妖かし斬り   四十郎化け物始末1   (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 130
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043931101

作品紹介・あらすじ

烏につきまとわれているため”からす四十郎”と綽名される浪人・月村四十郎。ある日病気の妻の薬を買うため、用心棒仲間も嫌がる化け物退治を引き受ける。油問屋に巨大な人魂が出るというのだが……。

感想・レビュー・書評

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  • 初風野作品でしたが、すごくおもしろかったです。妖かし退治をしている侍ですが、必死で現代を生きる借金持ちのサラリーマンをみているよう。仮病ぎみの奥さんをはじめ子供たちも個性的というか、ほんとうにおもしろかったです。

  • 本当はお化けが大嫌いな四十郎の苦労話です。心に闇、人がお化け
    四十郎って「眠れない凶四郎」とカラス繋がりあり

  • キャラクター設定と伏線がうまく次を読ませる作者さんの妖怪をネタに人間が人間をだまそうとする江戸時代のお話第一弾。

    ネタと設定は作者さんの定番なので、安心して内容はすぐ忘れそうだけど楽しい読書時間をいただきました。
    この作者さんの本を読むと、人間っていいなぁ、ダメな人間でも仕方ないなぁ…って思えるから不思議です(笑)

  • 仕方なく化け物退治をしているところが面白い。からすも気になる。

  • カネのために化け物退治をするっていう設定がいかにも風野さんらしい設定ですね。奥さんがしっかり者で、なおかつ、のんびりしてはるところが可愛らしいです。これもシリーズもんですか・・・読むのに忙しい。

  • 最後の「霧の手」いがいは、本物の妖かしは出てきません。
    でも、本当にこわいのは 人の心に棲む鬼かもしれませんね。
    からす四十郎… お父さん!がんばって!ッて感じです。
    桃千代さん きれいなんだろうなぁ~~。

  • 「心に闇、人が化け物」 というわけで、きったはったのバイオレンスも、タイトルから連想しがちなオカルトテイストもあまり無く、ミステリーが少々あるものの小味程度。しかしどこかユーモラス。いつの時代も「お父さん」は苦労する。演技派俳優さんと味のあるナレーションで、是非実写で見たいと思いました。これ大好きだなあ。全3巻なのかしら。いそいそと揃えようと思います。

  • 最近、時代劇ものが好きになり、本屋でいくつか買ったのかのひとつ。
    からす四十郎などと渾名を付けられた浪人が、生計の為に嫌々ながら次々と化け物退治をするのだが、いつも上手い具合に完結するのが面白い。四十郎は特に秀でたわけでもないが(剣さばきはなかなかの腕前)、侍としての見栄かどうかは定かではないが必死になって化け物と対峙する姿は読んでいて面白い。また、妻のお静が病床にいながら夫を操るのも笑えます。
    必死で生きてこその人生かしら……。と思うお静に、江戸の粋を感じるのは私だけ?

  • からす四十郎・・・
    借金のため妖怪退治をする事に・・・。
    度胸があるのかないのか、かっこいいのかわるいのか、ちょっとかわったヒーロー?

    解決のところがスッキリしないで進むのが残念。

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著者プロフィール

1951年福島県生まれ。立教大学法学部卒。1992年「黒牛と妖怪」で歴史文学賞を受賞しデビュー。2015年、〈耳袋秘帖〉シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞、『沙羅沙羅越え』で中山義秀文学賞を受賞。主な作品に、「妻は、くノ一」シリーズ、「四十郎化け物始末」シリーズ、「女が、さむらい」シリーズ、「大名やくざ」シリーズ、『卜伝飄々』などがある。

「2021年 『計略の猫 新・大江戸定年組』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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