけ残念。

  • 2017.3.23 読了

  • 2016年1月3日読了。
    2016年6冊目。

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著者プロフィール

ホラーミステリ作家。2001年『ホラー作家の棲む家』でデビュー(文庫版は『忌館』と改題)。2010年『水魑の如き沈むもの』で第10回「本格ミステリ大賞」を受賞。2016年『のぞきめ』が映画化される。主な作品に刀城言耶シリーズ、家シリーズ、死相学探偵シリーズ、幽霊屋敷シリーズ、物理波矢多シリーズなどがある。近著は『怪談のテープ起こし』(集英社文庫)、『黒面の狐』(文春文庫)、『白魔の塔』(文藝春秋)など。

「2021年 『忌名の如き贄るもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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