粘膜人間 (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.31
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本棚登録 : 1364
レビュー : 227
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043913015

作品紹介・あらすじ

「弟を殺そう」-身長195cm、体重105kgという異形な巨体を持つ小学生の雷太。その暴力に脅える長兄の利一と次兄の祐太は、弟の殺害を計画した。だが圧倒的な体力差に為すすべもない二人は、父親までも蹂躙されるにいたり、村のはずれに棲むある男たちに依頼することにした。グロテスクな容貌を持つ彼らは何者なのか?そして待ち受ける凄絶な運命とは…。第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した衝撃の問題作。

感想・レビュー・書評

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  • ついに読んでしまいました。ブク友様のレビューで気になっており長らく積読本と化していた粘膜シリーズ第一弾∠( ˙-˙ )/!
    期待を裏切らないぶっ飛んだ世界観でした。
    個人的なエログロ愛を書き綴るのは自重しますが特売になりがちなこのジャンルでも殺戮のチープさは無く、芸術的な美しさを纏った素晴らしいグロテスクを堪能出来ます。
    そこに交わるエロに期待値はぐぐぐいと上がりますが、残念ながらこの融合は個人的には△...
    美しさと下品で言えば圧倒的に後者であり、グロが美しかった分の落胆を感じました。とはいえこの作品の世界観として仕方の無い事ですので完全なる個人的見解になります。

    作品説明(あらすじ)でのー村のはずれに棲む男達ー
    に当てはまる彼らの頭の弱さが愛おしくて仕方無かったり、その彼等との唯一の接触者である男の人物像が当たり前の様に覆されゲスさを出してくれたり、雷太の容貌がどうやっても形を成さなかったり
    少女の存在理由と時代背景。etc.....
    もうどれを抜粋してもめちゃくちゃなのです(笑)

    まるで起きた時に「なんか凄い意味不明な夢見た覚えてないけど←」の様な感覚で
    文芸作品のなるちゃるべきか...の概念を大きく飛び越えたまさに作者様のおっしゃる通りな頭の中とりあえずぶちまけてみました!といった作風に今までに感じたことの無い魅力を感じました。
    とは言えやはりどれだけぶっ飛んでいても作品として物語を追う身としては着地点は地に足が付いていて欲しかったです。宙ぶらりんは居心地が悪いのです。

    纏めると、
    なるほど人にオススメ出来ない作品です 笑

  • グロい…エグい…エロい…
    もろスプラッターですね。あまりこのジャンルは、読まんけど、何かタイトルに惹かれて…^^;
    時代も戦前か、戦中か知らんけど、何か怪しい時代。
    兵隊さんとか、河童も出て来て、スプラッター的世界設定完了!
    まぁ、こういう話なんで、仕方ないけど、何か命の値段安!
    ほんまに、爽快な程、ぐちょぐちょにします!多分、読む人選びます!でも、私はスイスイ読めました(ーー;)
    そんな〜!頭割られて、脳みそ半分なくなったのを同世代の脳みそで、埋めて修復完了って、医学も進化したもんだ。゚(゚´Д`゚)゚。
    ラストは、ちょっと消化不良な感じ!

    • 奏悟さん
      ultraman719さん、初めまして。

      「粘膜人間」と「デブを捨てに」で、自分の本棚かと錯覚しました(笑)
      タイトルからして、なんじゃこ...
      ultraman719さん、初めまして。

      「粘膜人間」と「デブを捨てに」で、自分の本棚かと錯覚しました(笑)
      タイトルからして、なんじゃこりゃ?ですよね。
      粘膜人間シリーズで他にも何冊かあるんですよ!
      ある登場人物が、繋がっていたりして、なかなかお勧めはしにくい作品ですけどね(^_^;)
      また、レビュー楽しみにしてます。
      2021/06/22
    • ultraman719さん
      奏悟さん

      はじめまして!コメントありがとうございます!
      両作品とも、タイトルだけでもインパクトありますよね。中身もなかなかですが^^;
      粘...
      奏悟さん

      はじめまして!コメントありがとうございます!
      両作品とも、タイトルだけでもインパクトありますよね。中身もなかなかですが^^;
      粘膜人間シリーズ…また、買ってしまうかも^^;
      奏悟さんの本棚、参考にさせて頂きます!
      2021/06/22
  • タイトルにも惹かれたが、なんていう世界観なんだ!
    エログロ要素多めだけど、ギャグ漫画を読んでいるような、最後まで読むのに理解を越える展開に疲れたが、次が楽しみ。

  • 奇妙なエログロ物語です。
    脅威である弟の殺害を企てるのですが、出てくる登場人物が人間だけではなく、独特の世界観があります。
    次から次へと強烈な展開が進んでいくので、あっという間に読み終わります。
    エログロが苦手な方にはおすすめできません。
    暴力描写がリアルで痛々しいのですが、突拍子なさすぎて思わず笑ってしまう展開もあります。
    私はエログロ好きなので、面白かったです。
    平山夢明の世界観とちょっと似てる気がしました。
    拷問に使われる「髑髏」、最強の恐ろしさです。

  • 私の好きな漫画家は丸尾末広なのだが、
    それに似た世界観でとても自分好みでした。

    妖怪が出てきたり、薄暗い夕日の様な色彩が常に脳裏に浮かぶ感じの、とても暗い世界観であり、またそこに、尋常でない巨体な小学生だったり妖怪だったり、異質なものが混じり合っていて、読んでいてとても楽しい物語でした。

    グロさについては分かりやすく書かれているので、想像しやすく良かったかと思います。

    最後は気になる終わり方なんだけれど、またそれが現実離れした『物語』感があって良かった。

    万人受けはしないかな…笑

  • ★★★
    今月11冊目。
    完全にハマった。
    この作品で受賞したのか。
    昔読んだが改めて奇妙な世界観。いいな飴村先生。
    河童と戦時中とホラー

  • グロテスクな表記が多く途中目を背けたくなるが、もっとこの人の作品が読みたくなる。近隣の図書館になかなか置いてないのが残念。

  • エログロなんだけど、不思議と読みやすい。

  • 今まで読んだ作品の中で唯一、ノンストップで一気読みしてしまった作品です。独特な世界観に引き込まれてしまいました。

  • 気味が悪い澱んだ世界観が癖になる。

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著者プロフィール

飴村行 1969年、福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞。デビュー第2作『粘膜蜥蜴』で第63回日本推理作家協会賞を受賞。特異な作品世界で注目を集める。著書に『粘膜兄弟』『粘膜戦士』『路地裏のヒミコ』『粘膜黙示録』『ジムグリ』など。

「2018年 『粘膜探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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