妻は、くノ一 (角川文庫)

  • 角川書店 (2008年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784043931019

作品紹介・あらすじ

平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は藩きっての変わり者。その彼のもとに上司の紹介で清楚な美人、織江が嫁に来た!?ところが織江は一月足らずで失踪。彦馬は織江の行方を追って江戸へ向かうが……。

みんなの感想まとめ

物語は、平戸藩の変わり者の藩士が美しい妻の行方を追う中で、謎解きや人間ドラマを展開していきます。読みやすさと深い内容が絶妙に組み合わさっており、主人公の性格や心の声が読者に響く瞬間も多く、心が軽くなる...

感想・レビュー・書評

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  • すごく読みやすくてさらりと読めるけど内容もちゃんと面白かった!
    タイトルからしてもっとくノ一らしい戦い場面とか出てくるのかなと思ったけどそれはあんまりなく、意外にも主人公の彦馬が謎解きのようなことをしていてそれも面白かった。
    彦馬の性格も好きだな。

    時々胸に刺さるというか、今の自分だからこそ響いたのかもしれないけど、ふっと心が楽になる言葉が何個かあった。
    こう言うのが読書していて楽しいところだなぁ。
    その時自分が気になっている事や欲しい言葉がなぜか出てきたりする。
    知りたかった情報がもらえたり、背中を押して貰える言葉があったり。
    久しぶりにその感じが味わえて、いい気持ちだった。
    シリーズみたいなので続きも楽しみ。

  • 時代劇、いや、時代活劇を、観てるようです。アクション、人情、恋愛、推理、そして、時代背景と、エンターテイメント感満載。あまりにあっという間に読み終えてしまうのが残念。早く次の巻へ。彦馬と織江はいつどこで再会できるのか楽しみです。

  • 奥様は魔女的な話だと思ったら、全然違ったので(当たり前か)
    肩透かしを食ってしまった。

    続きが気になるが、ダンナ可愛そうになって2巻以降読むべきか悩む。

  • 平戸藩士で天文学に造詣の深い雙星彦馬(ふたばし・ひこま)のもとに、織江(おりえ)という美しい女性が嫁いできますが、まもなく織江は遁走してしまいます。織江は、平戸藩の松浦静山の動向をさぐるために幕府が送り込んだくのいちだったのです。織江をさがすため、彦馬は江戸へ趣き、さまざまな事件を解決していきます。一方織江は、身分を明かすことができず、ひそかに彦馬を見守りながら、くのいちとしての仕事をつづけていきます。

    登場人物たちの性格はキャラクター性が強く、ストーリーも文体もライトなので、軽い気分で手に取ることのできる時代小説です。

  • NHKでやってるドラマを見て読みたくなった。
    時代小説なのに文体が砕けてるというのか。
    あんまり読みやすいんで逆に吃驚した。

    今で言うオタクで変わり者の雙星彦馬と、
    ある意味ツンデレのくノ一、織江。
    市川染五郎さんと瀧本美織ちゃんというキャスティングはものすごくハマっている。
    (いちばんハマってるのは松浦静山の田中泯さんだけど)

    ドラマを見ると彦馬が一方的に織江を想っている風に見えるのだが
    実際原作を読んでみると、織江が案外彦馬のことを大切に想ってるのが見て取れて
    このツンデレっぷりにデレデレしてしまう(何)。
    織江はドラマよりも大人っぽく描かれてるかな。

    彦馬が江戸へ上がる道中の双子の泥棒とサボテンの話とか
    ドラマでは端折られているエピソードがある一方で
    桜貝などドラマ独自のエピソードが存在するのが面白い。

    …それはそうと、この話10冊もあるのか…。
    先が気になってしょうがないんだけど。
    文章が読みやすいのであっという間に読み終わっちゃうし。

  • 妻の織江が強いのに主人公にべたぼれでかわいい。

  • 内容(ブックデータベースより)

    平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は藩きっての変わり者。その彼のもとに上司の紹介で清楚な美人、織江が嫁に来た!?ところが織江は一月足らずで失踪。彦馬は織江の行方を追って江戸へ向かうが……。

    令和6年12月15日~17日

  • 20171008読破

  • 評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬は、三度の飯より星が好きという藩きっての変わり者。そんな彦馬のもとに上司の紹介で美しい嫁・織江がやってきた。彦馬は生涯大切にすることを心に誓うが、わずかひと月で新妻は失踪してしまう。じつは織江は、平戸藩の密貿易を怪しんだ幕府が送り込んだくノ一だった。そうとは知らず妻を捜しに江戸へ赴く彦馬だったが…。人気著者が放つ「妻は、くノ一」シリーズ第1弾。

