妻は、くノ一 (角川文庫)

著者 :
  • 角川グループパブリッシング
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本棚登録 : 573
感想 : 81
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043931019

作品紹介・あらすじ

平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。そんな彦馬のもとに上司の紹介で美しい嫁・織江がやってきた。彦馬は生涯大切にすることを心に誓うが、わずかひと月で新妻は失踪してしまう。じつは織江は、平戸藩の密貿易を怪しんだ幕府が送り込んだくノ一だった。そうとは知らず妻を捜しに江戸へ赴く彦馬だったが…。人気著者が放つ「妻は、くノ一」シリーズ第1弾。

感想・レビュー・書評

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  • 平戸藩士で天文学に造詣の深い雙星彦馬(ふたばし・ひこま)のもとに、織江(おりえ)という美しい女性が嫁いできますが、まもなく織江は遁走してしまいます。織江は、平戸藩の松浦静山の動向をさぐるために幕府が送り込んだくのいちだったのです。織江をさがすため、彦馬は江戸へ趣き、さまざまな事件を解決していきます。一方織江は、身分を明かすことができず、ひそかに彦馬を見守りながら、くのいちとしての仕事をつづけていきます。

    登場人物たちの性格はキャラクター性が強く、ストーリーも文体もライトなので、軽い気分で手に取ることのできる時代小説です。

  • NHKでやってるドラマを見て読みたくなった。
    時代小説なのに文体が砕けてるというのか。
    あんまり読みやすいんで逆に吃驚した。

    今で言うオタクで変わり者の雙星彦馬と、
    ある意味ツンデレのくノ一、織江。
    市川染五郎さんと瀧本美織ちゃんというキャスティングはものすごくハマっている。
    (いちばんハマってるのは松浦静山の田中泯さんだけど)

    ドラマを見ると彦馬が一方的に織江を想っている風に見えるのだが
    実際原作を読んでみると、織江が案外彦馬のことを大切に想ってるのが見て取れて
    このツンデレっぷりにデレデレしてしまう(何)。
    織江はドラマよりも大人っぽく描かれてるかな。

    彦馬が江戸へ上がる道中の双子の泥棒とサボテンの話とか
    ドラマでは端折られているエピソードがある一方で
    桜貝などドラマ独自のエピソードが存在するのが面白い。

    …それはそうと、この話10冊もあるのか…。
    先が気になってしょうがないんだけど。
    文章が読みやすいのであっという間に読み終わっちゃうし。

  • 妻の織江が強いのに主人公にべたぼれでかわいい。

  • NHKで放送された時代劇の原作。ドラマは飛び飛びにしか見ていなかったけれど、面白かったので購読。

    剣術は弱くてマイペースな性格の主人公が江戸の町で起こる様々な事件に巻き込まれる。それを持ち前の天文の知識と、失踪した(本当は凄腕の忍者で近くにいる)奥さんの裏からの支えで解決していくストーリー。

    ほのぼのとした調子の主人公の周りと、緊迫している奥さんの周囲とのギャップが楽しい。

    最後に松浦静山が登場。気になる展開で次巻に続く。

  • 時代劇、いや、時代活劇を、観てるようです。アクション、人情、恋愛、推理、そして、時代背景と、エンターテイメント感満載。あまりにあっという間に読み終えてしまうのが残念。早く次の巻へ。彦馬と織江はいつどこで再会できるのか楽しみです。

  • 奥様は魔女的な話だと思ったら、全然違ったので(当たり前か)
    肩透かしを食ってしまった。

    続きが気になるが、ダンナ可愛そうになって2巻以降読むべきか悩む。

  • 20171008読破

  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。そんな彦馬のもとに上司の紹介で美しい嫁・織江がやってきた。彦馬は生涯大切にすることを心に誓うが、わずかひと月で新妻は失踪してしまう。じつは織江は、平戸藩の密貿易を怪しんだ幕府が送り込んだくノ一だった。そうとは知らず妻を捜しに江戸へ赴く彦馬だったが…。人気著者が放つ「妻は、くノ一」シリーズ第1弾。

  • 初読み作家さん。面白かったです。
    風野真知雄さんはシリーズ物も多く、本屋さんでもよく目に留まる作家さんですが、どれから読んだらいいのかと手が伸びなかった作家さんの1人です。
     非常に読み易かったです。登場人物にも魅力があります。
    上役の世話で嫁を貰った彦馬。その嫁が美人で彦馬には勿体ないくらい。絶対何かありますよね(笑)。予想通り、妻は失踪し、彦馬は妻の織江を追って江戸へ向かいます。彦馬も変わった男で星が好きで算術が得意だが、処世術は下手。
    まだまだ序盤でこれからどんな展開が待っているのか楽しみなシリーズです。

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著者プロフィール

1951年福島県生まれ。立教大学法学部卒。1992年「黒牛と妖怪」で歴史文学賞を受賞しデビュー。2015年、〈耳袋秘帖〉シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞、『沙羅沙羅越え』で中山義秀文学賞を受賞。主な作品に、「妻は、くノ一」シリーズ、「四十郎化け物始末」シリーズ、「女が、さむらい」シリーズ、「大名やくざ」シリーズ、『卜伝飄々』などがある。

「2021年 『計略の猫 新・大江戸定年組』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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