女たちは二度遊ぶ (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 1719
レビュー : 258
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043912018

作品紹介・あらすじ

何もしない女、だらしない女、気前のいい女、よく泣く女……人生の中で繰り返す、出会いと別れ。ときに苦く、哀しい現代の男女を実力派の著者がリアルに描く短編集。

感想・レビュー・書評

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  • 男と女って切ない。

  • 何がいいのかさっぱりわからない。1話か2話くらい読んで合わなくてやめた。

  • 男性作家による、11人の女、11篇の物語。細かい仕草の書き込まれ方がすごい。ちょっと意地悪だなと感じるぐらい、あまり知られたくなかった女の“いやなところ”がきちんと書かれています。

  • 女性の書き方がよかった。
    人ってわからないなあ、と思えるところが好き。

  • 基本的にあまり何も考えていないダメな男性と、彼らの前をふわりと通り過ぎていった女性が描かれる短編集。
    女性たちもそれぞれに個性が強いのだけれど、男性に比べればどこか芯があって、何も考えていないようでいて実は強くて、そのあたりを何もわかっていない男性主人公のダメっぷりがより際立つ印象。
    作者の若いころの実体験じゃないかな。ここまでさらけだしちゃっていいのかな。あまり共感はできない。

  • 若さ、懐かしさを感じる短編集らしい一冊。

  • 様々な『女』を男性目線で描いた短編集。まず、出てくる男性陣が結構ヒドい。女性陣も、ちょっと理解不能な方々が多い。ストーリーも、「.......で?」と言いたくなるものが多く、全体的に面白さが私にはわからなかった。吉田さんは他にもっと面白い作品がたくさんあると思う。

  • 短編集。どれも面白いのだが、とりたてて印象には残らなかった。良いのに残らない。そういう本に時々出会う。絲山秋子の「イッツ・オンリー・トーク」なんかがそうだった。

  • タイトルの美しい短編集。
    特に好きな話はないが、どこにでもいそうな、でも男にしか見えない女の姿が描かれている。
    そして、女を語る男はどれも地に足の付いていないようなモラトリアム中の男ばかり。
    時の流れの中で互いに漂う男と女が偶然交差した瞬間を切り取った写真を見せてくるような短編集だった。

  • 淡々とつづられて行く過ぎ去った女たち。

    付き合ったり別れたり、好きだったり嫌いだったりなら覚えている記憶。だけど、そういえばこんな女いなぁ。っていうくらいに、あ、そうだいたいた。なんていういたかいないかわからないくらいにしか接してないのに、なんとも記憶に引っかかる女たちの話。

    そんなショートストーリーばかりなのに、なぜか自分の身の回りの、あ、そういえばこの人何やってんのかなぁ。いや、別にだからどーしたということもないんだけど思い出した。

    そんな、我が身を喚起させるような一冊。

    そうなんだよ、いるんだよ。
    結構いるんだよ。仲良くもないけど、なんかわらんけど一緒に一回だけ遊んだことあるなー?とか、絶対喋らなかった女いたよなぁ、そういえば、高校のときに。先生に当てられても何しても絶対喋らなかった女。いたいた、しかもなんかの用事で絶対喋らない女に電話しなきゃいけなくなったんだよなぁ私。あのとき喋らない女は喋ったんだっけな?

    っていう、わたしにもこの本の続きが書けそう。笑笑

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著者プロフィール

吉田 修一(よしだ しゅういち)
1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業後、スイミングスクールのインストラクターのアルバイトなどを経験。1997年「最後の息子」で第84回文學界新人賞を受賞しデビュー。同作は第117回芥川龍之介賞候補にもなった。2002年『パレード』で第15回山本周五郎賞を同年「パーク・ライフ」で第127回芥川龍之介賞、2007年『悪人』で第61回毎日出版文化賞及び第34回大佛次郎賞、2010年『横道世之介』で第23回柴田錬三郎賞、2019年『国宝』で第14回中央公論文芸賞をそれぞれ受賞。2016年には芥川龍之介賞選考委員に就任している。その他の代表作に、2014年刊行、本屋大賞ノミネート作の『怒り』。2016年に映画化され、数々の映画賞を受賞。

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