螺鈿迷宮 下 (角川文庫)

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  • 角川グループパブリッシング
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レビュー : 296
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043909025

作品紹介・あらすじ

医学生・天馬大吉が潜入した不審死の続く桜宮病院に、奇妙な皮膚科の医者がやって来た。その名も白鳥。彼こそ、"氷姫"こと姫宮と共に病院の闇を暴くべく厚生労働省から送り込まれた"刺客"だった。だが、院長の桜宮巌雄とその双子の娘姉妹は、白鳥さえ予測のつかない罠を仕掛けていた…。終末医療の先端施設に隠された光と影。果たして、天馬と白鳥がそこで見たものとは?現役医師が描く、傑作医療ミステリー。

感想・レビュー・書評

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  • p.120 かっぱげる、かっぱぎつくす→「かっぱげ」茨木・埼玉の方言。「掻き剥ぐ」の意。麻雀用語。

  • 医療モノとして面白かった。ただ、桜宮病院…死に真摯に向き合っていたと言えるのだろうか?闇って要るのかな

  • 再読。

    落第医学生・天馬大吉は腐れ縁の幼馴染にハメられるような形で碧翠院桜宮病院に潜入、図らずもボランティアから入院患者となってしまうが(全部姫宮のせい)、終末期医療を担う医療機関であるとしても人が死にすぎることに違和感を抱く。

    明かされた病院の裏の顔は、もうこれ以上ないほど真っ黒(天馬くんは殺されかけるし)。だけど、何故か東城大学の方が悪者に思えてしまうし、桜宮一族の面々に肩入れしたい気持ちになってしまう。

    桜宮一族の双子の姉妹の片割れ・すみれも「人は周りを傷つけずには生きられない」と言っている。そうなんだよなぁ。

    ラストでは、双子の姉妹のうち、すみれが逃げるかのように見せかけて、逃げたのは小百合だったことが「本当に、詰めが甘いんだから」というセリフによって読者に示される。

    でもこの話はこれで終わりではない。
    ……というわけで、続編『輝天炎上』を読みたくなってしまった。

  • 主人公、天馬が白鳥と共についに桜宮の闇と対峙。扱っているテーマはひたすら重いのですが、大真面目な姫宮の行動や、登場人物の思考に息抜きさせてもらいました。終末期医療は死生観も絡め問題は奥深く、一筋縄ではいかないことがよく分かりました。それでも、それぞれの立場で闘う姿に胸を打たれました。

  • 螺鈿迷宮 下 (角川文庫)

  • おもしろい。テンポがよくて読みやすい。上巻を読み終えてから下巻を読む始めるまでにしばらく間が空いたので、登場人物を半分くらい忘れてしまっていた。

  • 上巻に同じ

  • 好きです。シリーズ。

  • 医学生・天馬大吉が潜入した不審死の続く桜宮病院に、奇妙な皮膚科の医者がやって来た。その名も白鳥。彼こそ、“氷姫”こと姫宮と共に病院の闇を暴くべく厚生労働省から送り込まれた“刺客”だった。だが、院長の桜宮巌雄とその双子の娘姉妹は、白鳥さえ予測のつかない罠を仕掛けていた…。終末医療の先端施設に隠された光と影。果たして、天馬と白鳥がそこで見たものとは?

  • 東城大ではなく桜宮病院が舞台のお話。
    読む順番を間違えてジェネラルルージュの凱旋から読んでしまったので
    姫宮の初登場という気分が味わえなくちょっと残念でした。
    桜宮病院の謎があまり分からないまま話が進み過ぎて
    ちょっと発散気味な感じのストーリーでした。それなりに面白くはありましたが。

    相変わらず著者はオートプシーイメージング(Ai)押しな感じで
    ちょっとしつこいなと感じ出してしまった感は否めません。

    今回は白鳥はしっかりと活躍しておりかなりまともな感じでした。
    伏線ぽく描かれているすみれや天馬大吉のその後が後の作品で出てくるのだろうな
    と思うので楽しみにしたいと思います。

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著者プロフィール

海堂 尊(かいどう たける)
1961年、千葉県生まれの作家、医師。医師としての所属は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構放射線医学総合研究所・放射線医学総合研究所病院勤務(2018年3月時)。
2005年に『チーム・バチスタの崩壊』で、第4回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、作家デビュー。
同作はのちに『チーム・バチスタの栄光』と改題して出版される。映画・テレビドラマ化もされた代表作となった。

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