ラストゲーム 最後の早慶戦 (角川文庫 ん 29-1)
- 角川グループパブリッシング (2008年7月25日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (154ページ)
- / ISBN・EAN: 9784043907014
感想・レビュー・書評
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太平洋戦争が泥沼化してきた1943年(昭和18年)4月。
人気を集めていた東京六大学野球連盟が解散となり早慶戦も姿を消した。
9月には学徒出陣が決定され、20歳以上の学生は入隊することに。
慶應義塾大学塾長の小泉信三と早稲田大学野球部顧問の飛田穂洲らは出征を目前に控えた学生たちに“生きた証”を残してあげたいと早慶戦実現に向けて奔走する。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
六大学野球の見方が少し変わってきます。戦時下でも19歳は19歳、若者は若者だったことを感じて、涙を流さずにはいられません。
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1943年、太平洋戦争により学生たちも戦地に赴くことになった。彼らに生きた証を残してやりたいと切に願う早稲田大学の野球部顧問・飛田や慶應義塾大学塾長の小泉は、禁じられた野球――早慶戦開催に向けて動き出す。史実から生まれた映画『ラストゲーム 最後の早慶戦』小説版。
すでにノンフィクションを2冊読んでいるので、事実関係は把握している。あとは小説や映画にするときにどこをフィーチャー、ないしデフォルメするのか、に興味があったので読んでみた。が、ほぼ予想通りの所を取り上げていて、意外性はなかった。
(C) -
とにかく涙が止まらなかった。
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