  • 初読み作家さん。面白かったです。
    風野真知雄さんはシリーズ物も多く、本屋さんでもよく目に留まる作家さんですが、どれから読んだらいいのかと手が伸びなかった作家さんの1人です。
     非常に読み易かったです。登場人物にも魅力があります。
    上役の世話で嫁を貰った彦馬。その嫁が美人で彦馬には勿体ないくらい。絶対何かありますよね(笑)。予想通り、妻は失踪し、彦馬は妻の織江を追って江戸へ向かいます。彦馬も変わった男で星が好きで算術が得意だが、処世術は下手。
    まだまだ序盤でこれからどんな展開が待っているのか楽しみなシリーズです。

  • 読了

  • 肩に力の入らない人情時代小説です。主人公は、平戸藩士雙星彦馬。海の民でガタイはいいが武芸は苦手、天文の知識がある気の優しい28歳。妻は織江、くノ一のため新婚一ヶ月で失踪。敵と味方、善と悪が交差する物語が始まるようですが、まずはイントロです。ほのぼのとしたユーモアがあって、サクサク読めます。

  • 平戸藩の御船手方書物天文係の雙星彦馬(ふたぼし ひこま)は、星が好きなうだつのあがらない男。その彦馬が娶ることになったのは、上司がすすめる織江という女性。幸せな生活を送っていた彦馬だったが、突然織江は姿を消してしまう。妻を追うため、若いのに隠居となり、手がかりを掴むため江戸に向かうが……
    妻恋しさで動く一途な彦馬。昼行灯に見えてときおりなかなか鋭いところを垣間見せるところがいい。密偵で任務を遂行せざるを得ない織江も彦馬に情が移っていて、ふたりとも応援したくなる。織江の母親や友達との言動なんかも、非常に女子っぽくて微笑ましい。ちょっと推理者風な展開も面白い……だけど、えっ、ここでおわり! で愕然。完全なる続き物なら最初から言ってくれ〜 しかもこの巻では夫婦の再会はない! 一冊が短いとは思ったんだよ! どうやらしばらく再会はないようじゃないですか! 彦馬さん、一途に妻を追ってきたのにかわいそう……彦馬は、確かに静山の役に立ちそうだけれども!
    くっすん……ドラマ化してたのも全然知らなかった私の、読みが甘かっただけか……でもある程度、きりのいいところで終わってほしかったなあ。面白いだけに。それで星ひとつ減。

  • 図書館で。面白かったです。
    旦那が頭でっかちの探偵さんで奥さんが用心棒っぽい感じが良い。そして君の名は、のようなすれ違い発生。シリーズとは知っていたけれども果たしていつ出会えるのか?次の巻も借りてみよう。

    それにしても奥さんが結構面白いキャラ。時代小説の女性ってどちらかというと奥ゆかしいおとなしめな大和撫子タイプが多いような気がするんですがさすがくの一。そういう女性を演じていた、そんな女が居たら自分が結婚したいってなんか…真理だなあと思いました。

  • 我喜欢泷本美织。我想买她的春天。 女人鬻(ひさ(ぐ)yu4)春天在江戸。

  • ふと気楽な心持ちで読める本を読みたくなった。
    「娯楽としての読書」と捉えれば、大変面白くよむことができた。
    テレビで時代劇をみているような感覚になる。
    「娯楽」とは言いながらも、人情や風情が感じられる。
    きっと初巻だけでなく続けて読んでしまうだろう。
    また一つ、今までの読書とは違う読書の楽しみが見つかった。

  • 楽しいシリーズになりそうですね。

  • 初めて読んだが、せめて他のシリーズにしておけばよかった、と後悔。この内容でこの題はないだろう。あまりにありきたりの内容にがっかり。しかもこのスピード感で10冊引っ張るのかと思うと、ちょっと腹立ちさえ覚える。続きは読まないことにします。

  • ドラマのタイトルとしてしか知らなかったのですが、なんとなくおもしろそうだと思って読んでみました。
    江戸時代の藩士とその妻となったくノ一の話で、時代小説といっても堅苦しいところはそれほどなく、どちらかというと謎解きミステリーのようなお話です。
    藩士がまだ29歳なのに隠居したり、武術よりも天体や不思議なできごとに興味を持っているところがおもしろいです。
    早く続きが読みたくなりました。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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