螺鈿迷宮 下 (角川文庫)

著者 : 海堂尊
  • 角川グループパブリッシング (2008年11月22日発売)
3.47
  • (168)
  • (503)
  • (730)
  • (107)
  • (12)
  • 本棚登録 :3956
  • レビュー :286
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043909025

作品紹介

医学生・天馬大吉が潜入した不審死の続く桜宮病院に、奇妙な皮膚科の医者がやって来た。その名も白鳥。彼こそ、"氷姫"こと姫宮と共に病院の闇を暴くべく厚生労働省から送り込まれた"刺客"だった。だが、院長の桜宮巌雄とその双子の娘姉妹は、白鳥さえ予測のつかない罠を仕掛けていた…。終末医療の先端施設に隠された光と影。果たして、天馬と白鳥がそこで見たものとは?現役医師が描く、傑作医療ミステリー。

螺鈿迷宮 下 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 死亡時の解剖は必要であり解剖率の低さは問題ではあるものの、一方で医者のミスや事件性の隠蔽にも繋がってしまう、という矛盾を描いている。
    自殺幇助し、それを隠すために解剖を行いまっとうな診断書を書いてしまえば誰にも疑われない。確かにこれはビジネスになるかも。

  • 驚きの結末だったー!何度も驚かされてしまった...

  • 海堂尊さん「螺鈿迷宮」下巻、読了。碧翠院に潜入し、院長の巌雄、双子の姉妹、患者の面々に戸惑いながらも少しずつ馴染んでいく天馬。そんな中、患者が次々に不自然な死を遂げる。刺客として送りこまれた皮膚科の白鳥、姫宮が不審死の謎に迫るのだが。。姫宮、葉子と天馬の掛け合い、桜宮一族の過去など、途中までは完全にツボでした。ただ、なんとも言えない終わり方。ちょっと期待した展開では無かったのが残念。天馬くんやあの女性と再会出来ることを楽しみに待ちます♪

  • 上下まとめて。
    ロジカルモンスターと銀獅子のやり取りは確かに考えさせられる何かがある。

    …されど、ちょっと暗い。
    伏線はどこかで回収されてほしい。

  • 【ネタバレあり】



    下巻。まったく無関係の部外者かと思われた天馬くんも、この一連の事件のパズルのピースだったというところに戦慄した。天馬くんには酷すぎる話だけど…。
    巌雄院長が「ブラックペアン」の佐伯教授とかぶる。末期患者を麻薬漬けにして生かし、限界が来たらぽっくり逝かせる。社会的にはそれは許されないことだけど、本人の希望があればそれもいいのかもしれない…と思ってしまった。理想のピンピンコロリってやつ。
    そしてラスト、天馬くんも白鳥も、なぜ生き残ったのがその場にいなかった小百合ではなくすみれの方だと思ったのかが謎だった。私は小百合の方かな?と思いました。
    天馬大吉が主役のシリーズの続編もあるのだろうか。次どこに進むべきか迷うところ。もう一度バチスタに戻ってみるのもいいかも。

  • 舞台上の演劇を見るような台詞回しの構成。短時間で読ませてしまうストーリーテーリング。もしかすると読者を選んでしまう書きぶりかも知れない。桜宮病院が行っていた死体検案は、本来は公的な監察医務院が行うべきことで、開業医が行うには採算が取れないだろう。巌雄院長が天馬に医学への道を指し示して自ら炎上して逝った。脱出者の最後の台詞は……すみれではないのか?

  • 主人公はこの本のために出てきた天馬大吉君だけど、絡んでくるのは姫宮&白鳥コンビ。舞台は名前は幾度も出てきた桜宮病院。
    看護ボランティアとしてもぐりこんだ病院で、次々と人が死んでいく。末期患者とはいえおかしいだろう…⁉っていうミステリ。やっぱ海堂さんは医療の問題提起もの(?)よりもミステリが面白い!
    しかし姫宮のキャラに若干の違和感が…。『極北クレイマー』の姫宮はもちっと優秀だったし、白鳥も勢いが弱いというか…。
    医者になることの”重み”みたいなのはすごいよね。

  • 医学生・天馬大吉が潜入した不審死の続く桜宮病院に、奇妙な皮膚科の医者がやって来た。その名も白鳥。彼こそ、“氷姫”こと姫宮と共に病院の闇を暴くべく厚生労働省から送り込まれた“刺客”だった。だが、院長の桜宮巌雄とその双子の娘姉妹は、白鳥さえ予測のつかない罠を仕掛けていた…。終末医療の先端施設に隠された光と影。果たして、天馬と白鳥がそこで見たものとは?現役医師が描く、傑作医療ミステリー。

  • 終わりはこんなもんかーって感じだったけど、最後のところは鮮やか。
    でんでんむしは崩壊し、桜宮の血脈だけは生き残る……生き残ったほうは予想通りだったので、そこは納得。
    銀獅子じいちゃんがかっこいいね

  • うーん……(´ェ`)ン-…。
    全体がわかってみれば、魅力的な設定・ストーリーなんだけど、読んでる間はつまんないんだよなあ(´ェ`)ン-…。
    とにかく無駄な文章が多すぎるし、展開が不自然すぎ(´ε`; )ウーン…。
     なんでこの人がここでこんな行動をとるの?
     なんでこの人がこの場面でこんな話をするの?
     なんでこの会話の行く先がこんな結末に落ち着くの?……そういうのばっか(´ε`; )ウーン…。
    一文一文みると決してまずくないんだけど、まとめて読むと何かおかしいんだよなあ……(´ε`; )ウーン…。
    桜宮、別宮、姫宮と、○宮という苗字が三つも出てくるのも、なんだか変だし……(´ε`; )ウーン…。
    エピローグがだらだら長ったらしいし……(´ε`; )ウーン…。
    いろいろもったいない作品(>_<)。
    うまく行ったら、全盛期の京極夏彦っぽい傑作になりえてたろうに……(´ε`; )ウーン…。

    刊行順で「ナイチン」に続いてこれ読んだけど、やっぱり流れとしては「ジェネラル・ルージュ」を先行したほうがよかったみたい。

    2016/01/19

全286件中 1 - 10件を表示

海堂尊の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
有効な右矢印 無効な右矢印

螺鈿迷宮 下 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする