妻は、くノ一 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 520
レビュー : 73
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043931019

作品紹介・あらすじ

平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。そんな彦馬のもとに上司の紹介で美しい嫁・織江がやってきた。彦馬は生涯大切にすることを心に誓うが、わずかひと月で新妻は失踪してしまう。じつは織江は、平戸藩の密貿易を怪しんだ幕府が送り込んだくノ一だった。そうとは知らず妻を捜しに江戸へ赴く彦馬だったが…。人気著者が放つ「妻は、くノ一」シリーズ第1弾。

感想・レビュー・書評

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  • NHKでやってるドラマを見て読みたくなった。
    時代小説なのに文体が砕けてるというのか。
    あんまり読みやすいんで逆に吃驚した。

    今で言うオタクで変わり者の雙星彦馬と、
    ある意味ツンデレのくノ一、織江。
    市川染五郎さんと瀧本美織ちゃんというキャスティングはものすごくハマっている。
    (いちばんハマってるのは松浦静山の田中泯さんだけど)

    ドラマを見ると彦馬が一方的に織江を想っている風に見えるのだが
    実際原作を読んでみると、織江が案外彦馬のことを大切に想ってるのが見て取れて
    このツンデレっぷりにデレデレしてしまう(何)。
    織江はドラマよりも大人っぽく描かれてるかな。

    彦馬が江戸へ上がる道中の双子の泥棒とサボテンの話とか
    ドラマでは端折られているエピソードがある一方で
    桜貝などドラマ独自のエピソードが存在するのが面白い。

    …それはそうと、この話10冊もあるのか…。
    先が気になってしょうがないんだけど。
    文章が読みやすいのであっという間に読み終わっちゃうし。

  • 妻の織江が強いのに主人公にべたぼれでかわいい。

  • 20171008読破

  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。そんな彦馬のもとに上司の紹介で美しい嫁・織江がやってきた。彦馬は生涯大切にすることを心に誓うが、わずかひと月で新妻は失踪してしまう。じつは織江は、平戸藩の密貿易を怪しんだ幕府が送り込んだくノ一だった。そうとは知らず妻を捜しに江戸へ赴く彦馬だったが…。人気著者が放つ「妻は、くノ一」シリーズ第1弾。

  • 初読み作家さん。面白かったです。
    風野真知雄さんはシリーズ物も多く、本屋さんでもよく目に留まる作家さんですが、どれから読んだらいいのかと手が伸びなかった作家さんの1人です。
     非常に読み易かったです。登場人物にも魅力があります。
    上役の世話で嫁を貰った彦馬。その嫁が美人で彦馬には勿体ないくらい。絶対何かありますよね(笑)。予想通り、妻は失踪し、彦馬は妻の織江を追って江戸へ向かいます。彦馬も変わった男で星が好きで算術が得意だが、処世術は下手。
    まだまだ序盤でこれからどんな展開が待っているのか楽しみなシリーズです。

  • 読了

  • 肩に力の入らない人情時代小説です。主人公は、平戸藩士雙星彦馬。海の民でガタイはいいが武芸は苦手、天文の知識がある気の優しい28歳。妻は織江、くノ一のため新婚一ヶ月で失踪。敵と味方、善と悪が交差する物語が始まるようですが、まずはイントロです。ほのぼのとしたユーモアがあって、サクサク読めます。

  • 平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬(ふたぼし ひこま)は、星が好きなうだつのあがらない男。その彦馬が娶ることになったのは、上司がすすめる織江という女性。幸せな生活を送っていた彦馬だったが、突然織江は姿を消してしまう。妻を追うため、若いのに隠居となり、手がかりを掴むため江戸に向かうが……
    妻恋しさで動く一途な彦馬。昼行灯に見えてときおりなかなか鋭いところを垣間見せるところがいい。密偵で任務を遂行せざるを得ない織江も彦馬に情が移っていて、ふたりとも応援したくなる。織江の母親や友達との言動なんかも、非常に女子っぽくて微笑ましい。ちょっと推理者風な展開も面白い……だけど、えっ、ここでおわり! で愕然。完全なる続き物なら最初から言ってくれ〜 しかもこの巻では夫婦の再会はない! 一冊が短いとは思ったんだよ! どうやらしばらく再会はないようじゃないですか! 彦馬さん、一途に妻を追ってきたのにかわいそう……彦馬は、確かに静山の役に立ちそうだけれども!
    くっすん……ドラマ化してたのも全然知らなかった私の、読みが甘かっただけか……でもある程度、きりのいいところで終わってほしかったなあ。面白いだけに。それで星ひとつ減。

  • 図書館で。面白かったです。
    旦那が頭でっかちの探偵さんで奥さんが用心棒っぽい感じが良い。そして君の名は、のようなすれ違い発生。シリーズとは知っていたけれども果たしていつ出会えるのか?次の巻も借りてみよう。

    それにしても奥さんが結構面白いキャラ。時代小説の女性ってどちらかというと奥ゆかしいおとなしめな大和撫子タイプが多いような気がするんですがさすがくの一。そういう女性を演じていた、そんな女が居たら自分が結婚したいってなんか…真理だなあと思いました。

  • 我喜欢泷本美织。我想买她的春天。 女人鬻(ひさ(ぐ)yu4)春天在江戸。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『味見方同心』『わるじい秘剣帖』『姫は、三十一』『大名やくざ』『占い同心 鬼堂民斎』などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帳』シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。本作は著者渾身の現代ミステリーシリーズ第1弾!

「2018年 『昭和探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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