国境の南 妻は、くノ一 9 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 242
レビュー : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043931095

作品紹介・あらすじ

度重なる刺客との戦いに、織江は疲れを感じていた。彦馬を好きでなくなれば、一人で逃げ切れるかもしれない。切ない想いに動かされ、織江は自らに心術をかける。「あれは一時の気の迷い。恋なんてすべていつわりなんだ。幻なのさ…」。そんなある日、織江は妻恋坂下で呼び止められる。相手はなんと、幼馴染みのくノ一、お蝶。彼女は果たして刺客なのか?一方彦馬は、静山の指示でついに江戸を離れることに-。激動の第9弾。

感想・レビュー・書評

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  • えーっ! 織江は彦馬のことを忘れたいの? 雁二郎が不治の病? 彦馬が江戸を離れるの? 静山は彦馬に織江が自分の娘であることを話ちゃうんだ。 と何だか怒涛の展開で面喰った巻でした。織江と彦馬は幸せになれるのかなぁ。先が楽しみでもあり、不安でもあります(苦笑)

  • 20171127読破

  • 謎解きだけでなく、物語の本筋が大きく動き出す第9巻。
    彦馬のために、自らこの恋を捨てようとする織江だが…。

  • 江戸では結ばれなかった二人ですが、いよいよ大詰め、二人が結ばれる地はどこにあるのでしょうか?

  • 国境の南 妻はくノ一9

    動き出しました!いろんなことが!

    主人公が江戸を離れ国を開くために長崎へ行くことに。
    長年勤めた寺子屋の子供達への最後の言葉が分かりやすくて心に沁みました。

    「元気だそう」
    嫌なことがあっても元気出して前に進もう!
    何年も辛くてもいつか元気出して頑張ろう!
    元気を出せばなんとかなる!そんな気持ちが込められてます!次は最終巻!たのしみ!!

  • いよいよクライマックスに向って動き出した。
    彦馬と織江の行く末を中心に、静山、雁二郎、更には敵方の動きも含めてどうなってゆくのだろうか。
    今までの軽快な流れから、ゆるやかに少し重い流れに変わってきている。
    何れにしてもクライマックスがどうなるのか楽しみだ。

  • やっぱりお蝶とは良い友達だよね。

  • いよいよ物語も終盤戦ですね!織江の刺客ももう残っていないと思いきや、ついに盟友のお蝶が送り込まれたのか?と思っていると総帥の川村自らが出てきたり、鳥居も権力を利用して織江に迫ったりと織江包囲網が凄いことになってきました。そんな中、彦馬は静山の命令を受けて、ついに海外に渡航することになり、出発しました。最終巻では彦馬と織江が再会できるのか?がきっとポイントですね!それに雁二郎がどう絡んでくるのかが楽しみです。

  • 【収録作品】こころの術/なんでも食う女/空飛ぶ男/貴い彫り物/屋根の上のかかし/満月は凶

  • 自分自身に心術を施してまで彦馬を忘れよう(=彦馬を川村から護ろう)とする
    織江の健気さにきゅんきゅんしてしまう(爆)。
    その心術が結局効かなかったところに恋愛感情の何たるかを見た。

    お蝶が声を掛けてきたときには、次の刺客はお蝶なのかと戦慄したが
    違っていたのでホッとした(そこはドラマとは違うところ)。
    まさか川村本人が出てくるとは思わなかったけど。
    実は川村とお蝶はお似合いなのではないかと常々思っていたので
    終盤のお蝶の台詞はやっぱりね、という感じだった。
    だからこそふたりで幸せになって欲しかったのだが、残念だ。
    お蝶が最後に川村に言った「あんまり女を舐めんなよ」という捨て台詞には痺れた。

    前巻での熟女マニアっぷりが若干可愛く見えた鳥居耀蔵だが
    今回はもうホントに救いようのないバカに成り果てた。
    権力に媚びて新たな資格を送り込んだ日には開いた口が塞がらなかった。
    バカというより身の程を知らない子供なのかもしれないが。
    飲み屋で嫌われるタイプだと思っていたら、同僚にも嫌われているのには笑った。

    彦馬が江戸に来ていつの間にか2年が経っていたのには驚いた。
    手習いに来ている子供たち、特におゆうの成長振りは眩しいほど。
    そして、惚気られたり夫婦喧嘩の仲裁をさせられたりいろいろあったけど
    なんだかんだで仲の良かった原田朔之助。
    その辺の人たちと彦馬の別れがあまりにもあっさりしていたのが切なかった。
    これで今生の別れになるかもしれないのに。

    とはいっても、この巻でいちばん吃驚したのは
    雙星雁二郎の体の張り方だったかもしれない。
    ホントに死んじゃうんじゃないかと危うく騙されかけた。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『味見方同心』『わるじい秘剣帖』『姫は、三十一』『大名やくざ』『占い同心 鬼堂民斎』などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帳』シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。本作は著者渾身の現代ミステリーシリーズ第1弾!

「2018年 『昭和探偵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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