宵闇迫れば 妻は、くノ一 6 (角川文庫 か 53-6)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043931064

作品紹介・あらすじ

織江が実の娘であることを知った松浦静山。だが静山は、織江にそれを知らせぬまま、ひそかに守りつづけることを決意する。一方、織江は江戸の市中に潜み、母の死、そして一生追われ続けるという過酷な運命に打ちのめされ、酒に溺れる日々を送っていた。時には死すら、頭をよぎる-。そんな織江を捕らえるため、新たな刺客が放たれた。「夜に溶ける」と噂される不気味な忍の正体とは?大人気シリーズ、緊迫の第6弾。

感想・レビュー・書評

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  • うーむ、今回は期待に反して低調な気が。。。なかなか進みません。第5話でやっと。なんと雁二郎の正体が。宵闇順平が意外とあっさり、少しもの足りない。でも、織江が無事で良かった。

  • 20171117読破

  • 抜け忍となり追われ続けることになった織江。激しい戦闘の末に母を喪った織江は何をする気にもなれず、母が準備していた潜伏先で酒に溺れた生活を送っていたが…。
    父だと名乗らず影ながら織江を守ろうとする静山。織江に刺客が放たれ、魔の手は静山の近くまで延びてきてハラハラとする展開でした。亡くなった織江の母の墓参りに行こうとした彦馬の存在を刺客に知られてしまい、織江に危機が迫ります。その危機を救ったのが意外な人物でした。雁二郎って何者!?
    益々続きが気になって仕方ないシリーズです。

  • 妻は、くノ一6巻目。話が少しずつ動いてきた。

  • ラストで驚き!!彼ってそうだったのか!第5巻読了から間が空いたのでちょっと物語に入るのに時間を要したが雅江の死は覚えていたので織江の苦悩は胸に迫ってきて、早く逢わせてあげたいなと思った。にゃん太が人間語を話せたらなぁ。

  • 抜忍となった織江に放たれる刺客。死闘。ダメ養子は化けるんじゃなくて、正体を見せるんですね。物語も折り返し点を超えて、終盤に入っていきます。これからは、小ネタの推理モノはこの辺で休業して、激動のメインストリームを中心に描いて欲しいですね。

  • 話の展開が少しづつ速度を増してきてようだ。
    松浦静山は、また背後に色々なことを隠しているようにも感じられる。
    彦馬は今のところ、謎解きで見せる機転の良さと、人としての聡明さが垣間見れるが、今後もっと大きな活躍が出てくるのだろうか。
    それにしても織江の運命が大変気になる。

  • 宵闇迫れば 女くノ一の六巻!

    なんだか、はまる!この面白さ(笑)

  • そろそろ再会する?

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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